どんよりとした不安を解消して穏やかな心を手に入れる5つの方法

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会社帰りの夕方、どんよりとした空を見ながら「なんとなく私の心と一緒」と不安な気持ちが溢れ出しそうになりながら毎日をすごしている人もいるかもしれません。

自分ではどうしたらいいのか分からずにただ、いつもその心の重さだけが自分の中に存在している状態。本当はいつも心が穏やかでのんびりしていたくて、仕事だってスムーズに進んで皆で助け合いながら和気あいあいとしていたい。

または、人にばかり気を使わず自分の想いをはっきりと相手に伝えたいと思っている人もいるかもしれません。

漠然とした不安を抱えていたり、明確な不安がある時は自分が過去の思考に執着していたり、こだわりや、固定概念が邪魔しているかもしれません。

起こることを受け入れつつ、自分の心が優しくなる方へ、不安が解けて温かい心が蘇る方法について5つ紹介します。

1.寝る前に良いイメージをする

不安を抱えている人にとって明日を迎える事が苦痛の人もいるかもしれません。「悪いようになったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」「また明日も不安な心のまま一日を迎えなくてはいけないんだわ」など。

そんなイメージが人の心をつくっていきます。イメージをすればするほど心がそのように感じてしまうから似たような出来事を引き寄せられるのです。

特に「また明日もこんな日を過ごさなくてはいけないの」と思っていると本当にその通りの生活を引き寄せてしまう事になりますので注意してください。

いいイメージとは具体的にあなたの不安の種である問題が解決しあなたが穏やかな状態です。どのように解決するかは置いといて、解決したときのほっとするあの感じを先に味わってみましょう。

心には周波数があり、同じような周波数を引き寄せる法則があります。

あなたが出しているそのどんよりとした不安が新たな不安を引き寄せているので今度は安心して穏やかで、なんの心配もない心のイメージをする事によってそのような状況を引き寄せましょう。

漠然とした不安がある人はその心に「どうしてそんなに不安なの?」と聞いてみるといいでしょう。そうする事で直感で浮かんだ答えが心の声として受け止めてみるといいでしょう。

2.不安を紙に書き出す

なんだか心がモヤモヤしている時はあなたに「立ち止まって!」との自然からのサインが届いています。最近そんな不安な日々をすごしているのなら何かやりたくないことをずっと我慢してやってきませんでしたか。

または嫌だと分かっているのに「やらなければならない」といった理由で無理やり自分を納得させてやってはいませんか。

自分を他人と考えたとき、他人に同じような事を強要していたら相手からは信頼もなくなり、嫌われていきます。それは自分自身も同じではないでしょうか。

自分が自分の心を理解してあげない事にはどんよりとした不安サインは消えてくれません。「けれどそのモヤモヤが何か分からない!」と思う人もいると思うので、まず自分との時間をとり、紙に不安を書き出してみましょう。

きっと自分では気付かなかった「私こういうふうに思っていたんだ」って心が見えてくるでしょう。そこで自分なりに「こうなって欲しい」という都合のいい事を隣の紙に書いていきます。

「こうなったらいいな」と心が本当に落ち着いて肩の荷が下りたり、ワクワクしたりするようになるといいでしょう。

毎回心がモヤモヤする時はこうやって自分と向き合う事が心の整理となります。お部屋のお片付けをして、整理整頓するように心の整理整頓も必要なのです。

3.過去を振り返ってみる

人は一日に5万回以上思考をくり返すと言われていますが、過去の思考をいつまでも持っていると同じ様な事を引き寄せて行きます。

今何かに悩んでいたり、不安を抱えている程、過去に起こった悲しい出来事や、自分ではどうする事も出来なかった悩みをいつまでもその心に抱えているのかもしれません。

「いままでそんな事考えた事もなかった」という人は一度振り返ってみるといいでしょう。そうすると現在のモヤモヤした悩みがどこにあるのか見えてくるはずです。

その気持ちには意思があり「無視されたくなかった」「ちゃんと受け止めて欲しかった」などの気持ちがあります。その時の自分と向き合い、受け止める事によって今現在起きている問題も新しい気持ちで向き合う事が出来るでしょう。

4.自分にうんと優しくする

どんよりした不安は心のサインと先ほどお話しましたが、その不安サインの1つに「自分に無理を強いている」というものがあります。

「本当はやりたくないのに我慢してやっている」「本当はこうなりたいと思っているのに出来ないと自分で思ってしまう」など。そしてやりたくないと感じているのに自分の心を「無視」している状態です。

あなたは生まれてきてから酸素を吸い続けて、野菜や魚、お肉を食べながら育っているように森林や自然のものは「育ての親」といっても過言ではありません。

そしてあなたの心が感じるものはすべてあなたが幸せな方向に行けるようにと「自然」の働きによるものなのです。

だから今抱えているモヤモヤや不安な心は小さい頃に言われた「我慢しなさい」だったり「こうなりなさい」「こうありなさい」と言われた固定概念の刷り込みを手放すチャンスと捉えましょう。

自分の心が心地よい方へ、出来るだけ自分にも他人にも優しくなれると思う方へ、その心に道の案内を頼みましょう

もし、誰かがあなたに「それはやらなくてはいけないでしょう」と強く常識を押し付けて来る場合は、その人もまた固定概念に縛られている人だという事を知り、自分はどうしたいのか、その想いを伝えるようにしましょう。

自分に優しく出来て初めて他人に優しく出来るものです。穏やかな心があって初めて外側に穏やかさを見出せるものです。自分の心にうんと優しく接してみましょう。

5.落ち込んでいる人を励ましてみる

中には不安を抱えてはいるけど「自分に優しくする事が出来ない」といった人もいるでしょう。そういった人は落ち込んでいる人や不安を抱えている人に寄り添って話を聞いて励ましてみましょう。

励ましているうちにきっと自分が励まされている事に気づきます。人は悩んだり苦しんだりしますが、それを他の人と気持ちを分かち合い励ます事が出来ます。

不安で自分の殻に閉じこもってしまった人と自分が似ているな、と思うような事があればどんどん相談にのり話を聞いてみましょう。

それは今悩んでいる本当のあなたの姿かもしれません。他人を通して自分の姿を見せてくれるとよく言いますが、きっと他人を励ましたはずがあなた自信が励まされたりして不安が解消され穏やかな心に近づくでしょう。

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