大丈夫なのか?主婦が夜勤でパートをするということ

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日中は家事で時間が取れない、昼間よりも給料がいい、といった様々な理由で主婦の方でも夜勤にパートとして働いている方がいることでしょう。しかしやはり夜に働くとなると、様々な危険もあります。

これからパートとして働こうと考えている主婦の方も、夜勤として夜に働いて大丈夫なのかと不安に思っている方もいるかもしれません。では実際に主婦の方が夜パートとして働くことのいい点と悪い点は何なのでしょうか。

主婦が夜勤に働く利点

利点がなければ主婦の方が夜勤で働くという選択を取ることはまずしません。ではどのような利点があるでしょうか。

昼間より給料がいい

一般的な利点ではありますが、やはりバイトやパートでは深夜に働く方が給料が高くなります。実際に昼間と見比べてみると大分違うということも多いのです。何より時給が上がるとのことなので、時間単位で計算すると大きく違ってきます。

今よりも生活を楽にしたい、もしくは深夜ぐらいの給料でないと生活していくのが難しいという方もいるでしょう。

小さい子供がいても働ける

こちらを理由に夜勤を選んでいる主婦の方もいるでしょう。実際に夜は子供の睡眠時間、なので夜は基本的に子供を構わなくてもいいわけです。昼間だと育児に専念しなければならない主婦の方でも、こちらだとそれを気にせずに仕事ができるというわけです。

昼間時間が取れなくても働ける

こちらは昼間は家事全般が忙しくて、それで働くのが厳しいという主婦の方にとって利点となる理由でしょう。実際に夜に何か家事をするという主婦の方はほとんどいないでしょう。なのでそれを仕事の時間に回すことができるということです。

夜限定のところで働ける

これは利点というには微妙かもしれませんが、仕事によっては働くのが夜に限定されているというところもあります。なので夜勤を選ぶのならそうしたところを選択肢として選ぶことができます。

主婦が夜勤に働く欠点

まず言わせてもらいますが、正直利点より欠点の方が多いです。それは「夜」という性質上、様々な危険が溢れているからです。

疲れやすい

そもそも人間の体というのは本来は夜に寝ることが前提のものであるので、なのでそれを無理に起こして夜に働くものだから、その疲れは昼間よりも大きくなるでしょう。特に主婦となると昼間は家事をしている関係で一般の夜勤の方より疲労が出やすくなります。

もちろんその仕事がどういう仕事かによっても疲労の度合いは変わりますが、正直な話ただ立っているだけの仕事だけでも相当疲れることになります。

生活のリズムが崩れる

夜働くということは、昼間のどこかは睡眠に時間を当てなければいけないということになります。主婦の方によっては睡眠時間を十分に取れないという方もいるでしょう。そのお陰で生活リズムが崩れて、体調を崩してしまうということはよくある話です。

特に主婦の方は日頃の家事で身体的な面だけでなく精神的な疲労もあるので、それで益々心自体をやられてしまうということもあるでしょう。

夜に外出する危険性

小さい子供が夜外に出てはいけないのは何故でしょうか?それは夜になると人の通りが少なくなり、そのお陰で見知らぬ不審人物が出没するようになり危険だからです。そしてこの危険は夜勤の主婦の方にもそのままそっくり当てはまります。

職場が近ければまだ問題はないかもしれませんが、遠いとそれだけ不審人物の被害に遭う危険性が高くなります。周囲の目がない故に何が起こっても疑われる心配が低いということもあり、そのお陰で命の危険にまで陥る場合もあります。

これに関しては車の通りが多く、人通りがあまりない静かなところを歩かないように対策を取ったり、もしくは何か護身用に持っておくといった選択をするのもいいでしょう。しかしどれも完全な対策ができるとは言い切れません。不審者も様々なタイプの人間がいますから。

事故に遭う危険性

車を運転するのなら昼間か夜中、どちらが運転しやすいですか?という問いを出したら大多数の人が昼間と答えるでしょう。夜は視界が制限されて見え難くなることが多くなるからです。

そしてこれは主婦の方の通勤にも影響があります。もし職場まで車で通勤している場合には、もちろんその夜特有の見づらさもあって、事故に遭う危険性が高くなります。そしてもし車でなくとも、車の通り道を歩くのなら、自分がその車の被害に遭う危険性も高くなるのです。

実際に禁止されて厳しくなっているのに、未だに飲酒運転をする輩というのは存在するものです。特に飲酒をするとなれば夜であるとが圧倒的なため、その分飲酒運転による車の被害にも遭いやすくなるということです。

しかし車通勤している方にとっては、それで他の人を事故に巻き込んでしまうのが何よりも恐ろしいことでしょう。知らなかった、見えなかったでは済まされないのですから。

子供は本当に大丈夫?

小さい子供がいるのが理由で夜勤に出かける方もいますが、だからといって子供が夜大人しくしているとは限りません。もし赤ちゃんなら夜泣きをするかもしれませんし、小さい子供だと1人でトイレに行くのは嫌でねだってくるということもあります。

しかし、何より危険なのは自分が留守の間に、不審人物が侵入してくるということです。特にマンションやアパート住まいの場合には、自分が夜勤をしているということを確認して、それでチャンスと思って夜侵入するというケースもありえるのです。

夫や他の家族がいればまだ安心なのですが、もし自分以外は子供だけといったらかなり危険です。相手にもよりますが、場合によっては悲劇に見舞われてしまうということは決してなくはありません。

そのために不審人物が侵入してこないように防犯はしっかりとしておきましょう。しかしそれでも相手の手口も様々であり、防犯をしても侵入してくるということがあります。なので完全な防犯をするのは難しいのです

仕事上での危険性

コンビニ等の接客業では深夜はそこまで人が来ないということもあり、人件費の都合で出勤させる人数を絞ることが多いです。実際にわざわざ深夜にそうした店に来ようとする人はほとんどいないでしょう。

しかしそれを理解しているからこそ、深夜というのは強盗のような犯罪者にとっても絶好のチャンスでもあります。実際に深夜のコンビニに強盗が入った、という話を聞いたことがある方もいることでしょう。

場合によっては従業員が自分1人だけということもあるので、その状態でそうした犯罪者が襲ってきたらそれこそ対処のしようがほとんどないでしょう。もちろん強盗となれば凶悪な人間も多く、命の危険に晒される可能性も高いです。

これに関しては本当に防ぐ手段がありません。なので夜勤をするとしても、そうした自分1人だけが存在するという仕事をしないようにした方がいいでしょう。

見ての通りに夜勤はどちらかという欠点が多いです。最も欠点がこのように多いからこそ給与自体が高めに設定されているということもあります。欠点の中には対策次第で大丈夫なものもあるので、だからこそ「夜勤はしない方がいい」ということではありません。
それでも夜勤をするのなら、利点を始めとしてこれらの欠点を理解してするようにしましょう。「知っている」と「知らない」では全く違うのですから。

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