完璧な子育てを目指してはいませんか?それは、大きな間違いです!

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子育てと言うものは、本当に難しいものです。毎日が、苦労の連続と言っても決して言い過ぎではないでしょう。

自分が子育てを始めて、あらためて両親の偉大さに気が付くこともあるのではないでしょうか。「お母さん、私を育てる時にいろいろあって、とても苦労したんだろうな」と思う時もあるでしょう。

子育てが、とてつもない大きなストレスになってしまうこともあると思います。でも、お母さんがイライラしてばかりいると、決して子供に良い影響は与えません。そのイライラの原因が自分のせいだと子供が思ってしまうと、親の顔色ばかりうかがうような委縮した子供になってしまいます。

大人としての役割は、子供がのびのびと健やかに育てるような環境を作ってあげることです。そこで、子育てでストレスを貯めないための簡単なコツをまとめてみました。

コツ1:子供は泣くのが仕事

新米ママからよく聞くことですが、「赤ちゃんが泣いてばかりで、どうしたらいいのかよく分からず、ただオロオロしてしまう」とか、「赤ちゃんの泣き声が大きすぎて、自分も大声で叫びたくなる」なんて言うママも結構います。これらのことは、子育ての経験のあるお母さんたちは、全て経験していることでしょう。

ミルクをあげても、おむつを変えても、寝かせようとしてあげても、遊んであげても、赤ちゃんがなかなか泣き止まないことがあります。お母さんがあまり赤ちゃんに慣れていなかったり、何かの原因で赤ちゃんが不快になっていたり、もしかしたら病気だったりするのかもしれません。

そこで、お母さんも落ち着きを失ってしまったら、誰が赤ちゃんの面倒を見るのでしょう。赤ちゃんは、泣くのが仕事なのだと言うくらいの心構えが必要です。特に赤ちゃんは、言葉を発することができないので、泣くことによって、感情表現をしているのです。

赤ちゃんだけに限らず、大人でも、どうしても言葉に表現できない感情をみんなに知らせたくて、周りの人を困らせるような行動を起こす人がいますよね。子供は、まだ言語能力が不十分ですから、大人を困らせて意思表示をしているのだということに気が付くようにしましょう。

コツ2:子供は言うことを聞かないもの

子供は、完全に自分のものだと勘違いしていませんか?子供は、一人の個人であって、自分と違う考えを持ち、自分の人生を生きていきます。

しつけをすることは、大変重要な親の役割です。でも、あまり細かいことばかりを言って、子供を何でも自分の思い通りにしようとするのは、親のエゴでしかありません。

自分自身が、子供の頃を思い出してみて下さい。「私は、100パーセント親の言うことを聞き、勉強も一日中して、親を困らせることが全くない完璧な子供だった」という事が出来る人が、この世の中に何人いるでしょうか。

子供が多少自分の言うことを聞かないのは、子供なりに自分の考えを持っていたり、自己主張ができるようになったという成長した証拠と考えるべきです。そして、自分が完璧な人間ではないように、子供も完璧ではないというように考えることも、子育てのストレスを貯めないコツです。

コツ3:子育ての上下関係を捨てる

「私は、こんなにも頑張って子育てをしているのに、全然うまくいかない」や「子供のためと思って、嫌な事でも何度も言っているのに、子供は何もわかってくれない」というように、自分を責めたり、子供を責めたりするのを辞めるようにしましょう。

また、自分は相手の面倒を見てやっているんだというような恩を着せるような考えを持たないことが重要です。子育ての上下関係を捨て、自分がまた子供時代を楽しめるセカンドチャンスだと思うようにして見て下さい。

子供時代大好きだった砂遊びや、男の子だったら絶対やってみたいと思っていた野球など、たくさんのことを子供を通して経験することができるのです。

子供の頃の気持ちを思い出して、子供と一緒に子供の経験を楽しむようにすると、子育ても、もっと楽しむことができるのではないでしょうか。

子育てと言うのは、毎日がチャレンジで、ストレス発散のために何かしたり、のんびりすることがなかなかできませんよね。でも、上に述べたコツを利用して、考え方を変えてみるだけで、ストレスが貯まらない楽しい子育てになると思います。

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