健康診断でひっかかる人が多い!?コレステロール値を下げるコツ

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皆さんは健康診断でコレステロール値が高めだったことがないだろうか?私は、大学卒業後から毎回コレステロール値がひっかかるという業績を残している。検査前日の食事に左右されてしまうのが、検査結果の醍醐味だと思う。しかし、これほどひっかかってしまうとさすがに焦りを覚える。

では、一概にコレステロールと言っても以下の4つに分類されている。

  • 総コレステロール
  • HDLコレステロール
  • LDLコレステロール
  • 中性脂肪

コレステロールは生活習慣病であり、名前の通り生活習慣の改善で多少なりとも減らすことができるものなのだ。だからといって、放って置くと様々な病気や体調不良を起こす原因になる。

さて、ではコレステロール値をどうやって下げていけばいいのか見ていきたいと思う。コレステロール値は食生活に大きく左右されるものである。その為に、最初に見直していきたいのは食生活だだ。

1.食生活で減らせる!?

過剰なカロリー摂取はコレステロール値を増やす原因に。「どこから過剰摂取なの…?」と心配になる方も居ると思うが、ここではコレステロール値が高い人であれば、体重は現状維持か落とした方が良いと言われている。一人一人、体の作りや消費カロリーも違う。自分の思う適度な食事が一番合っているのではないだろうか。

「具体的に食事は変えなくていいの…?」そんな訳はありません。もちろん、コレステロール値を下げる食品を取るように心がけていきましょう!コレステロールを下げるのは、大豆製品、植物油(ヤシ油とピーナッツ油を除く)、海藻類、野菜、果物、青背の魚と言われている。積極的に取っていくと数値に変化が現れるだろう。

他にも、「朝食は抜かずにしっかり取る」「21時以降食べない」「出来るだけ様々な食材を食べる」「早食いしない」などの法則も言われている。ダイエットに似たところがあると私は思う。上記の内容に気をつけることによって、悪玉コレステロール値の増加を抑えることができるという。

2.取り方でコレステロール値が下がる!?

同じ油を取っても、種類でコレステロール値は変化する。コレステロール値を増加させる油と減らす油がある。それと同じように同じ牛肉でも部位によって含まれる数値が違うことや調理方法で変化が見られることが実証されている。

「油を取るなら植物性の油を取れ?」バターやヘッド、ラードなど動物性の脂肪には多くのコレステロールが含まれている。それとは逆に、植物性の脂肪にはコレステロール値を減らす作用があるものがある。しかし、ここで躍起になり「これからは動物性脂肪を食べない!」という事をおすすめしたいのではない。どちらも大切な役割がある。

動物性の脂肪は悪玉コレステロールに“なりやすい”という事をお伝えしたいだけであり、絶対に取ってはいけないものではないのだ。動物性の脂肪は必須脂肪酸と言われ、体内では合成できないものである。不足すると成長の妨げになる大切な脂肪なのだ。どちらか選択できるのであれば、植物性の脂肪を選択していこう!

他にも、肉は網で焼く・茹でる・蒸すなどして余分な油を落とすことも効果的と言える。油を使わずに焼けるので、テフロン加工のフライパンも有効である。そして、それぞれの肉の中でコレステロール値が少ないのは牛肉、豚肉共にヒレ、鶏肉ではささみである。100gあたり、70mg弱と言える。それに対し、レバーは250~350mgもあるので注意が必要。

このように、部位やものによってかなり割合が変化してくるのがコレステロール値なのだ。日々の食事の積み重ねが一番の改善であると言えるだろう。他にもβカロテン、ビタミンB、C、Eの摂取も適度ならコレステロール値の改善に良いとされているのを覚えておきたい。

3.生活改善で減らせる!?

そうは言っても、やっぱりお酒も飲みたい・完食はやめられない・家で作るのは面倒だから外食しちゃう・運動したくない…など様々な意見があるだろう。ダイエットであれば、「それを頑張らないと痩せないんだ!」となってしまうが、ここでは別の改善を見ていこう。

まずは“ストレス”だ。ストレスがたまるとコレステロール値もたまると言われている。コレステロールを下げるにあたって、まずはストレスの発散方法を考えることが大切である。特にA型はストレスを受けやすく、コレステロール値が高くなりやすいようなので注意しよう。そして、いくらリラックスと言っても暴飲暴食とタバコはダメである。競争しないで楽しめるような趣味が一番である。

生活の中では有酸素運動が効果的だが、それが苦手な人もいるであろう。そんな人は、初歩段階として「駅まで歩く」「早足で歩く」など歩く距離を少し長くしてみることから初めてはいかがだろうか。急激な運動や無理な運動は続かない可能性が高い。効果を得るには継続が必要なのだ。

以上、コレステロール値を下げるコツの一部を紹介させて頂いたが、食生活で下げることが出来るものである。それでも下がらない場合は、服薬での治療になっていくようだが、今のうちから少しずつ出来ることを行っていくことで、将来的にコレステロール値が低くなれる可能性があるのを覚えておいて頂きたい。健康診断で今回引っかかったからと言って、次回もダメな訳ではないのだ。コレステロール値には改善の余地がある。

――――――――――終わり

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