そろそろ職場復帰・・この先どんな毎日が待っているのだろう・・そんな風に不安を抱えている育休中の正社員ママ達。これからはのんびり過ごしてはいられない、分かってはいるけど具体的にどう乗り切ればいいのかしら。
育児も仕事も頑張りたいママにちょっとしたコツをご紹介します。
育休が終わりいよいよ職場復帰。慣れない毎日です。朝早く起きて、ご飯の支度、自分の着替えにお化粧、子供に朝食を食べさせ着替えさせる。洗濯と掃除はいつやる?
こんな風にバタバタしてしまわないよう、時間を上手に使っていきましょう。
仕事も育児も両立させたい、簡単にそう言うママが多いのですが、両方を手に入れたい場合は努力が必要です。
朝のバタバタが苦手な人は、早く起きた30分で出来るだけの朝仕事をこなします。
子供と夫が寝ている間に自分の支度を済ませてしまう、3人分の朝食を作っておく、洗濯を干してしまう。この30分を活用するだけで朝が大分楽になります。
帰宅してから慌ただしいのが苦手な人は、早く起きた30分で帰宅後にやるべきことを済ませてしまいます。
夕御飯の仕込みをする(野菜をカットしておく、お米を研いでおく)、翌日の着替えの準備、保育園の準備を済ませる。これだけでも帰宅してからが大分楽になります。
共働きをするということは、お互いが助け合って働いていくということです。ママばかりに負担がかかると必ずしわ寄せが来ます。復帰する前に夫婦でよく話し合い、協力が得られるようにします。
夫の説得は最初が肝心です。最初から夫が協力しない状態を作ってしまうと、その後の協力は難しいと考えて下さい。
まず妻が働くのは何のためか、どうして共働きしなければいけないのかを話し合います。毎月の生活費を補填したい、マイホームが欲しい、子供の教育費が必要だから。ここで分かるのが「夫の収入だけでは厳しい」という現実です。
話し合ううちに「そうだね、二人で働けば大分楽だし、マイホームも現実的だね、子供の為に貯金もできるね」ということが夫にも分かってきます。
そこまで分かってもらえたら、家事の分担の話をしてももう大丈夫です。金銭面で不安になるなら、少しくらい家事を手伝うよ。と言ってもらえるはずです。
家事の分担はその夫婦の生活スタイルによって変わってきます。夫の方が出勤時間が遅いなら、子供を保育園に連れて行ってもらえるようにお願いできます。料理が好きなご主人には朝食をお願いできますね。
お互いできることをやるようにすれば、時間にゆとりが生まれてきます。
例えば土日休みの夫婦の場合、つい土日とも遊びに出かけてしまいます。日々ストレスがありますから仕方ないですが、これでは自分たちの首を絞めるばかりです。
では、日曜日は自宅にいる日と決めたとします。この日はまず「1週間分の献立を決めて買い出しに行く」から始めます。
月曜から金曜までのメニューを決め、それに必要な買い出しをしてしまえば平日に慌ただしい思いをしなくて済みます。まとめ買いは家計にとってもプラスになるので一石二鳥です。
買い出しが終わったら、翌週1週間分の「着替え」を準備します。
子供が朝着替える洋服を月曜から金曜までセットしてしまうのです。小さな箱を5つ用意し、服を5日分入れておけば朝起きた時に慌てずに済むのです。着替えの準備の前に翌週の週間天気をチェックして気温を見ておくのも大切です。
次に、自分の1週間分の洋服をセットします。
仕事の予定でスーツを着る日があったり、着たい服がシワシワだったり。こんな時はアイロンがけをしてハンガーにかけておけばあとは着るだけ。毎朝洋服を選んでアイロンをしていたのでは疲れてしまいます。週末にまとめてコーディネートしてしまいましょう。
ここまでは自宅での時間の使い方をお話ししてきました。
では、勤務先や外出中での時間を有効に使うことはできないでしょうか。現在はいろいろと便利なものがたくさんある時代です。働くママにとっても使わない手はない、そんな便利なものを上手に利用する方法をご紹介します。
まだスマートフォンをお持ちでない方は是非復帰前にスマートフォンに切り替えることをお勧めします。スマートフォンの活用でちょっとした空き時間を有効に使うことができるのです。
通勤時間、外出先への移動時間、お昼休みなどの時間をどう過ごしていますか?この時間にスマートフォンから様々なことができます。
先ほど、「週末に1週間の献立を考えておく」というお話をしましたが、これもお昼休みなどを使って考えてしまうようにしましょう。
スマートフォンのアプリには献立を考えるのに便利なものがたくさんあります。上手に活用すれば簡単スピードレシピなども覚えられますよ。
仕事と育児を両立しながらフルタイムで働くということは容易ではありません。しかしどちらも自分のものにしたいと考えるのであれば、ちょっとした努力と工夫が必要です。
まずは時間にゆとりがもてるよう生活スタイルを見直し、空き時間を有効活用することから始めてみてください。