“里帰りをしない出産”に向けて、妊娠中にしておきたいこと

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出産と言えば、臨月から産後1ヶ月頃までを実家で過ごす里帰り出産が多い中、さまざまな理由で里帰りをせずに出産する方もいます。里帰りをすれば、陣痛が来た時は実家の家族に付き添ってもらったり、産後身の回りのことをしてもらえるというメリットがあります。

しかし、里帰りをしない場合それらを夫婦で乗り切らなければならない分不安も大きいことでしょう。そこで今回は里帰りをしない出産・産後に向けて妊娠中にどんなことをしておけばいいのかをお伝えします。

1.旦那さんと“共通の意識”を持っておこう

まず、里帰りをしない出産であれば旦那さんの存在はとても大きく、協力は必須になってきます。特にあなたが初産の場合、旦那さんは出産や産後についてイメージが湧きにくいはずです。そのため突然陣痛が来たときや赤ちゃんのお世話をしてもらいたい時に戸惑ってしまう人が多いのです。

男性は“出産は痛くて大変そう”という意識はあっても、産後の身体や育児に対しては意識が薄い場合も少なくありません。その場合は、一緒に出産や育児に関する本や体験談を見聞きして理解してもらいましょう。そして出産・産後・今後の育児を“夫婦二人で乗り越える”という共通の意識を持つことが大切です。

しかし、出産・産後のことを話し合えば「そんなことが自分に出来るのかな」と旦那さんがプレッシャーを感じる可能性もあります。ですから「沐浴はあなたがさせてね」「休みの日はおむつ替えもよろしくね」などとお願いするだけでなく「一緒に色々やって少しずつ覚えていこうね」という姿勢で話し合いましょう。

2.破水や陣痛に備えておこう

里帰りをしていれば破水や陣痛が起こった時、誰かが車で病院に送ってくれたり一緒にタクシーに乗って付き添ってくれたりします。しかし、里帰りをしていない場合「初めてなのに1人で居る時に陣痛が起こるかも…」「上の子と自分だけの時に破水したら…」と不安になりますよね。

初産の場合

臨月になればなるべく旦那さんと連絡が取れる状態にしておきましょう。仕事の都合もあるのですぐに駆けつけてもらえない場合もありますが、すぐに連絡がとれると安心できます。そして検診時に、どのタイミングで病院に連絡をすればいいか・破水や出血をした時はどうすればいいかなど不安なことは何でも聞いておくと安心です。

また、すぐにタクシーを呼べるように電話番号を登録しておきましょう。地域によって陣痛タクシーというサービスがあるので、事前に調べておき利用できるなら登録することをお勧めします。陣痛タクシーがない場合は近くのタクシー会社に、陣痛時に利用できるかなどを確認しておくと心配がありません。

上の子がいる場合

まず、出産時に上の子をどうするかを決めておきましょう。旦那さんが預かる・一時保育を利用する・上の子も出産に立ち会う等さまざまな方法があります。どの方法も旦那さんの協力が必須になってくるので、旦那さんの仕事中に陣痛が来た場合どこまで協力が得られるかを確認しておきましょう。

そして、旦那さんが駆け付けられない場合や陣痛中に上の子を連れて病院に向かうのが大変な場合は、計画分娩にするという方法もあります。計画分娩であれば出産の日程が立てられるので、旦那さんの仕事の調節も上の子の預け先の確保もしやすくなります。上の子がいる方は、ぜひ産院に相談してみてください。

3.産後の家事ついて考えておこう

産後1ヶ月は無理をせず安静にしておくのが望ましい期間で、赤ちゃんも1ヶ月検診を受けるまでは基本的には外出することができません。しかし、旦那さんが仕事に行っている間は家事をしてくれる人が居ないため、なるべく身体に負担がかからないように工夫しながら必要最低限のことするのが理想です。

なるべく旦那さんに協力してもらう

まず、産後しばらくは今までのように家事が出来ないことを、今から旦那さんに理解してもらっておきましょう。旦那さんも仕事をしながらなので大変ですが、休みの日の買い物や家事、毎日の夕食後の片付けなど出来る範囲で協力してもらい、なるべく身体を休ませる時間を確保してください。

ネットスーパーや食材の宅配を利用する

ネットスーパーや食材の宅配を利用すれば外に出ることなく食材が手に入ります。利用したい方は産後焦ることがないように、妊娠中から調べて登録をしておきましょう。また、特に退院してすぐのころは調理自体をしなくていいように、お弁当を宅配してもらうサービスを利用するのもお勧めです。

調理に時間をかけないようにする

調理に時間をかけてしまうとあなたの体に負担がかかります。ですから食材を購入する際は、カットされてある食材や、焼くだけで良い魚の切り身などを選ぶのがポイントです。また、臨月に入ったら産後のために缶詰・冷凍食品・レトルト食品等、そのまま食べられるものを買いだめしておくと安心できます。

掃除や洗濯は回数を減らす

掃除は赤ちゃんや子どもたちのいる部屋だけにして、他の部屋は休みの日に旦那さんに頼むようにすればあなたがたくさん動かなくても済みます。多少部屋が散らかっていても、不潔でなければあまり気にしないようにしましょう。

そして、マット等毎日洗わなくていいもの洗濯は旦那さんの余裕のある日に頼んで、普段の洗濯物の量を減らすと楽になります。また赤ちゃんはすぐに服やシーツを汚してしまうことが多いですが、ベビー服・タオル・シーツなどを今から多めに買っておけば一日何度も洗濯をしなくて済みます。

4.産後の「もしも」に備えておこう

産後は気持ちも不安定になりやすく、さらに初産の場合は分からないことだらけです。「自分と赤ちゃんだけ(子どもたちだけ)の時に赤ちゃんが熱を出したら?」「自分が体調を崩したら?」「預かってほしくなった時は?」など気になることはたくさんありますよね。

ですから、今のうちに病院や夜間診療・一時保育などの情報を調べておきましょう。そして、子育経験のある身内や親しい友人・保健師さん・助産師さんなど、育児相談ができる相手を見つけておくと安心です。

おわりに

里帰りをしない場合、実家でサポートをしてもらうよりも確かに大変なこと・不安になることは多いかもしれません。でも今のうちに出産・産後のことを考えて夫婦で準備をしておくことで、産後の不安や負担が少なくなります。

また、里帰りをしないからといって「育児も家事もきちんとこなさなければ」「1人で頑張らなければ」と思わず「旦那さんと協力し合って、上手に手を抜きながら育児を楽しむ」といった気持で出産に向けて過ごしてください。

こうして旦那さんとともに大変な妊娠期間・出産・産後を協力して乗り越えることで、旦那さんの育児への関心も高まり、夫婦として・家族としての絆がさらに深まることでしょう。

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