つい怒りすぎてしまうあなたへ、笑顔で子育てをする心構え

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日々大きくなっていく我が子、嬉しい反面大変なこともどんどん増えていきます。特に2歳のイヤイヤ期から幼稚園あたりはイタズラもパワーアップして親に反抗することも覚えてきます。そうすると親としてもついイライラして怒ることばかり増えていってしまいます。

しかし親がイライラしていては子どもも不機嫌になり、さらに親の気をひこうとイタズラもヒートアップしてまた怒る、と悪循環になってしまいます。しかしこんな時でも、ちょっとした気の持ちようでイライラを抑えることができるのです。

しつけをしようと気負いすぎない

ついつい怒ってしまう人の多くは、たいていしつけをしようと頑張りすぎているお母さんです。ちゃんと片づけをしなさい、ちゃんとご飯を食べなさい、ちゃんと時間になったら寝なさい、など毎日毎日同じことで怒っていませんか?

しかし怒ったところで子どもが言う事をきくわけではありません。しかも親にとって当たり前のことでも、子どもにとっては初めてのことばかりなのです。部屋の片づけもご飯のマナーも、叱るのではなく「教えてあげる」という気持ちで接してあげましょう。

部屋が散らかっていたら「おもちゃを踏んじゃうと危ないから一緒に片づけようね」と言えばいいだけですし、イスの上に立ち上がるようなら「イスは座るものだよ」と教えてあげるだけでいいのです。何もガミガミと怒る必要はありません。

本当に危険なことや人に迷惑をかけること以外はそこまで叱ることなく、何回でも教えてあげましょう。そうすれば成長とともにだんだんと教えることも少なくなっていくでしょう。

まあいいか、の精神で

そうは言っても、毎日毎日同じことを言っても言うことをきかなければ、どうしてもイライラが募って爆発してしまうこともあるでしょう。そういう時はぜひとも声に出して「ま、いっか」とつぶやいてみてください。

部屋が散らかっていたら後で片づければいいだけです。何回言ってもイタズラをやめない時はいっそのこと諦めましょう。別に誰に迷惑をかけるものでもないことだったら「ま、いっか」と諦めてしまうことで楽になります。

そこでどうあっても言う事を聞かせようとするとイライラするだけなので、どうにもならない時は一回気持ちをリセットしてお茶でも飲んでみてください。そうすれば自然と気持ちも落ち着いて、また今度でいいかと思えるようになってきます。

悪いところより良いところに目を向けよう

どうしても親からすると子どもの悪いところにばかり目が向いてしまいがちですが、悪いところは目をつぶって良いところに目を向けてみてください。そうすると怒る回数が減って子どもを褒めることがどんどん増えていきます。

例えばご飯だと呼んでもなかなか来ないでずっと遊んでいる場合、来ないことを怒るのではなく遊びの中で良くできていることを褒めてあげましょう。ブロックが上手にできた、お絵かきが上手に描けた、線路がとても長くつなげられた、などなんでもいいのです。

そうすると子どもも自分の好きなことで褒められ嬉しくなり、どうやって作ったかなどお話してくれるかもしれません。そのお話を一通り聞いたところで「じゃあご飯にしよう」と誘えば意外と素直に言う事をきいたりするものです。

肩のちからを抜きましょう!

これまでに書いたことは、本当になんでもないような簡単なことばかりです。しかしその簡単なことも、子育てという大変な環境の中ではすぐに忘れがちになってしまいます。毎日を笑顔で過ごすには、まずは肩の力を抜くことが一番大事です。

毎日怒りすぎてしまっている人は、是非とも「自分は頑張りすぎているんだ」と自分を褒めて労わってあげてください。そうして少し子育てをさぼろう、くらいの気持ちでいてください。そうすれば徐々に怒る回数も減ってくるでしょう。

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