女性は疲れやすい!その原因と疲れを吹き飛ばす幾つもの対策

何かがあれば人間は疲れるものです。そしてその疲れを取った後にまた何かをして疲れる…というのが人間の人生というものになっています。しかし、人間というのは年をとるごとに体の機能が低下していき、疲れやすい体質となってしまいます。

特に女性の方は男性にはない様々な疲れやすい場面があり、それによって余計疲れが出るのではないでしょうか。それでも若い頃はいいのですが、30代になった辺りから若い頃になると疲れやすくなったと感じた方も増えているはずです。

では女性の方が疲れやすさを感じる原因と、その疲れやすい体を解消するための方法とは何があるでしょうか。

女性の方が何故疲れやすいのか?

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疲れと一言でいっても、人間の疲れは体の疲れと心の疲れに分かれています。ただ、それ゛てもどちらも疲れに直結することには変わりはないのですが。

肉体的な疲れやすさ

どちらかという男性より女性の方がスタミナが劣るといわれており、尚且つ力もどちらかという男性の方があります。重い物を持った時に力がない方が当然その疲労が大きく出ますよね?そうした面でも体力を使いすぎることにより疲れやすさが出るのでしょう。

…とはいってもわざわざ女性に大きな重い荷物を運ばせるようなところはあまりありません。なので、この肉体的に疲れやすいという要素自体は直接女性の疲れやすさに直結する可能性は低いでしょう。

仕事から来る疲れ

特に若い頃から働いている人はこの疲れを大きく体感していることでしょう。仕事をすれば当然体はもちろん、頭も使うことになります。特に女性の方は単純な肉体労働よりは頭を使って働くことの方が多いのでよりそちらの疲れが出ることでしょう。

そして仕事はしなければいけない、目標を達しなければいけないという重圧も存在します。それによって精神的な疲れも出てきてしまうのでしょう。特に普段からコツコツとこなそうとしている人程この重圧による影響が多く出ているはずです。

しかし女性としてはやはりまだまだ仕事という社会的には甘い目で見られがちです。なのでそうした扱いや関係となることで、それが直接の精神的な疲れとして出てしまうことでしょう。

主婦としての疲れ

家庭を持っている女性の大半は主婦として働いていることからの肉体的な精神的な両方の疲れを感じていることでしょう。肉体的な疲れは家事から来るものであり、精神的な疲れはそうした毎日を送ることから来るものです。

そして何より主婦として疲れが出るとすれば、子供のことになるでしょう。特にまだ子供が小さい場合にはつきっきりにならなければならず、更には子供は自分の思ったとおりに動いてくれないことが大半であり、それによって精神的な疲れが大きく溜まることでしょう。

夫の方が手伝ってくれればよいのですが、夫が子育て及び家事をしてくれる家庭はほとんどないので、だからこそその皺寄せが主婦である女性の方に来てしまうということです。

女性同士の付き合いでの疲れ

男性でも人間同士付き合いは当然ありますが、女性となれば仕事仲間の女性同士や主婦として関わる主婦同士の付き合いというものがあります。特に女性となると男性に比べると他人に気を使ったり、仲間外れを恐れて人に合わせようとしてしまうことが多いでしょう。

実際に女性は男性に比べると力で訴えることがない分、精神的な方面でじわじわと嫌い、気に食わない人間をいたぶろうとすることが多いです。それによって余計に精神的な疲れを受けてしまうでしょう。

恋愛に関する疲れ

基本的に男性よりも女性の方が感情的豊かな体質となっているので、そのため恋愛方面では女性の方がより気を使うことでしょう。そうなると当然相手に嫌われないようにして、そのお陰で余計精神的な疲れが出るようになってしまいます。

そしてもし失恋等したらショックを受けて、そのお陰で精神的にかなり落ち込んでしまうことでしょう。そうなれば男性に比べると感情豊かな女性の方がよりその疲れを受けてしまうということになるのです。

病気での疲れ

病気になれば当然体は弱り、それによって余計体力が消耗して疲れやすくなってしまいます。どんな病気でも体調に影響する関係で疲れに直結するのは変わりませんが、特にバセドウ病というものは20と30代の女性がかかりやすい病気であり、体を特に疲れさせやすい病気です。

また女性の場合には女性ホルモンのバランスが存在して、それが崩れることで体調を崩し、それが疲れを呼び起こしてしまうことになります。そして30代辺りになれば、更年期に向けてその女性ホルモンのバランスが崩れやすい時期にもなっているといえます。

そもそも「疲れ」が取れているのか

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女性が疲れやすい原因を挙げてきましたが、そもそも疲れがしっかり取れていなければ、その状態から疲れが蓄積してしまうので「疲れやすい」ということになってしまいます。
その原因としては

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 食事バランスの乱れ
  • 過労
  • 病気

といったものが挙げられます。

ストレス

体の不調の原因にストレスあり、という程ストレスは人間の体に様々な影響を出しますが、その中でもやはり疲れという面ではこのストレスは最もその影響を出すでしょう。そもそも疲れが出る行為をすることがストレスになっていくのですから。

ストレスが出れば体の機能に異常が出ます。そうなれば体を休めようとしても、休まらずに疲れが蓄積してしまうでしょう。何よりストレスが溜まるということは、それだけで精神的な疲れを蓄積している結果にもなっているからです。

睡眠不足

人間は睡眠を取ることで体も頭も休めます。ということは充分な睡眠が取れていないのは体も頭も休まっていないということになります。現に仕事で忙しい方は睡眠が上手く取れずに疲れが取れないと感じている方もいるでしょう。

食事バランスの乱れ

特定の成分ばかりに偏り、摂るべき成分を摂っていない場合にはやはり体に元気が出ずにそれで疲れを回復させることができないということになるでしょう。またそれによって他のことに弊害が出て、それでイライラしてしまってストレスが溜まりやすくなってしまうということもあります。

特に仕事をしている女性の場合は食べる暇や作る暇がなく、適当に済ませてそれで食事のバランスが偏っているということがあります。また、それで食べる量自体が少なくってしまうことも、栄養を十分に取れず疲労回復に繋がらない原因になるでしょう。

過労

これは単純に疲れを取ろうとしても、疲れが溜まり過ぎて取り切れないということにあります。こちらも仕事が忙しい場合には陥ることであり「充分寝たのに…」「充分休んだのに…」という人は疲れが溜まり過ぎている可能性があります。

病気

こちらは説明するまでもないでしょう。病気になれば体調が崩れ、そのお陰で疲れやすくなるだけでなく疲れが取り難いことにも繋がります。身体的でも精神的でもどちらの病気でも同じことです。

何より「自分が病気になっている」ということを意識することも疲れを出してしまって、それで十分に取れなくなっている可能性があるでしょう。

疲れやすい体への対策を

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このまま疲れやすい状態だと年をとって身体機能が低下することにより益々疲れが生じてしまいます。なのでその前に対策を取っておきたいところです。

食生活の改善

やはり改善には食事が大事です。成分を偏らせずにバランスよく摂るのがいいでしょう。もちろん疲れに効く成分もありますが、それだけに偏らせても別の方面で良くはないので、積極的に摂取するのはともかく、やはりバランスよく摂るのは大事です。

ビタミンB1を摂ろう

疲れやすいと感じている方はビタミンB1が不足している場合もあります。ビタミンB1は疲労回復をしてくれるだけでなく、不足するとイライラしやすく、疲れが溜まりやすくなります。ビタミンB1を含む食べ物としては

  • 穀物類…玄米・小麦胚芽
  • 肉類…豚肉・レバー・すっぽん
  • 魚介類…たらこ・かつお・うなぎ
  • 野菜類…大根・グリーンピース・きゅうり・にんにく
  • 海藻類…干しのり・あおのり
  • 大豆

といったものがあります。にんにくは力をつけるのにいいとされていますが、このビタミンB1のお陰でもあるということです。最近疲れやすいと感じている方はこれらを積極的に摂った方がいいでしょう。

ただ、どれも毎日摂れるようなものではないので、そうした方はサプリメントを利用した方がいいのかもしれません。

クエン酸を摂ろう

またクエン酸も疲労回復の効果があります。実際疲れた時に酸っぱいものを摂りたくなった時がないでしょうか?クエン酸は正にそうした酸っぱい物の代表であるレモンを始めとした柑橘類に含まれている成分です。

疲労回復のほかにも筋肉痛を防止したり、食欲を増進させますがダイエットの効果もあったりします。なのでダイエットを考えている人も摂りたい成分ではあるでしょう。クエン酸が入っている食べ物は

  • レモン・みかんといった柑橘類
  • 様々な酢
  • 梅干し

見事に酸っぱい物が揃っています。特に酢は手軽に摂ることができるので、そうした酢を使ったものを食べていけばいいでしょう。または最近では飲める酢自体があるので、そうした物を飲むというのも方法の1つです。

ただ酸っぱさのことを考えると毎日摂るのは辛いことでしょう。なので時にはサプリメントを使うことも検討しておきましょう。

アミノ酸を摂ろう

もはや今では有名となったアミノ酸ですが、こちらは疲労の回復はしますが、どちらかという疲労そのものを抑える成分と見た方がいいでしょう。肉体的には疲労の原因となるものが出るのを抑え、精神的にはリラックス効果をもたらして気を静めてくれます。

このアミノ酸がある食べ物は

  • 肉類…牛肉・豚肉・鶏肉・レバー
  • 魚介類…まぐろ・さけ・さんま
  • 豆類…大豆・豆腐・納豆
  • 乳製品…牛乳・チーズ

といったものがあります。見れば分かる通りに実は日常的にも自然と食べることができるものばかりとなっています。というのもそれはアミノ酸の正体自体がタンパク質そのものだからです。

そう考えると摂りすぎも危険だと分かるでしょう。なのでこれらも偏らせずに食べていくようにしましょう。こちらも必要な分だけをサプリメントで摂るように考えた方がいいかもしれません。

疲れに効く飲み物

食べ物よりもやはり飲み物の方が摂取しやすいでしょう。特に先ほどあげたクエン酸が入っている酢を使ったものは他のものと混ぜれば飲みやすくなっていいでしょう。特に同じ柑橘類を合わせたり、蜂蜜を入れたりすればより効率よく成分の摂取をすることができるはずです。

現在世間では色んな飲む酢が出ていますので、それらを普通に飲んでもよし、もしくは自分でオリジナルの酢ドリンクを作ってみるのも手です。料理をするのが苦手だったり、時間がない人はこちらの飲み物で補ってみるのがいいでしょう。

尚、疲労回復には他にコーヒーや緑茶といったものがあります。この顔ぶれで気づいた方もいると思いますがカフェインがそれであり、疲労を取ってくれます。しかしカフェインはお分かりの通りに睡眠を阻害したり、神経の刺激をすることもあるので、それを考えるこの方法は易々と使うことができません。
それでも時間と飲む量を考えれば効果はあるので、こちらを試してみるのもいいでしょう。

睡眠をしっかり取る

睡眠不足で疲れが出るのなら、やはり睡眠をしっかり取った方がいいということです。何より睡眠をしっかり取るのは女性ホルモンのためにもなるので、そちらの方面でも大事な行為となっています。

ただ、だからといって寝るだけではいけません。あまり寝すぎても逆に体に疲れを出してしまうので逆効果となります。なので6時間から8時間程度に留めておきましょう。また寝る際にも寝る前に何か食べたり飲んだり、そして携帯やパソコンを見たりすると頭が活性化してしまっていい睡眠が取れなくなってしまいます。

なのでそれらの行為を寝る前にするのはやめましょう。また寝る時間帯も出来れば深夜が来る前に眠ることができれば、それだけ質のいい睡眠を取ることができるようになります。

しかし、仕事等の関係でそうした睡眠を十分に取れないという方がいるでしょう。そうした方は昼寝をしましょう。夜寝るのとは違いますが、そうすればそちらも疲労回復の役に立ちます。ただし寝過ぎはやっぱり逆効果なのでご注意ください。

ストレスを溜めない

やはりストレスを溜めないことも体の疲れを改善するのには必要なことです。そのためにはやはり日頃ストレス解消をするしかないでしょう。癒される音楽を聴いたり、いい香りのするアロマを嗅いだりする他に、運動をしたり、何か好きなことに打ち込むのもストレス解消にいいでしょう。

ゆったりと湯船に浸かる

風呂に浸かるとやはり気持ちのいい気分になります。その通りに湯船に浸かるのは体と心、どちらにもいいことだからです。なので疲れが溜まって疲れやすい人は一度湯船にゆっくりと浸かってみましょう。

ただあまり長く入っていると今度はのぼせてしまったりして別の問題が起きてしまいます。なので入る際にもただ入るだけでなく入り方を工夫する必要があります。まずは風呂の温度は温くならないように熱めにした方がいいでしょう。そちらの方がより体の疲労を取り除くことができるからです。

また、入る際にも全身浸かるのもよいですが、半身欲としては体の下の部分だけを浸からせるのもいい方法です。この方法なら長く浸かっていることもできるでしょう。

運動をする

こちらは疲れ自体を取るのではなく、疲れにくい体を作るための対策です。単純に考えれば運動して体を鍛えれば疲れにくくなるということですから。そして運動もすれば新陳代謝もよくなって、そうした別の病気にかかる心配も少なくなるでしょう。

やる運動といえばやはりウォーキングやランニングといった有酸素運動をやるのがいいでしょう。そうすれば体全体を使うことで、全体の活性化に繋がるからです。ただし疲れている状態でやると体の消耗が激しいことになるので、しっかりと疲れが取れた後にやりましょう。

働くだけでなく動く以上、人間というのは疲れから逃れることはできません。しかしそれを取ったり対策をすることはできます。年のせいだからしょうがないとは思わず自分なりに出来ることをして疲れを取っていきましょう。

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