冷えは女性の大敵!簡単に体を温める調味料とは。

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「冷えは女性の大敵」という言葉がある通り、女性にとって冷え症というのは、健康を害するものなのです。特に真剣に妊娠を考えている方にとって、冷え性というのは、この妊娠をしたいという気持ちにそむく結果になってしまいます。というのも、子宮も冷えてしまうので、赤ちゃんがそういった場所を好まないからです。

他にも、冷え性から毎月来る生理痛がひどくなったりと、冷え性を抱えて良いことなど一つもありません。今ご自身が冷え性の方は特に冷え性で困っていると思います。ただ、治せないわけではありませんから、気を落とさずに、冷え性を改善する対策をとっていきましょう。

そこで、冷え性を改善するにあたり注目していただきたいのが、普段から料理に使用する調味料です。調味料にあなたはこだわっていますか。1番安い物を使っていると言うだけで、含まれている成分など気にしていないのではないでしょうか。それではいけません。では一体、どんな調味料を選べば体が温まるのでしょうか。

1.一番使う調味料、塩で体を温めよう!

おそらく、料理をする際に、塩を一番多く使用する方が多いのではないでしょうか。塩そのものもそうですし、醤油にも味噌にも塩気は含まれています。その塩は、皮膚に熱湯があたった際などに、患部に塩をこすりつけることで冷たくなるとされていますから、本来「体を冷ますものなのではないだろうか」と思いませんか。

でも違うのです。基本的に、塩辛いものには体を温める効果があるのです。しかし、この塩ですが、一体皆さんはどういった物を使用しているでしょうか。「どういったも何も、塩なんて適当にスーパーに売っている物を使っている」と答える方が多いでしょう。

しかし、一般的にスーパーで売られている塩というのは、サラサラの粒子が細かいものだと思いますが、それは塩ではありません。塩化ナトリウムです。

「本当」の塩というのは、本来、あのようなサラサラしたものではなく、小さな岩のような塩のつぶです。大きさで言うと、細かい石があるのがわかりますか。学校の校庭にしかれているようなものなのですが、それくらいのサイズで売っています。それが海でとれた本当の塩なのです。

海の塩は「天然」です。作られた塩ではありませんから、体に非常に良いものです。「塩はあまり摂り過ぎると体に良くない」、「塩を摂り過ぎると太る」なんて言われていますが、それは塩化ナトリウムのことを指していて、海の塩はそう言った事はありません。

ですから、料理に普段から使っているような塩化ナトリウムの塩を使うのではなく、海の塩を見つけて買うようにしましょう。大して値段の差はありませんし、塩の味が塩化ナトリウムのものよりも濃いのが分かります。それがまた体を温めそうな感じがしますよ。

体の中に自然の塩を入れてあげることで、体も喜びますし、温まるので、冷え性改善、更には健康にもつながります。

塩で体の外部からも体を温めよう!

お風呂に入った時に、体を洗ってから、腕や首元、そして冷えやすいつま先などをこの塩を使って優しくこすりつけてあげましょう。そうすると、肌もきれいになりますし、体の外側からも体の中を温めることができます。

2.発酵食品で体を温めよう!

発酵食品である調味料と言えば、皆さん何を思い浮かべますか。実はこれが、冷え性の方には欠かせない食品なのです。その中でも、日本人が毎日のように使うもの、それが醤油と味噌ではないでしょうか。必ず家にある調味料ですよね。

短期の海外旅行にまで醤油を持って行く方だっているくらい、日本人にとって特に醤油は大切な調味料です。その醤油と味噌に体を温める効果があると知れば、尚更使いたくなってしまいますよね。

実はこれ、先程出てきた「塩」が関係あるのです。先述した通り、味噌や醤油にも塩が含まれています。体を冷やしてしまう食材に塩を加えるだけで、体を温める食品にかわるのです。醤油と味噌の元々の食材は大豆です。

大豆というのは体を冷やしも温めもしない、言ってしまえばどっちつかずの食材です。そこに塩が加わったんで、この醤油と味噌が体が温まる調味料にかわったのです。

ですから、例えば、冷える朝に食べるご飯は、ご飯に味噌汁、そしてほうれん草のおひたしに醤油をちょっとたらしたものなんかだと体の中が温まりますよね。それ以外にも、醤油や味噌を使った料理は数え切れないほどありますから、意識的に毎日どちらも使うような料理を食べましょう。

体のためにはこんな醤油を選ぼう!

添加物が一切含まれていない無添加のものを選ぶのが良いでしょう。また、有機大豆などを使用していればより体には良いとされます。

ちなみに、発酵食品であるチーズやヨーグルト、パンなども体を温める食材となりますが、これらは食べ過ぎると体に溜まってしまうのと、体重上昇に繋がってしまうので、食べる際は注意しましょう。

3.1番効果的!唐辛子で熱くなれ!

辛いという言葉は英語でホットと言いますよね。唐辛子を食べたら辛いですし、体が熱くなります。まさにホットです。そうです、唐辛子を食べることが体を温めるのに効果的なのです。

辛いのが好きな方には良いですが、辛いのが苦手な人は「ちょっとそれは無理だな…」と思うかもしれませんが、甘い唐辛子があります。それも辛い唐辛子とは同じように体を温める効果がありますから、もし見つけたら食べてみましょう。

ただし、どちらの唐辛子も刺激物に代わりはありませんから、食べ過ぎは禁物です。1日に食べる量を自分で決めましょう。鷹の爪でいえば1,2本くらいが良いでしょう。あまり食べ過ぎると、間違いなく病院のお世話になってしまいます。

確かに体を温める効果はありますが、病院のお世話になっては意味がありませんから、適度な唐辛子の食べ方をしましょう。ちょっと前の女子高生が、「マイ七味」というのを常にかばんに入れているのがはやりました。

七味の瓶をかばんにいれ、外でご飯を食べる時に、とにかく何にでもそれを振りかけるのです。七味は唐辛子以外の材料が入っていて、そこまで辛くないので、ついついかけ過ぎてしまいますが、それも決して体に良い事ではありません。

ですから、唐辛子で体を温めようという方は「適度に」という言葉を頭に入れることと、たまに、唐辛子の代わりに生姜を代用すると 、体に良いでしょう。

何度も言いますが、女性にとって冷えは大敵です。妊娠を考えている人も、そうでない人も、冷え性によって引き起こされることはたくさんありますから、それらを予防するためにも、意識的にこれらの体を温める効果のある調味料を使用していきましょう。

毎日のようにこれらの物をしようしていけば、必ず冷え症は改善していきますから、できれば、できるだけ良い素材が使用された醤油や味噌、そして塩に唐辛子などを使用するようにして下さい。

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