友達の披露宴に招待されたら出なければいけないの?

友達の披露宴に招待されたのイメージ画像

友達の結婚披露宴の招待状を受け取ったら、絶対出なければいけないのでしょうか。招待状を受け取った人達は皆、喜んで出席しようと思っているのでしょうか。「招待された披露宴に出席することって大事なことなの?」招待状を受け取った時にそんな疑問を抱いたことはありませんか?友達の結婚披露宴に招かれて出席しなかったらどうなるのでしょうか。招待状を受け取って出るべきか、それとも別に出なくてもいいのか、その判断をどうやって下せばいいのでしょうか。

招待状を受け取って悩むケース

女友達の晴れの舞台とも言える結婚披露宴、そのおめでたい席に招待されるということは、友人として晴れがましいことだと言えます。披露宴を挙げる女友達に、仲の良い友人だと認められたのですから。でも、だからといってすぐに出席の返事を出すわけにもいきません。

せっかくのおめでたい席への招待ですが、出席の返事を出そうか欠席の返事を出そうか、悩む場合があります。では、どういった場合に披露宴への出席を迷うのでしょうか。大きく分ければ3通りのケースが考えられます。

1.先に別の予定が入っている場合

まず、その日に先に別の予定が入っていた場合ですが、その場合にはどちらの予定を優先しなければいけないか判断に迷うことがあります。仮に先に他の予定が入っていたとしても、余程の事情が無い限りは友達の披露宴の方を優先した方がいいでしょう。

披露宴を欠席することになった場合、断られた新婦の立場とすれば、「一体どんな事情があって自分の披露宴を欠席するのだろうか」と、全く良い気持ちはしません。新婦にとっては一世一代の大切な晴れ舞台となる結婚披露宴。

その招待を断るというのは、余程のっぴきならない理由があってのことと新婦は考えます。もしその招待を断った場合、後でその理由を新婦に問い糺されたとしても、きちんと納得のいく説明をする必要が出てきます。出席するのが面倒くさかった等という理由は通用しません。

2.披露宴会場が遠い場合

披露宴会場が遠いという場合には、披露宴への出席の判断に迷うことが多々あります。飛行機や新幹線を使っての遠方への移動となれば、ホテル等の宿泊施設に一泊しなければ日程的に無理な場合もあります。新婦への祝儀の他に交通費や宿泊費等がかかります。

一回の披露宴に出席するためにかかる費用はばかになりません。また、披露宴当日に着る衣装を持っての移動となるので、荷物も嵩張ります。そんなことを考えると出席に二の足を踏みたくなるのも無理はありません。

3.新婦とそれ程親しいとは思っていない場合

披露宴の招待状が届いたものの、受け取った友人の方がその招待について意外に思うケースがあります。それは新婦とはそれ程親しくしていた自覚がない友人の場合に起こります。新婦の方は限られた数の披露宴の招待席を埋めてくれる大切な友達だと思ったのでしょう。

ですが、受け取った友人の方は新婦のことをそれ程仲の良い大切な友人だとは思っていなかったということです。そんな場合には、「自分が出なければいけない義理があるのだろうか?」と判断に迷うのです。

せっかく新婦が大切な友人だと判断して晴れの席に招待してくれたのですから、できれば出席した方が新婦のためにも良いことだと言えるでしょう。でも、他に仲の良い友達が何人もいる場合には、むやみに披露宴に出席ばかりしていては祝儀代も嵩みます。

こういう場合には無理に義理を優先しなくてもいいのではないかと思われます。招待を断る場合には、礼を尽くした理由を添えて、新婦の心情を損ねないように丁寧な対応を心掛けるようにしましょう。

安易に、「私とあなたはそんなに仲が良かったわけじゃないから、別に私が披露宴に出る義理は無いよね」、「他に私よりもっと仲の良い友達を呼べばいいのに」等と発言することは、ゆめゆめ控えるようにしたいものです。

新婦の立場を考えて最終的に出欠の判断を

招待された側の友人が思うよりずっと、招待した側の新婦は披露宴の席に誰を招くかという問題に頭を痛めています。招待を断ってきた友人が一人でもいれば、「私の一世一代の大切なセレモニーをいい加減な気持ちで考えているんじゃないでしょうね」と思うものです。

それは新婦の心情をいたく傷つけます。頭を痛めて選んだ友達には、それに応えて披露宴に出席してもらいたいと思うのです。それに、予定していた友人に出席を断られた場合にはその席を埋める他の友人に連絡を取らなければいけなくなります。

余計な手間がかかる上に、招待した友人達の関係にも気を配らなければいけなくなります。
断ってきた友人の代わりに新たに招待することに決めた友人が他の招待客の間に挟まれて浮いてしまわないように、席の配置をやり直す必要が出てきます。

招待される側にはわからない細かい苦労が新婦側にはあるのです。そういった事情も踏まえて最終的に出欠の返事を決めるようにしたいですね。既に自分が式を挙げていて、その際に出席してもらっていた友人からの招待であれば、出席するのが友達としてのマナーです。

頼まれた係りは引き受けましょう

受付やスピーチを頼まれたら積極的に引き受けるようにしましょう。そういった役を頼まれるということは、招待された友人達の中でも特に信頼されている証です。積極的に引き受けることで新婦である友人からの信頼も厚くなります。

華やかな雰囲気で新婦を盛り上げましょう

新婦の友人というのは、披露宴で新婦を華やかに盛り上げる役割も担っているのです。新婦よりも目立つ派手な衣装で出席するのは良くありませんが、かといってあまりにも地味な服装で臨むのは、その場の雰囲気を損ねる事にもつながります。

女性らしい華やかさを演出するつもりで、明るい雰囲気の出で立ちで披露宴に臨むようにしたいですね。新婦の友人の華やかさが披露宴の雰囲気を左右すると言っても過言ではないでしょう。

今後の友人関係を決定づける披露宴

披露宴に招待されて出席したかしなかったかで、招待してくれた新婦との今後の友人関係が決定づけられるとも言えるのです。それぐらい披露宴の招待の意味は大きいと言えます。喜んで披露宴に出席してくれた友人を新婦はずっと大切に思ってくれることでしょう。

そう考えると自分の都合や、ただ面倒くさいからという理由で安易に披露宴の招待を断ることは憚られると思いませんか?招待する側の意向を十分踏まえた上で、今後の友人としての付き合いに支障を及ばさないような判断をしたいものですね。

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