妊婦の体調不良は冷えから?!隠れ冷えの実態と対策について

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妊婦さんは、普段より汗っかきになる方が、一般的に多いようです。体温が高めになっていることも暑さを感じる原因かもしれませんね。でも、最近、妊婦さんの隠れ冷えという言葉を聞くことはありませんか?

隠れ冷えってどんな感じ?

おへその上、下を触ってみて、上の方が冷たく感じたりしませんか?これは実は、内臓が冷えてしまっているのです。こんなに暑くて、ポカポカだけど、お尻や太ももは冷たい。こんな症状があれば、気づかないうちに冷えてしまっているのです。

冷えていると、全身への血流が滞ることになってしまいます。そして、これが原因で肩こりや頭痛にも悩まされがちなことがあるのです。妊婦さんは、薬も控えなくてはいけないし、こういった症状がでるとツライですね。

さらに、赤ちゃんはやはり温かいところが住みやすいようで、逆子がなかなか治らなかった、冷えて子宮が固くなっていると難産になってしまうという傾向があるようです。

冷えは、妊婦さん、そして全ての女性のまさに大敵といえますね。では、ここからは、対策を考えていきましょう。

対策1 体の中から温める!

温かいお風呂につかったりして外から温めるのもいいですが、中から温めるほうが効果があるようです。体を温める食材で特にオススメなのは、、、

「ショウガ」です。

冷え対策には、ショウガを乾燥させておくのがオススメです。少しスライスして、乾燥させたものをすってみましょう。紅茶にいれてハチミツなども少し加えて飲むと飲みやすいです。量としては、小さじ1杯くらいからでOKです!

特に、安定期に入るまでは、つわりなどもあり、温かい飲み物よりすっとする飲み物の方がとりやすい場合もありますよね。

水分をしっかりとることは血流をよくすることにとても大切です。リンゴジュースやレモンスカッシュ、、、色々なバリエーションを試してみて下さいね。

対策2 ストレッチ、マッサージ

夜のリラックスタイムのストレッチ、これを習慣に加えると体の血流を促し、冷え対策、また足のつりやむくみ対策にも有効です。

○足のストレッチ

足を伸ばして座り、足首を立てたり伸ばしたりを行います。足首をぐるぐる回します。次に足指のじゃんけん風に指をグーにちぢめたり、パーに伸ばしたりします。
妊娠中期以降はこちらもどうぞ。

○股関節のストレッチ

あぐらの姿勢で座り、無理ない範囲で足を床につけます。体もできる範囲で倒していきます。

○腰のストレッチ

仰向けに寝て、膝を立てます。ひざをくっつけたまま横にゆっくりと倒していきます。

あくまでリラックスして行うことが大切なので、お腹のはりなどを感じたらすぐやめるなど無理なく行ってください。

またもうひとつオススメなのが、足の裏やふくらはぎをイタ気持ちいい位に押してマッサージすること。これ、ダンナ様にしてもらうのもいいかもしれませんね。ダンナ様とのふれあいタイムも大切にして妊婦生活をよりハッピーに過ごしたいものですね。

対策3 こんにゃく湿布

これは、いよいよ赤ちゃんがおりてくる後期の頃にオススメしています。こんにゃく湿布の作り方は簡単です。こんにゃくをお湯の中でゆでます。かなり熱々になるので気をつけて取り出してください。

タオルなどにくるんで腰にのせたりお腹の下の方にのせたりしてみてください。最初は特に熱すぎないように、くるみかたを工夫してくださいね。じんわりあたたまります。おまたにもはさんでみてください。安産のおまもりです。

なお、一回に30分程度は温かさがもちますし、少し縮みますが、何度か使えます。

いくつか、妊婦さんの冷え対策をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。妊婦生活、冷えからくる体調不良なんかとは無縁でカラダもココロもポカポカ元気で過ごせるといいですね。

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