簡単にできる白髪予防法はコレ!シャンプー中の頭皮マッサージ

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30代に入り始めた頃からチラホラと目立ち始める白髪。40代になると「一本も生えていない」という人は珍しく、白髪があるだけで、見た目がぐっと老けた印象になってしまうもの。白髪は、身体の機能の老化が原因とされていますが、このほかにも、ストレスや頭皮トラブル、睡眠不足、偏った食事など様々な原因が考えられます。

年齢とともに髪質が変わってしまうことは、誰もが避けられない問題ですが、だからといって白髪を隠す方法ではなく、上手にケアをして白髪を予防したいですね。今回は、白髪の原因となる頭皮のトラブルを改善するための、シャンプー中の頭皮マッサージの仕方をご紹介します。

簡単にできる白髪予防法はコレ!シャンプー中の頭皮マッサージ

頭皮マッサージには、気持ちをリラックスさせるとともに、血行を促進して、毛根部に栄養を行き渡らせる効果があります。白髪、抜け毛、薄毛の予防にもなるので、頭を洗う時は、日頃から意識して頭皮マッサージをしましょう。

 白髪はなぜ生えてくる?意外な白髪のメカニズム

白髪は、「ある日突然、黒髪が変化して白くなったもの」と思っている人はいらっしゃいませんか?白髪のメカニズムは、頭皮の細胞にある色素が関係しています。

実は、髪の毛は、生え始めは白で、成長していくうちに、メラニン色素の働きにより、黒髪として伸びることが発毛のメカニズムとして解明されています。髪が生えてくる際に、何らかの原因でメラニン色素の生成ができなくなってしまったものが、髪を黒くすることができず、白髪のまま表にでてくるのです。

この「何らかの原因」には、加齢やストレスなどのほか、頭皮の血行不良も含まれています。髪を作ってくれる頭皮を活性化し、頭皮の細胞であるメラニン色素が正常に働けるように、髪全体をケアしましょう。

1・まずはブラッシングからスタート!

意外と忘れがちなのが、シャンプー前のブラッシング。シャンプーする前に、ブラッシングをして頭皮に軽い刺激を与えると、頭皮の細胞が活性化されて血行がよくなります。その結果、皮脂やフケなどが浮いてきて、洗浄効果がアップします。また、ブラッシングは、髪のもつれを解いて、洗う時の抜け毛を防ぐ働きもします。

このとき、髪の根元にブラシを入れて強く動かすと、毛根にダメージを与えてしまいますので注意しましょう。無理に引っ張りながらブラッシングをすると、髪にも頭皮にも良くありません。さらに、ブラシを早く動かすと、キューティクルを傷つけたり、もつれやすくなる原因になりますので注意しましょう。ゆっくりと根元から毛先に向けてとかすのがポイントです。

2・「髪を洗う」はNG!「頭を洗う」が正解

白髪や抜け毛、薄毛に悩む女性に多いのが、‘洗いすぎ’。お湯で洗うだけで、頭皮の汚れや皮脂の8割は落とすことができることをご存知でしたか?泡だてながら、ゴシゴシ力を入れて洗うのは禁物です。また、シャンプーの回数は1日1回で十分です。洗いすぎると、頭皮を乾燥させる原因になりますので注意しましょう。

1
シャンプー前に頭をぬらして汚れをおとす
シャンプーを頭につける前に、ぬるま湯で軽く頭を洗いましょう。温度は、38度前後の少しぬるいかな、と感じるぐらいが適温です。これだけで、シャンプーの泡立ちがよくなりますし、頭皮から汚れや余分な皮脂を浮かび上がらせることができます。

2
シャンプーの泡で汚れを包む
シャンプーを直接地肌につけてゴシゴシ洗いをすると、余計な摩擦でかぶれや薄毛の原因になります。シャンプーは、「髪を洗う」のではなく、「頭を洗うもの」です。頭皮の汚れを落とすには、シャンプーをしっかり泡だて、泡で汚れを包み込むようにすることが大切です。

手だけで、もこもこの泡を作るのは大変なので、市販の泡立てネットを使うのもおすすめです。よく泡だったら、手のひらで、頭皮全体に泡をなじませていきます。

3
襟足から上に向かって洗う
指の腹で頭皮を揉み洗いします。襟足から徐々に、後頭部→側頭部→頭頂部→→前頭部→生え際に向かって、頭皮をゆっくり上に動かすように、揉み上げるようにマッサージしましょう。このとき、指の腹に少しだけ力を入れて行うのがポイントです。

かゆいとろがあると、どうしても爪を立てて洗いたくなりますが、爪を立てたり、力を入れすぎると、地肌を傷めてしまいますので注意しましょう。

ほんの1分間マッサージを続けるだけで、頭部の血のめぐりが良くなり、白髪だけではなく、抜け毛予防や育毛にも効果が期待できます。

4
すすぎはしっかりと!毛の流れにさからうことがポイント
頭皮にシャンプー残してしまうと、かぶれたり、頭皮への様々な悪影響を及ぼします。3~5分を目安に、しっかりと洗い流すようにしましょう。シャワーのお湯は、下から上に向けて当て、髪の毛の流れにさからうようにして洗います。

トリートメントをつけて、もう一度洗ったら、最後に、シャワーを頭皮に当てながら、「ためすすぎ」をしましょう。シャワーのお湯を手の平にせき止めてすすぎます。こうすることで、すすぎ残しを防ぐことができます。

トリートメントは、シャンプーとは違い、頭皮ではなく、髪の毛だけにつけるものです!頭皮につけると刺激になりますので気をつけましょう。トリートメントには、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」がありますが、「洗い流さないタイプ」は、汗や皮脂などで成分が頭皮に流れてしまい、毛穴つまりの原因になります。

できれば、「洗い流すタイプ」のトリートメントを使い、しっかりとすすぎを行いましょう。

3・髪の自然乾燥はNG

シャンプー後の濡れた髪や頭皮は、当たり前の事ですが、湿気が非常に多い状態になっています。そのため、髪が濡れたままでいると、雑菌が繁殖して頭皮環境を乱す原因になります。自然乾燥というのは、濡れたままの状態が長く続くことになり、雑菌の繁殖を促進していることにほかなりません。

頭を洗ったら、すぐに、タオルで余分な水分をふきとりましょう。その後、ドライヤーを10~20センチ離し、髪をもちあげて、乾きにくい根元から乾かしていきます。温風と冷風を交互に当てると、キューティクルを傷めたり、髪がヤケド状態になるのを防ぐことができます。さらに、保湿力がアップして、髪がまとまりやすくなります。

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簡単にできるシャンプー中の頭皮マッサージを行うと、頭皮の血行不良が改善され、白髪予防に効果があります。また、すっきり&さっぱりできるので、気分転換にもなりますね。

ただし、シャンプーは洗浄力が強いため、頭皮の汚れが落ちた後も、シャンプーをつけたままにしていると、頭皮を傷めつけてしまいます。傷んだ頭皮は、白髪、抜け毛、薄毛を引き起こす大きな要因になりますので、シャンプーをつけている時間は2分程度に留めましょう。

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