ダイエットよりも効果あり!下腹部のぽっこりを解消する方法

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どんなにファッションに気を配っても、下腹部が「ぽっこり」していてはスマートな着こなしは楽しめませんよね。特に流行りのペンシルスカートやスキニーパンツは、ぽっこりお腹を強調し、悪目立ちさせてしまいます。下腹部のせいでトレンドのファッションが楽しめない…と嘆いている方も多いはず。

しかも下腹部が膨らんでいると、もともとの体重以上に太って見えてしまうし、実年齢より老けて見えてしまう可能性も。顔の美容に余念がなくても、下腹部が出たままでは、異性からも同性からも残念な印象を持たれてしまいますよ。

でもダイエットをしても下腹部だけが痩せにくい&へこみにくい…!と悩む女性は多いもの。なぜなら下腹部がぽっこりしてしまう原因は、脂肪だけではないからです。そのことを理解していれば、さまざまな解消法が見つかります。

今回は下腹部がぽっこりしてしまう主な原因と、それを解消させる的確な方法をご紹介します。当てはまりそうな原因があったら、すぐにでも解消法を試してみてくださいね。週末のデートや買い物に、スッキリとした下腹部で出かけることも夢ではありませんよ♪

下腹部がぽっこりする原因その1:便秘

下腹部が張ってしまう第一の原因として、「便秘」が挙げられます。女性なら多くの人が悩み、経験しているはず。最近便が思うように出ていないなあ…って時は、やっぱり下腹部が膨らんでしまいますよね。

でも便秘が原因だと分かっているのなら、少し安心してください。なぜならこの場合は、便を出してしまえば、あっという間に下腹部がへこむのです。「それが簡単じゃないのよ…」とお嘆きなら、下記の方法を試してみて。必ずスッキリさせる方法があるはずですよ。

便秘解消法1:「の」の字マッサージ

便秘の場合、多くの場合が大腸に便が溜まっている状態になっています。便が出ないのは腸が動いていない証拠。外部からダイレクトに刺激を与えて動かすマッサージこそが、即効性も高く効果的な方法となります。

マッサージのやり方

まずはベッドに仰向けになり、おへその下辺りを指の腹でほぐすように押してあげてください。便秘の場合、この部分が硬くなっている可能性が非常に高いのです。ここを念入りにほぐすと、便が動きやすくなりますよ。

そしておへその下から「の」の字を書くように、お腹全体をマッサージしてあげてください。動かす順番はおへその下→右下腹部→右わき腹→おへそと鳩尾の間→左わき腹→左下腹部、の順です。左下腹部が一番便が溜まっている場所。念入りにほぐしてあげてくださいね。

マッサージのポイント

マッサージの時は肌表面を擦るのではなく、指の腹で細かく押して内臓に刺激を与えるのがポイント。触っているとやや硬いものに触れる時がありませんか?それが腸の中に溜まった便である可能性が高いのです。

このマッサージを行うと、腸が動くのを感じるはずです。最中におならが出る場合もあるでしょう。夜寝る前に行うと、効果があれば翌日には便意を感じるはず。なかなか効果がなくても、何回か繰り返し行ってみてくださいね。

便秘解消法2:腹式呼吸をする

次に効果的なのが、腹部を動かす腹式呼吸です。深く腹式呼吸を行うことで、内臓に刺激が与えられ、便意を感じやすくなるのです。

腹式呼吸のやり方

まず軽く鼻から息を吸い、腹部を膨らませます。一旦、お腹へ息を溜めこむイメージで。そしてそれを口からゆっくり吹き出してください。吸う時より、吐き出す時のほうがポイント。「ふー」と時間をかけて、溜めた息を吐き切りましょう。

そしてもっとも重要なのは息を吐く時、腹部をへこませることです。お腹がぺったんこになるようなイメージで行ってください。息を吸うのに3秒、吐き切るのに7秒かけるとベストです。これを10回ほど、朝晩やると効果的ですよ。

腹式呼吸のポイント

どこでもやれるのが腹式呼吸の良いところですが、一番効果的なのは横になってやる方法です。適度に腹部に力が入り、やりやすい点から見てもおすすめです。時間がなければ通勤時でも、もちろんOKです。小まめに積極的に行ってくださいね。

また息を吐く時にぐっと腹部をへこませるため、インナーマッスルも鍛えられます。つまり無理なく軽い筋トレを行えるということ。一石二鳥の方法ですので、ぜひ毎日繰り返し行ってくださいね。TVを見てる間、寝る前のベッドの中でも十分効果的ですよ。

便秘解消法2:乳酸菌を摂る

以上のマッサージや腹式呼吸を繰り返しても便が出ない…という場合は、よっぽど頑固な便秘と言えます。そうなると下剤の手助けが必要となるでしょう。

しかし下剤は腹痛を伴うものも多いですし、飲むのがクセになると自力で便を出す力が弱くなってしまいます。できれば下剤を飲まずに、するっと出したいもの。そこでおすすめなのが乳酸菌です。乳酸菌は腸内環境を整え、便秘解消に繋がります。

乳酸菌を摂る時の注意・選び方

ただ注意したいのは、乳酸菌の種類によって合う合わないがあるということ。乳酸菌をいくら摂取しても、快便に繋がらないのでは意味がありません。まずは試して、便意を感じられるか判断することが大切です。

なお、乳酸菌の摂取は毎日続けることがベスト。ですから、続けやすい錠剤になっている商品をおすすめします。ヨーグルトだとコストがかかったり、カロリーオーバーになることも考えられますから。

自分に合うものを見つけられれば、嘘のように便秘が解消されることも。毎日排便することも可能となりますよ。「排出しやすい身体=太りにくい身体」ですから、気になっていた下腹部も一層スッキリするはずです。

下腹部がぽっこりする原因その2:筋肉不足

便秘じゃないけどお腹がぽっこり…それなら腹部の筋力不足を疑いましょう。腹筋がないために脂肪がつきやすかったり、内臓が下がっていることが考えられます。普段デスクワークが多く、運動不足の人ほど、この傾向にありますよ。

筋肉不足解消法1:おだやかな下腹部筋トレ

筋肉不足なら、もちろん筋トレがベスト。でも腹筋運動はキツくて何回もやれないですよね。筋力が低下してる人ほど、腹筋なんてやりたくないもの。しかも一般的な腹筋は腰に負担をかけやすく、慣れていない人が何回もやるべきではありません。

そこでおすすめなのが、仰向けに横になって足を上下する運動です。これだと腰に負担をかけにくいうえに、汗だくになるほどキツくないので運動不足の方にもおすすめです。しかも下腹部にしっかり力を入れるため、効果が出やすいのです。

下腹部筋トレのやり方

やり方は、まずベッドなどに仰向けに横になります。両腕は普通の腹筋のように頭に添えておきましょう。そして両足を上げ、膝を曲げて上半身に引き寄せます。太ももを腹部にくっつけるイメージです。この時、下腹部の腸を刺激することにもなりますから、便秘解消にも役立ちますよ。

そしてその足を元の位置に戻します。ポイントとなるのは、この足を戻す時の負荷です。下腹部に力を入れ、ゆっくり戻して行きましょう。すばやく動かしてしまっては筋トレになりません。息を吐きながら、ゆっくり下ろすことで下腹部が引き締められるのです。

この時もお腹がへっこむように意識すると、より一層筋肉を鍛えることができます。これを7~10回、1日1セット以上を目標に行いましょう。やや汗ばむぐらいがベスト。早ければ1週間で効果が出てくるはずです。

筋肉不足解消法2:腰ひねりストレッチ

次に腰をひねる運動です。これも同じく腸に刺激が伝わり、便通の改善に繋がります。しかも「ひねり」を加えるため、ウエストのくびれを作る効果も大いにあるのです。下腹部をへこませる上にキュッと引き締まったウエストも手に入る、一石二鳥の運動ですよ。

腰ひねりストレッチのやり方

両腕を広げて仰向けに横になり、左足の膝を直角に曲げて上半身に引き寄せます。上半身と太ももが90度になるところで一旦ストップ。そしてその膝を、右わき腹に寄せるように横に倒してください。この時、両腕や上半身は動かさないのがポイント。腰だけをねじるイメージで行いましょう。

そのまま5秒ほど呼吸をしたままキープした後、左足を戻します。次に右足も同じように曲げて左脇腹へ。わき腹をねじり、伸ばすイメージを大切にしてください。この時も腹部に力を入れておくのがポイントです。

下腹部がぽっこりする原因その3:猫背

下腹部が出てしまう原因には、猫背も大きな原因となっています。姿勢が悪くなり、お腹が前にせり出してしまって体型が悪く見えてしまうのです。それが習慣化すると、内臓も下がって一層ブサイクな体型になってしまうかも…。

まずは普段の姿勢を直すことが重要です。そのためには、常に意識をすること。おへその2センチほど下にある「丹田」という位置に力を入れ、背筋を伸ばすことを意識しましょう。猫背の人は肩が前に出ていますから、胸を広げることも忘れずに。

猫背のぽっこり解消法:即効で効く!背筋伸ばしストレッチ

しかし姿勢を直すのには時間がかかります。即効で猫背によるぽっこりを直したいのであれば、強制的に背骨を伸ばすストレッチを行いましょう。強制的というと怖いイメージですが、自宅でもできる簡単で気持ちいいストレッチですから心配しないでくださいね。

背筋伸ばしストレッチのやり方

まずは円筒状のクッションを用意しましょう。枕大のサイズだとベストです。ない場合は、座布団を丸めて使用してください。そしてそれをベッドの中央、腰を置く部分に横に置きます。その上に腰が当たるよう、仰向けに横たわってください。

身体が後ろ側に「く」の字に曲がっているはずです。背筋やお腹が伸ばされていることを実感しながら、身体全体も伸ばしましょう。この時両腕は上げて、上で揃えてください。足もくるぶしやかかとが揃うように。3分ほどそのままリラックスできればベストですが、最初は無理がないように注意してください。

これを行うと背筋が十分に伸び、ずれた骨盤や下がった内臓も元の位置に戻ります。即効性があり、ウエストや下腹部のぽっこりも解消されているはずですよ。騙されたと思って、一度やってみてくださいね。大事なデートの前など、勝負の前日に行うのがおすすめ。定期的に行うのも効果的ですよ。

下腹部をスッキリさせる方法まとめ

  • 便秘解消→マッサージ・腹式呼吸・乳酸菌
  • 筋肉不足→筋トレ・ひねりストレッチ
  • 猫背→背筋伸ばしストレッチ

いかがでしたか?下腹部のぽっこりはダイエットだけでは完全に解消されません。細さ太さに関係なく、的確な対処法が必要となるのです。上記の方法でぺったんこな下腹部を手に入れ、ファッションやデートを楽しんでくださいね!

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