夫を上手に扱って家事・育児に協力してもらうコツ！

家事に育児に大変な毎日。一人で全部こなしているとイライラ・・。家事や育児に協力しない夫とは喧嘩ばかりで夫婦関係も悪くなる一方。もう少し育児と家事に協力してもらいたいのに。そう悩んだら是非実践してもらいたい「夫の扱い方」をご紹介します。

まずは夫の存在意義に対して感謝の意を伝える

男性は単純なもので、自分の存在をありがたいと思ってもらえるとそれだけで「俺はすごい」と嬉しくなります。あなたがいてくれるから、働いてくれるから、私達家族は幸せでいられるのよ、という気持ちを言葉で伝え夫を気持ちよくさせることから始めます。

夫の行動に対して賞賛の態度と言葉を表す

例えば話を聞いてくれたときに、その会話の最後に「聞いてくれてありがとう」と言うのです。普段はそこまで言わないはずなので、夫も「あれ？」と喜ぶはずです。男性は感謝されることにこの上ない喜びを感じるので、これだけでとても気分が良くなります。

夫の気分が良くなり夫婦関係も和んできたら、少しずつ手伝ってもらえるように仕向けます。ここで重要なのが「私よりあなたの方が上手だと思うの」と必ず夫を優位に立たせることです。「自分より上手だと思う」と言われれば気分悪くなることはないはずです。

少しずつ手伝ってくれるようになったら、今度は相手を労います。何かを手伝おうとしたら「最近○○を手伝ってくれてありがとう、でも今日は疲れているみたいだから休んでいて」とここで手伝いから身を引かせるのです。

この「労い」がポイントです。あなたの感謝を態度で示しています。ずっと手伝っていてもらってはまた喧嘩になる可能性もあります。一旦は気分よく休ませるのが手伝いを継続してやってもらえるようになる近道です。

夫の気持ちの変化を待つ

夫に気分よく休んでもらっている間は、夫のやりたいことを自由にやってもらいます。あなたがどんなに家事と育児に忙しくても、彼を自由にするのです。すると、少し手伝うようになってきた夫は、あなたが一人で慌ただしく動いていることに違和感を感じます。

夫から「手伝おうか？」と言わせる

夫に休んでもらうようになる機会が増えれば増えるほど、夫は「手伝ったほうがいいかな・・？」と考えるようになります。でもやっぱり休んで好きなことがしたい、こう考えると自分の好きな事に没頭しますが、ここはグッと我慢して夫を休ませておきます。

家事の手伝いを休んでいると、だんだん居心地が悪くなってくるはずです。手伝いが日常になりつつある男性は「手伝いをしちゃったほうが気兼ねなく好きなことできるかな？」と考えるようになるのです。こうなればあなたの作戦が50％は成功したことになります。

男性は自分の言動に対し、断られるのをとても嫌います。ですから手伝うと言われて断るのは１回だけ。この断りはカムフラージュです。2回目に手伝うと言われて承諾する時に1回目の断りがあると「俺からやると言ってあげた」と夫を優位に立たせる効果が上がるのです。

自分から進んで家事をするように仕向ける

「手伝う？」と言うようになり、手伝わないと落ち着かなくなった夫は、しばらくすると自分から家事をするようになります。しかしこの段階に持っていくのがとても大変。自分から家事をするようにさりげなく仕向けて行けるかどうかがこの先の重要ポイントです。

では、具体的にどのように仕向けていけばいいのでしょうか？その方法は意外に簡単です。

例えばお風呂掃除を少し手抜きします。するとこれまでお風呂掃除を手伝っていた夫がお風呂の汚れやカビに気がつき、気分が悪くなって自分で掃除するようになります。他の家事も同じです。酷く汚い状態ではなく、少し手が行き届いていない状態にするのです。

育児も同じです。子供には申し訳ありませんが子供にも手が回らない所を夫に見てもらいます。食事のあとに口を拭いたけどまだしっかり拭けていなくてご飯が付いたままになっている。この様に子供にあまり影響がないレベルで手が回っていない状況を作ります。

家事に手が回っていない状態を目にした男性は「俺がやったほうが綺麗だ」と心の中で自画自賛します。そうなると家事を負担に思わずに進んでやってくれるようになってきます。ここまでくれば80％作戦成功と言えます。

夫の意思による行動を大絶賛する

家事の状況がわかるようになり、自分でやったほうがいいこともあると理解した夫が夫の意思で家事をしてくれるようになったら、とにかく褒めて褒めて感謝します。ここでどのくらい感謝するかがとても重要です。中途半端ではなく大絶賛してあげます。

感謝の気持ちは言葉と行動でわかりやすく伝える

そして彼にご褒美をします。夕飯を夫が大好きなメニューにする、大好きなハンバーグをいつもより大きく作る、晩酌を発泡酒ではなくビールにする、ちょっとしたご褒美で男性は喜びます。男性は行動に対する対価があると「やってよかった」と実感するのです。

男性は単純に出来ています。わかりにくい感謝の表し方では伝わらないこともあります。ですので、大げさなくらいわかりやすく言葉と行動で感謝することが大切です。夫を持ち上げ、常に優位に立たせたままにしておくことも大切です。

これであなたの作戦は99％成功ですね。残りの１％はこの先も継続してこの関係を保てるか、です。いつまでも仲の良い家族・夫婦でいるためにもお互いが大変な時に助け合える関係を築くことはとても大切です。「夫は大黒柱」を忘れずに上手に促してみてください。