自宅で簡単にできる妊娠率を上げる方法はこれだ!

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妊娠するために最も重要なことは、排卵日を特定することだ。排卵日付近にパートナーと関係を持つことで妊娠率はぐんと上がってくる。でもそのタイミングをうまく図るということが意外と難しいのだ。

避妊をやめていざ子作りをスタートしても何ヶ月も思うような結果がでないのは、もしかしたら仲良しをするタイミングが間違っているのかもしれない。そこで自然妊娠を望んでいるカップルが知っておくと得をする妊娠率アップの方法は何か考えていきたい。

1、基礎体温を必ず毎日計る

妊娠を望んでいる人は、毎朝基礎体温を計ることが重要になってくる。基礎体温を計ることで排卵日の予想ができたり排卵がきちんと行われているか確かめることができるからだ。

まず、自分の体温のパターンを把握するため3ヶ月間基礎体温をつけてみることが大事だ。基礎体温の理想は、低体温期と高体温期の2層に分かれていることとされている。生理が始まり低温期が続いたあと、排卵が起こり卵巣内で卵胞が黄体に変化する。

この黄体から分泌される黄体ホルモンの作用で体温が上がり始め、高温期へと変わっていくのだ。そして排卵は低温期から高温期に移行するときに起こることが多いとされているので、この期間が狙い目だ。

ただ人によって基礎体温が上がる2、3日前に排卵するタイプや低温期の最終日に排卵するタイプ、基礎体温が上がってから排卵するタイプなど様々なので見極めることも重要になってくる。

2、おりものの状態をチェックする

次に、基礎体温は毎日つけているけど月によって体温が安定せず判断の目安に困っているという方におすすめな方法をご紹介したい。それはおりものの状態を自分の目と手で確かめるという方法だ。

このおりものの確認方法は「福さん式おりものの調べ方」と言われている。

福さんというのは、元助産師さんで自身の妊娠の体験をもとに排卵日の特定の仕方を見つけ出した人だ。

福さんが勧めるおりものの調べ方は、自分の指を膣の中に入れて自分で内診しておりものの状態をチェックするというものだ。おりものというのは、月経周期に応じて日々状態が変化しているので毎日内診をすることでいつが排卵日か知ることができるのだ。

生理直後は、おりものの量が最も少ない時期でサラッとしていて粘り気がない。卵が育つ卵胞期になるとおりものの量が少しずつ増えていき乳白色のサラサラしたおりものになっていく。

そして、排卵期になるとおりものの量が最も増えて卵白のようになり指でつまむと10cmくらい伸びるようになるのだ。排卵が終わると粘り気が減ってぺたぺたした感じになるという一連の変化を見せる。

最も重要なのは、この10cmくらい伸びるおりものが出たときを見逃さないということだ。

福さんが言うには、このおりものが出たら4日後に排卵するという。そのため伸びるおりものを確認したらその日にパートナーと関係を持ち、そこから確実に高温期に入るまで仲良しを続けることが大事としている。

福さんの考えでは、排卵日の当日に仲良くするよりは排卵日の前の期間に仲良くする方が確率が高いとしているので、伸びるおりものがでたら即行動することが鍵になる。毎日の微妙な変化を見逃さないことが妊娠への近道になるのだ。

3、仲良しのタイミングを増してみる

基礎体温とおりもののチェックなどで、だいたい排卵日を特定できたとき、排卵日付近にどのくらいの頻度でパートナーと関係をもつのが理想なのか疑問に思っている人も多いのではないだろうか。

1日おきに仲良くした方がいいという意見と毎日仲良くした方がいいという意見の2つに分かれるのだが、世田谷にある産婦人科の先生は、排卵日付近に毎日関係を持った夫婦の妊娠率が1番高いという統計データがあることを紹介している。

毎日射精をすると精子の生成が間に合わないのではないかという不安の声も聞かれるようだが、毎日出した方が量は減るが1つ1つの精子の質はよくなるので毎日できることに越したことはないというのだ。

また精子は、古い精子から順番に出ていくので禁欲期間が長ければ長いほど元気のない精子になってしまうので排卵日の1週間前には射精をして常に新しい元気のある精子にしてスタンバイしておくことも大事としている。

排卵日を1つの方法で特定することはなかなか難しいかもしれないが、基礎体温やおりものの状態、排卵検査薬を買ってみるなど組み合わせ次第で自分で予想を立てることはできる。毎日のコツコツした積み重ねで妊娠への第一歩を踏み出せたらいいと思う。

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