「彼と別れる決意ができない」“別れ”を決意させるためには?!

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「今お付き合いしている彼と別れたい…でも別れる決断が出来ない」と悩んでいる方、その悩みになかなか決着が付けられないままズルズルと引きずってしまっていませんか?

今の現状は“別れたい理由”もあるけれど、“別れられない理由”も存在するはずです。だからこそ、揺れ動く気持ちに決断が出来ないのです。こんな時には、“別れたい理由”と“別れられない理由”をトコトン追求することが必要です。

まずは自分の気持ちと向き合おう!

まずは、自分自身の気持ちと向き合い、どうすればいいのか?どうしたいのか?何が引っかかっているのか?などの悩みを、それぞれの問題をクリアにさせる事から始めてみましょう。

「自分の気持ちが曖昧だから向き合う事も出来ない」と思うかもしれませんが、その曖昧さを認めてはいけません。曖昧な理由を追求し、分析することが必要です。自分に甘い判断ではなく、ある程度自分に厳しく判断してみましょう。

別れたい気持ちは本気かどうか…本心を探る!

今貴方が抱いている「別れたい」という感情は、どの程度本気なのでしょうか。彼との関係にマンネリしてきたからなのか、愛ではなく情に流されての付き合いになっているからなのか…。理由によって本気度は変わってきます。

「別れたい」とは本心で思っていないけれど、今の彼ではない別の男性との交際もしてみたい!という新しいトキメキ&新鮮さを欲しているのか、それとも彼へ愛情もなく本心で別れたいと思っているのか…この分析がとても大切です。

別れたいという気持ちが心の根底から沸き上がってくる感情であれば、別れる決断はそう難しくありません。しかし別れたいという気持ちが曖昧であったり本気でない場合には決断がなかなか出来ない傾向にあります。

なぜ別れたいのか?の原因を追求しよう

自分の気持ちにトコトン向き合って、「別れたい」意思がどれほどあるのか自覚できた方は、別れたいと感じてしまう気持ちの“原因”を探ってみましょう。

一体何が原因なのか?その原因さえ解消すれば、また今まで通り、彼との交際が継続できるのか?など、様々な角度から“原因”について迫ってみましょう。

別れたい原因は人によって様々です。しかしその原因が一過性のものであれば、別れることによって失うものは大きいと感じるかもしれません。逆に原因となるものが彼の人格・互いの価値観など、人間性そのものであれば改善させていく事も難しいでしょう。

今、抱いている“別れたい!”の気持ちの対象が何なのか?を明確にしなければなりません。中には、彼自身が原因ではなく、彼の家族・彼を取り巻く環境…というケースもあります。

どうして別れられないのか?の原因も追求しよう

“別れたい”原因が何なのか?を追求していった結果、貴方が抱く“別れたい要因”が分かったと思います。そこだけ追求し続けると「やっぱり別れるべきだ!」と心底思うかもしれません。

では、今度は“なぜ別れられないのか?”の原因も見ていきましょう。別れを決断出来ないくらいに、貴方の心に引っかかってしまう原因とは一体何なのでしょうか?

ここで大切になってくる事とは、決断できない理由が“彼自身”に関することなのか、それとも“彼自身ではない部分”なのか…が重要です。

別れられない原因が、彼自身のことでなく、彼を取り巻く周りの環境・彼の財力・彼の職種等であれば、それは“彼と別れられない”のではなく“彼に附属するものと別れられない”と言えます。

自分を見つめることで見えてくるもの…

自分の気持ちをトコトン追求することで、自分自身が認めたくないと感じている様々な理由や捉え方をも認めることが出来、自分の気持ちの確信に迫ることが可能になります。

考えても答えが出ない!悩んでも分からない!と投げやりになってしまいたくもなりますが、そもそも“別れたい”という気持ちが1mmでも生まれているのであれば、その時点で何かしらの“別れたい理由や不満”があるのです。

じっくり考えることは大切です。急いで後々後悔をしてしまうような事がないようにゆっくり時間をかけて検討していけば良いですが、行動を移さなければ結果は生まれません。考えるよりも試してみたり行動してみる勇気も重要です。

別れる決意は考え方次第…

自分自身をしっかり見つめ直すことが出来、それでも心の中に「別れたい」という気持ちが存在するのであれば、別れの決断をしても良いのかもしれません。

「でもどうやったら別れる決意が出来るの?」と思う方もいるでしょう。揺れ動く気持ちはまだ不安定で、別れを決意するまでにはあと一押し必要!という段階かもしれません。

そんな時には“考え方次第”で別れる決意が出来ることを知っておきましょう。物事、どんな事でも捉え方次第で納得出来たり心が落ち着いたり、決心がついたりすることがあります。ここでは別れるための決意方法・捉え方・考え方をお伝えします。

別れることで新しい世界が始まる

彼との別れをイメージすると、彼との関係が終わり、一人ぼっちになってしまう孤独感・頼れる存在がいなくなってしまう絶望感・大好きだった彼との縁が切れてしまうという不安感が想像できます。

これらの様々な感情を考えれば、「やっぱり別れたくないな…」と思いとどまり“曖昧”な気持ちのままいつまでもズルズルと引きずってしまうタイプになってしまう可能性もあります。

“別れ”=終わり・孤独…だと捉えるからこそ不安になり、その世界へ飛び込めなくなってしまいます。“別れ”=新しいスタートという捉え方をすることが大切です。

人は別れがあるからこそ、新しい出会いが有るものです。別れを経験するからこそ、今まで感じられなかった新しい気持ちを発見することが出来ます。別れる事への怖さではなく、その先の未来までイメージしてみましょう。

“キープ”にしていませんか?

別れられない原因に、意外にも多い“キープ”の存在。「キープではないよ!」と認めたくない気持ちも分かりますが、愛情もなく今すぐにでも別れても良い存在の彼を、“とりあえずこのまま”の状態にしている事はキープだと言えます。

「次に良い人が現れるまでこのままでいよう!」と思っているのかもしれませんが、“彼氏もちの女性”はフリーの女性に比べて、出会いこそ少ないかもしれません。キープにしてるつもりが、自分自身へも“制限”をかけてしまっている事も…。

誰にも後ろめたくない、自分の思いのまま良い恋愛をしていくには、“とりあえず”の交際には見切りをつけ、新しい世界で再スタートを切りましょう。その方が出会いにも、デートにも、周りのサポートにも堂々とした態度で恋愛を楽しむ事ができます。

「次に良い人が現れるかどうか分からない」という不安

別れを決意できない理由の中には、「今の彼と別れたら、この人以上の素敵な人と出会えるか分からない」という不安感を感じる方もいます。

今の彼に対しても非常に魅力を感じ、良い彼ではあったものの、別れたい理由には妥協が出来ず、結果「別れよう」という気持ちになった貴方。次に出会う相手の事を考える前に、まずは今の彼との関係に決着をつけるべきです。

“良い人と出会うかどうか分からない”、これは皆抱いている気持ちです。でも、その気持ちにしがみついたままでは、いつまでたっても成長出来ません。

今の彼で満足が出来ないからこそ別れを決断しようとしているのです。先々の彼の事よりも、今の彼と向き合ってください。今の彼との別れを通して、男性を見る目・大切な感情を学ぶことが出来ます。

失うものも大きいが、得るものも大きい

彼と別れる事で、失うものも大きいかと思います。彼の存在だけでなく、今まで積み上げてきた思い出や、ぬくもり・安心感や居心地の良かった居場所など、失った後では“取り戻せない”かもしれません。

そう考えてしまうと、「後々後悔したくないからやっぱり別れられない!」と判断が鈍ってしまうでしょう。しかし、考えるべき部分は“取り戻す”や“後悔”ではなく、別れた後に得られる“新しい世界”や“新しい経験”です。

失うものも大きいですが、必ず、ぽっかり空いた穴を埋めてくれる大きなものを得ることが出来ます。時間はかかるかもしれませんが、時間とともに心も生理が出来、傷も癒え、前を向けるようになります。

失うことへの不安や恐怖の感情が、別れを決意出来ないのであれば、その気持ちには見切りを付け、新しい世界へ飛び込んでみる覚悟が必要です。“この人をどうしても失えない!”という感情なのであれば、今一度考え直してみましょう。

別れるために必要なこととは?

今までの話の内容から、「よし!別れよう!もう決めた!」と別れへの決断が出来た場合、その覚悟を揺るがさないためには、どのような意識を持っておく必要があるのでしょうか。

“伝える”と決めたのであれば、もうそれ以上、心の追求はせず、あとは伝え方について考えたり、別れるために必要な考え方・捉え方をイメージしましょう。

曖昧な伝え方はしないこと

彼へ別れを告げる時、曖昧な伝え方をしてはいけません。彼に期待をもたせるような言い方や、「距離を置こう」など、決定的な別れではなく、一旦距離を置く…のような曖昧な表現で伝えてしまうと、彼も混乱してしまいます。

別れを伝えるのであれば、キッパリ・きっちりと伝えましょう。曖昧なままにしておくと、彼へも失礼ですし、後々大きなトラブルに発展しかねません。

ハッキリ伝えることが彼に対して「酷ではないかな?申し訳ないな…」と感じる方もいます。だからこそ、オブラートに包んで優しく伝えようとするのかもしれませんが、その曖昧さは余計に彼を傷つけてしまう可能性も!

“思い出は美化される”事への覚悟

別れた後、ふと彼との恋愛を振り返ってみると、楽しい思いでばかりが蘇ります。そう、思い出とは“美化”されてしまうものです。

ここで大切なことは、美化された思い出に振り回され、戸惑ってしまい、“寄りを戻す”決断をしてしまうこと。これでは付き合って・別れて・付き合って…の繰り返しになってしまいます。

別れた後に寄りを戻すという事は、思い出に振り回されるのではなく、“彼が大好き”だと、“彼の事が必要”だと、気づいた時です。その時に彼が同じ気持ちを持ってくれるかどうかは分かりません。

思い出は美化されるものだという覚悟をしておけば、別れた後でも、彼の存在を思い出した時に、その思い出に振り回されることは無いでしょう。思い出は思い出、大切な事は“思い出”を見つめるのではなく“彼自身”を見つめる事です。

彼との関係性を白黒ハッキリつける事

別れた後でも連絡を取り合い続ける…という方は多いかと思います。キッパリ縁が切れてしまえば、お互い時間の経過とともに傷も癒えていきますし、新たな心でスタートをきる事が出来るかもしれません。

しかし、連絡手段が有る・まだ繋がっている!という状態であれば、別れた後も関係性が曖昧になってしまう事があります。繋がっているからこそ、気持ちに踏ん切りがつかないという方も少なくありません。

友達以上・恋人未満の関係だ!と割り切れるのであれば良いかもしれませんが、連絡をとっていれば彼にまた曖昧な態度を取ってしまうかも…と思う方は、別れた後の付き合い方にも注意をしてください。

どんな決断をしても、どんな形になろうとも、“ハッキリさせる”という決断が必要です。自分のためにも・彼のためにも、別れた後の関係性を曖昧なままにしておかず、白黒ハッキリとさせておきましょう。

いかがでしたでしょうか。彼へ別れを告げる決意が出来ない…そう悩んでいた気持ちは、何となく方向性が定まってきたでしょうか?

色んな事を考えて、悩み抜いた結果、「やっぱり別れられない」という気持ちが強い方は、それが“答え”なのかもしれません。今は別れを告げるタイミングではないのでしょう。

しかし別れを告げられない理由が彼自身の事ではなく、自分の安心感や居場所のためだとするならば、それは別れを決意し、新しいステージへ飛び込んでみても良いかもしれません。まずは自分の気持ちとしっかり向き合ってください。

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