世界一の肥満国の食生活から見る太る食事メニューとは

世界一の肥満国の食生活からのイメージ画像
皆さん、世界一の肥満国家というのがどこの国だかご存知ですか。きっと、多くの方が「そりゃあアメリカでしょ」と答えるかと思います。答えはNOです。実は違うのです。ここ最近まで世界一の肥満国はアメリカだったということは間違いありません。しかも長いことその座を譲りませんでした。

それもそのはず、皆さんがアメリカ料理と言って思い出すのは大きなパサパサの肉を焼いたステーキや、ハンバーガーにポテトなどですよね。今でもそういった食事はアメリカのどこへ行っても食べれるのですが、同時に健康志向の食品もここ最近で多く出回って来ました。その数は日本の比ではなく多いし種類も豊富です。

では、こんな太りそうなアメリカの食事を食べている人達よりも太る国民がいるのかと思いますよね。それがいるのです。その国というのが、アメリカの真下にある国、メキシコなのです。実は2017年にメキシコが肥満大国1位になるとメキシコのニュースでも言われていたのですが、予想よりも早くこの結果が出てしまったのです。

では、このメキシコの食事で見る女性にとって太りやすい食事のメニューとはどんなものがあるのでしょうか。これはまだ体の肉が落としやすい20代前半の方は特に知っていて欲しいものです。

1.お肉大好き! 美容にも健康にも嬉しくない食べ物

まだ20代の女性というのは特に胃も強いですし、食べたいという気持ちが旺盛になります。ですが、「30代になると一気に食欲が落ちる」と、周りのアラサー世代から言われませんか。そして、中年世代になれば食べれる量だって今の半分以下になってしまうかもしれません。

そんな20代の女性は、もちろんという感じでお肉が好きですよね。魚より断然肉、魚なんて食べている気がしないなんて思うのではないでしょうか。そのお肉、これはメキシコ人も大好きです。

セマナサンタといって英語で言うイースターでは、基本的にお肉を食べてはいけないのですが、「鶏肉は肉じゃないから食べていい」という始末です。それ以外の日には牛肉や豚肉を毎日のように食べています。出ない日はないのではないでしょうか。

ビステックといってステーキにしたり、トマト煮込みにしてみたりと、毎日こんな肉料理を食べています。ですが、肉というのは体の中に溜まるものです。つまり消化が非常にしにくいのです。そんなものを消化しきれずに毎日食べ続けたら太るのは当然ですよね。

お肉を食べるのは良いのですが、あまり食べる頻度が多いと、便秘になりますし、胃が休まることがありませんから、疲れやすくなりますので注意して下さい。

お肉を食べる時のポイント

お肉だけでも消化しにくいのに、そこに油などを入れたらより消化しにくく太りやすくなります。ですから、茹で肉をしようしましょう。そして、お肉を食べる前に、生野菜を食べると消化を助けてくれます。

2.主食には気をつけろ! 主食で太らない女性になろう!

日本人の主食はお米です。そのお米とは白米のことを指します。ですが、実は昔の日本人の主食は、白米になる前の状態のお米、玄米でした。その玄米がどのくらいすごいものかご存知ですか。ほとんどの栄養素がその中に入っているのです。もちろん女性に必要な栄養素もです。

しかし、メキシコ人は主食は米ではなく、トルティージャです。ちなみに、スペインでトルティージャというと、スペイン風オムレツを指しますが、メキシコではとうもろこしの粉でできた薄い生地のことを指します。

このトルティージャがネックなのです。実はとうもろこしのものではなく、小麦粉の物もあり、日本でたまにみかけるトルティージャがこれにあたります。このカロリーが何と、1枚でご飯2杯分というとんでもない数値をたたき出します。

トルティージャは出来たてはすごくおいしいですからたくさん食べてしまいます。でも、これを毎日毎食続けていたら物凄いカロリーです。そして、粉物は注意です。

粉物の食品に関しては、多くの物のにグルテンが含まれています。グルテンはたんぱく質ですから摂り過ぎると太ってしまいます。更に粉物は体の中に溜まってしまいますから、太りやすく、便秘になりやすいものです。

ちなみに白米はほとんど栄養素が無い状態です。あるのは糖分です。それを主食にしてもあまり体に良いことはありませんから、玄米を主食にすることをお勧めします。そうすれば必要な栄養素も摂れ、腹もちも良いです。

また、メキシコ人はこのお米もトマトとコンソメを使ってアロス・ロホと呼ばれるご飯を作るのですが、これは、何とトルティージャにタコスとして包む具材、おかずとして扱うのです。これは美味しいですが、恐ろしいカロリーになります。

3.やっぱり野菜は重要! 野菜の食べ方を知ってきれいになろう

メキシコ人は野菜の食べ方を知りません。「は?」と思いますよね。でも、本当です。自分達でも言うのです。「私達は野菜の使い方を知らないし、食べない」とです。彼らの国を征服したスペインから伝わってきたトマトや、他にも香草(シラントロ)や緑のトマトやチリ、玉ねぎは多く使います。

ですが、他の物と言ったら脂質の高いアボカドくらいでしょうか。そのくらいメキシコ人は頻繁に野菜を食べません。これが非常に彼らの肥満を加速させているのです。たしかに彼らは豆をきちんとかたい豆から煮て、体には嬉しい料理も食べるのですが、それと同時に不健康な食べ方をたくさんします。

例えば、揚げ物も多いですし、サワークリームの使用率も高いですし、もう太る物、カロリーオーバーな物だらけなのです。ですから、野菜でそれをカバーしてあげなければいけないのですが、それができていないのです。

このことから、女性は生野菜を多く摂り、酵素を体に取り入れてあげましょう。酵素は体の基礎です。ここから健康も美容も生まれます。そして、先述したように消化も助けるわけです。それを摂らないというのは、食べた物を体にためこむだけになってしまいます。

野菜を食べないということは便秘になります。便秘が続くともちろん太るでしょうし、体に負担もかかります。そして、病気になってしまうのです。メキシコ人の多くはガストリティスというお腹の病気を抱えます。あまり食べ過ぎるとお腹が痛くなったりしてしまうのです。

おそらく上手く消化しきれないのがその原因なのですが、とにかくその病気を持っている方は多くいます。そうなってしまうと、好きな食べ物も制限して食べなくなければいけ無くなってしまいますから、きちんと食べ過ぎくらいの野菜を摂るようにしましょう。

どうでしたか。まさか世界一の肥満国家がメキシコというあまりメジャーではない国とは思わなかったのではないでしょうか。基本的に、あまり裕福でない国は食べ物も充実していないと思うかもしれませんが、メキシコは特別です。

アメリカの真下にあるという地理関係から、アメリカの影響を受けた食べ物がどんどん流れ込んできたのもこの肥満を勧めてしまった原因です。ですから、皆さん、伝統的な和食を中心に食べるようにしてみて下さい。「一汁一菜」という言葉を常に頭に抱いていて下さいね。

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