寝てくれない…そんな子供を寝かしつける方法とは

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寝る子は育つという言葉があります。これは本当のことであり、子供は寝ることで成長をする存在だからです。寝すぎは問題ですが、まだ発展途上の体ゆえに小さい頃は睡眠時間が長くなるのは仕方がないことです。

ただ、自分の子供が中々寝てくれないと悩んでいる母親の方もいるでしょう。子供が大きい場合にはもう自分の責任で寝ることになるので問題はないのですが、問題は小さい子供が寝てくれない時です。

寝てくれなければ成長にも影響があるだけでなく、夜に起きてしまってそれで構わなければならず、結果的に母親まで睡眠不足になってしまうということもあるからです。ではそうならないように子供が夜しっかり寝てくれるにはどうしたらいいのでしょうか。

子供を寝かせるために

子供が寝てくれない原因というのは決して1つだけではなく、本人が寝るのは嫌か、寝れないということが挙げられます。なので下記の方法を取る前に何が原因かを1日を通してみて子供を観察してみるといいでしょう。

思いっきり遊ばせて動かせる

大人は疲労が溜まるとそれを回復させるために寝たくなります。実際に疲労回復の方法としては睡眠を取ることが一番だからです。そしてこれは小さい子供にもしっかりと当てはまります。

日頃から子供がよく動いていれば、夜になればそれで疲れて自然と寝てしまいます。逆に動かなければまだ疲れていないお陰で中々子供としても寝れないという部分があるでしょう。なので普段から子供があまり動いていない場合にはこれが原因である可能性があるので、思いっきり動かさせてみましょう。

まだ小さい子供は体力がないので、少しの労力でも十分睡眠を取るには十分なものです。ただ、あまり動かしすぎると今度は昼に寝てしまいます。次の項目で説明しますが、これも原因となるので、気をつけましょう。

昼寝は極力避ける

昼寝をたっぷりとした方で夜中々寝られないという経験をしたことがある方かいないでしょうか。実際にそうして昼に睡眠を取ることで必要な睡眠を取ってしまったので、だからこそ夜寝れないということになってしまいます。

実際に夜働いている方は夜に動けるために昼に睡眠を取るという方が多いので、その感じが分かるはずです。そして大人がそういうのなら子供も当然この現象は当てはまります。あなたは普段から子供をよく昼寝をさせていないでしょうか?

それが原因で子供は睡眠を取ってしまい、それで夜は寝られないということになってしまっていることはよくあることです。なのでよく昼寝をさせているという方はこれが原因になっている可能性があります。

ただ、睡眠時間を多く取りたい子供にとって昼寝自体も重要なおやすみタイムです。長く寝かすのがいけないのであって、少しの時間寝かせるのはいいので、少なくとも2時間は超えないようにして取らせるようにしましょう。

寝れる環境になっているか

特に小さい子供は環境に敏感なところもあります。なのでそうした寝れる環境が出来ていないからこそ、不安で寝ることができないという場合もあります。

まず固い床の上に寝させている親御さんがいないと思いますが、布団を引いてもその下の床が固いと同じようなものなので、もし子供と一緒に寝るスタイルを取っている母親の方は布団だけでなく子供の下に柔らかい布を敷く等して工夫をしてみましょう。

また人はユラユラと揺られると眠気が誘われるゆりかご効果というものがありますが、それで籠に子供を入れてそこで寝させているという母親の方も多いはずです。しかし寝台がよくてもその周りに問題があれば当然安心して眠れません。

子供の周りに危険はないでしょうか?大人は大丈夫でも小さい子供となると意外なものが危険なものへと変貌する場合があります。そしてこれだと親の方も気になって眠れなくなってしまうので、今一度寝る環境の確認をしましょう。

眠気を誘う

大人でも静かめな癒される音楽を聴いているとそれでだんだん眠くなってしまうということがあります。そしてこれは子供でも同じことであり、そうした音楽を聴かせれば自然と眠くなるでしょう。

他にも親が揺らして眠るようなことを言ったり、本を読んだりすることもありますが、こちらも十分有効な方法です。ただ、この場合には寝た後は余計な音を出さないようにしましょう。

よく寝ているかどうか確認して声をかける人がいますが、それは逆効果です。音を立ててしまえば当然子供も反応して寝ていたのに起きてしまいます。完全に寝たことを確認したら静かにその場から離れましょう。

夜泣きをする場合には?

特に寝てくれないという意味で親を悩ませるのがこの夜泣きで、これのせいでまだ若い母親の方は睡眠不足とストレスのダブルで頭を悩ませていることでしょう。残念ながら夜泣きを完全になくす方法はありません。というのも何故夜泣きをするのかというのは解明がされていないからです。

上記に挙げた原因が理由でしてしまうということもありますが、特に意味もなく夜泣きをしてしまうということもあります。この場合には親の責任ではないので仕方がありません。なので夜に子供を寝かせるようにするしかないでしょう。

眠気を誘う方法を使えばまた寝てくれることが多いので、まずはそれをして寝かしつけましょう。それでも駄目な場合は思いっきり起こしてしまって動かしたりして子供を疲れさせる方法があります。

夜だと自分もさっさと寝たいがために焦ることが多いですが、そうして焦ると尚のこと寝てくれないこともあるので、夜泣きが起こったらまずは自分を落ち着かせてから対処に入りましょう。

じょじょに慣れさせる

我々大人でも生活していれば睡眠時間に法則ができます。例えば夜遅くまで起きている人はそれが日課になってしまって、中々早く寝れないということが多いのです。そして大人がそうなら当然子供もそうです。

なので最初は思ったとおりに寝てくれないかもしれませんが、正しい時間に寝させていればだんだんと子供もその時間に寝ることが慣れてきて、そのまま自然と寝てくれるようになります。

やり始めが駄目だからといって諦めずに、寝かしつけていきましょう。この方法は夜泣きの対策としても大事で、これで睡眠時間のリズムが整えば夜泣きの発生確率も下げることができます。

・まとめ

育児をしている上で大変なのがこの睡眠でしょう。実際に寝てくれなくてそれで虐待に走ってしまうという親も存在します。
すぐ解決するようなことではありませんが、その一方でこれが解決すれば育児の重荷がある程度は取れたも同然になります。自分のために、そして子供のために、諦めずに少しづつ達成感を得るためにやっていきましょう。

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