デメリットをメリットへ!遠距離恋愛の発想転換の手品。

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「遠距離恋愛」というと、どんなイメージを持ちますか?「辛そう。」「寂しそう。」「お金がかかりそう。」などのデメリットが目に付きやすい類の恋愛です。

このようなデメリットから、結局、お互いの心のすれ違いが生まれ、どちらかに別の好きな人が出来て、破局。というパターンを想像する人が多いのでしょう。

たしかに、一般的な恋愛とは違い、遠距離だからこそ、普通のカップルがしなくてもいい我慢は多くなります。

会いたいときには会えませんし、休日などは他のカップルを見て寂しくなったりもします。でも、物理的に一緒にそばにいることだけが、カップルたちの関係を長続きさせることになるわけではないのです。

傍にいても心が傍にあるとは限らない

人の心って不思議なもので、一緒にいつもいるからと言って、相手のことが「大好き!」とは限らないのです。

彼とは家も近所で、毎日のようにデートしていたとしても、あなたがいつも彼を好きだとは限りませんし、彼もあなたのことを常に好きだとは限りません。

もちろん、人間なので「なんか、この人のここが合わないな。」と感じ、一緒にいることが心地よくない状態の時だってあります。それは、普通ですが、カップルによってはお互いにそれほど愛情がないけれど、別れるほどではないから一緒にいるというパターンや、なんとなくお互いからお別れを言い出すタイミングを逃しているカップルも存在するのです。

傍にいても、心が常に傍にあるとは限りません。毎日、毎日、一緒にいる時間が長くなればなるほど、お互いの欠点や直してほしいと感じる部分は日に日に増えていくものです。

恋人の時代から、まるで夫婦のように毎日、長時間過ごしてしまうと、長年連れ添った夫婦のような関係になってしまうことがあります。

常に一緒だと特別感がなくなる

それに、毎日いることが当たり前になってしまい、お付き合いの当初は、とても感動していた彼の優しい部分にも、感激が薄くなってしまい、彼が思いやりで行っていてくれたことも、「してもらって当たり前」な状態になりやすいのです。

そうなると、一緒にいられることに対しての「ありがたみ」がなくなってしまいます。まだ、結婚もしていないのですから、一緒にいること自体が、特別なことなのに、「特別感」がなくなってしまうのです。

一般的によく言われる「空気のような存在」にお互いがなるわけです。お互いにいちいち思っていることを言わなくても伝わったり、一緒にいること自体が自然な形となります。それはそれで、関係が作り上げられている二人の関係になります。

でも、まだ結婚もしていない期間なので、そういった関係になるのはまだ先でもいいわけです。夫婦になって長年連れ添ってからで良いのです。

遠距離恋愛の克服方法

とはいっても、距離が離れている分、お互いに会いたくなったときや、連絡したくなったとき、不都合が生じやすいのが遠距離恋愛です。

離れていると言うことは、それだけ相手の現状を掴みにくいもの。逆に、あなたの悩んでいる様子や、落ち込んでいる様子も相手にはダイレクトには伝わりにくかったりします。その分、お互いがお互いに正しい現状把握が出来なくなるわけですから、当然すれ違いなども生じやすくなります。

思うようにならない現状から、自分でも思いもよらない悪い想像をしてしまったりして、浮気を疑ってみたり、彼が嘘をついているんじゃないかと勘ぐったりし始めるわけです。

そうなってしまうと、

  • 現状にイライラする。
  • 相手を疑う。
  • 相手の信頼を失い、二人の関係が悪くなる。
  • さらに、思うようにならなくなった現状にイライラする。

という順番で悪循環に陥ります。こういった悪循環を断ち切るためにも、遠距離恋愛の克服方法を身につけること、知っておくことはとても重要です。

メリットよりもデメリットが目に付きやすい遠距離恋愛。であるならば、思い切ってデメリットをメリットに変える、発想の転換が必要となるのです!

デメリットをメリットに変える

「デメリットは、デメリットのままでしょ。」と思う人もいるかもしれません。でも、そもそも遠距離恋愛のデメリットなんて誰が考えたものなのでしょうか?

一般的によく言われるのが、

  • 頻繁に会えない。
  • 離れているから、デートにお金がかかる。
  • 頻繁に連絡がとれないので、言いたいことが言えない。

ということでしょう。

確かに、いわれてみれば、正にそのとおりのことなのです。しかし、このデメリットは、所詮は人が考えたものです。全ての遠距離恋愛のカップルに当てはまるデメリットではありません。

物事と言うのは、発想の転換をするだけで、デメリットがメリットに変わることも、メリットがデメリットに変わることもあるのです。

何が言いたいのかというと、要は、「考え方ひとつで、遠距離恋愛は克服できると言うこと。」なのです。

デメリットその1 頻繁に会えない。

遠距離には、つき物ともいえる「頻繁に会えない。」というデメリット。恋愛をしていると急に何の理由もなく、相手に会いたくなったりするものです。

お互いの家が近くにない遠距離恋愛では、ふと合いたくなったその瞬間に、相手の家まで行ってしまうという衝動的な行動はとることは出来ません。

思ったときに会うことが出来ないと言う不自由さは、デメリットといえるでしょう。しかし、「会いたい。」と思ったときに、頻繁に自分の思うがままに相手を訪れていると、相手の負担になることも実際にはあるのです。

恋愛中というのは、始めのうちは特に、「常に一緒にいたいくらい大好き!」という気持ちが強いことが多くあります。でも、少しずつ時間がたつにつれて、自分の時間も大切にしたいと思うことだってあるのです。

自分ひとりになって、あなたのことを考えたいと言うことがあるのです。二人のお付き合いが、長くなればなるほど、お互いにそういった時間は必要となります。

一人の時間に、自分の好きなことをして、好きな人のことを思い出すのです。一人で旅行や買い物に行ったときに、ふと恋人のことを思い出す。「あの人、この映画好きっていってたなあ。」とか、「このお菓子、あの子が好きそう!お土産に買っていってあげよう!」などとことあるごとに思い出すのです。

この「相手がいない状態で、相手のことを自ら思い起こす。」行動により、自分自身が相手のことを本当に好きなんだなあとか、愛しているんだなあという気持ちを再確認します。

そして、「やっぱり、一緒じゃないと、寂しいな。」と認識し、彼にとってもあなたにとっても、お互いの存在がお互いの中で、大きな存在になっていると確信するのです。

なので、「自分の気持ちを再確認する。」という意味でも、一人で過ごす時間と言うのは、お付き合いをしている間も、大切にしなくてはなりません。

でも、余りに近い距離で、毎日会うことを強制的に日課にしている場合、どうしても一人で過ごす時間は確保することが難しくなるカップルもいることでしょう。

その点、遠距離電愛であれば、離れている時間は多くありますから、意識してお互いに一人の時間を確保しなくても、充分に、そして自然に一人での時間を確保できます。

また、久しぶりに会えることで、お互いへの思いやりや、お互いを大切に思う気持ちもさらにアップさせることが出来るはず。

つまり、遠距離恋愛で「頻繁に会えない。」というデメリットは、「お互いの大切さを再確認し、お互いを思い合える関係に発展させることができる。」というメリットに変えることが出来るのです。

デメリットその2 離れているから、デートにお金がかかる。

遠距離では、移動するために時間もお金もかかることが多くあります。恋のお相手が、海外在住などの場合には、数十万円単位での費用がパッと消えることにもなります。

お互い近くに住んでいるカップルと比べれば、お互いの家でデートし、デート費用の節約なども出来ずに、頭を悩ませている人も多いことでしょう。

しかし、お金がかかると言うことは、離れている間に、その費用を何とか貯めなければいけないということ。つまり、知らず知らずのうちに、貯金できる体質へと変わっていけるわけです。あなたを向かいいれる彼側も、あなたとのデートの費用や滞在費等を工面しなければならなくなりますから、二人で、貯金できる理想的なカップルになれるわけです。

また、遠く離れていれば離れているほど、当然、会いに行くことは大変になります。しかし、二人でのデートをするために遠出が必須になりますから、デートついでに旅行気分を味わうことだって出来ます。

近場に住んでいると、どうしても頻繁にデートを繰り返すことになり、その分、こまごまとした出費がかさみます。常に出費していると言う感覚があるために、なかなか二人で遠出して旅行に当てる費用を工面すると言うことも難しくなることでしょう。

その点、遠距離恋愛であれば、お互いに「好きな人に会いたい!」という前向きな気持ちの下、貯金に励むことが出来るのです。そして、二人とも、いろいろな場面において節約の心得が出来ていることですから、結婚後もお金の価値観がずれてしまうと言うこともすくなくなるでしょう。

遠距離恋愛で「離れているから、デートにお金がかかる。」というデメリットは、「お互いが自然と貯金体質になれ、デートのおかげで旅行気分も満喫できる。」というメリットに変えることが出来ます。

デメリットその3 頻繁に連絡がとれないので、言いたいことが言えない。

近くにいるカップル同士とは違い、遠距離恋愛中の二人は、二人で一緒にいられる時間には限りがあります。そのために、デート中は、デートを一緒に楽しもうと気を使う部分もありますので、お互いの不満に思っている部分などには、細かく触れられないというデメリットが存在します。

どんな相手とお付き合いしても、お互いに「もっと、こうしてほしい。」とか、「こういう部分は直してもらいたい。」という場所はあるもの。

できれば、お互いに歩み寄って、解決したいものです。でも、遠距離恋愛だと「こんな細かいことは言わなくてもいいか。」などと考えがちになり、それが積もり積もって大きな不満に発展すると言うリスクは確かにあります。

しかし、人間と言うのはそもそも誰かから忠告やアドバイスを受けても、故意に行っている不愉快な態度などではなければ、なかなか直すことなど出来ないものなのです。

つまり、言っても言わなくても、直るものは直るし、直せない部分は直せないのです。では、どうしたらいいのか?お付き合いを順調に運ばせたければ、ある程度の部分は「辛抱」することです。

相手の嫌な部分を我慢するか、気にしないようにするしかないのです。近場のカップルの場合、一緒にいる時間が長ければ長い分、相手に対する不満もいろいろと出てきます。そして、いつでも一緒にいられる関係ということから、つい言葉に棘がある言い方で注意しがちです。

その点、遠距離恋愛では、「多くの部分は、目をつぶる」という対応がお互いに多くなるため、お互いの不満から大きな喧嘩に発展するというリスクを回避できますね。

それに、どうしても直してほしい部分は、メールや電話で伝えようとすることになります。そうなると、事前に自分が伝えたい部分、直してほしいと思っていることを考える時間が持てますので、冷静に相手に伝えることも可能です。

感情的になったまま、相手に必要以上に傷つける言い方で注意しなくても済みます。

遠距離恋愛で「頻繁に連絡がとれないので、言いたいことが言えない。」というデメリットは、「相手に言わなくてもいいことを言わなくて済むし、伝えたいことは事前に冷静になって考える時間をとることができる。」というメリットに変えることができます。

二人で協力し合いましょう

遠距離恋愛で考えられがちなデメリットは、考え方ひとつでメリットにすることも可能です。デメリットをメリットに変えることで、二人の関係をさらに発展させ、より良いものにすることだって、出来るのです。

でも、それには、お互いの協力が不可欠。どちらか一方だけが、多額な費用がかかるデート費用の負担を強いられたり、どちらかだけが会いに行く努力を重ねても、途中で息切れして、ダウンするだけ。

二人で力を合わせながら、距離に負けない恋愛をしましょう!

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