近ごろ人気沸騰中のココナッツオイルですが、皆さんはご存じですか?ココナッツオイルは食べてよし、塗ってよしで健康にも美容にもいいオイルです。最近は大手のドラッグストアでも売られるようになりましたので、見かけた方も多いのではないでしょうか。
使い道が多様なココナッツオイルですが、実はうまく使えばスキンケアの時間短縮にもなるんです。肌のお手入れはきちんとしたいけど、時間がない方はたくさんいらっしゃると思います。今回はココナッツオイルで時短美容する裏ワザをご紹介しますね。
美容においてココナッツオイルの良さは、まず敏感肌でも安心して使える優しさです。抗酸化作用のあるビタミンEと母乳にも含まれる成分であるラウリン酸が、肌を保湿しつつバリア機能を守ってくれます。
また肌を弱酸性に保つ働きもあるので、肌荒れも防いでくれます。ビタミンEもラウリン酸も肌に浸透しやすい性質を持っており、見た目より伸びのいいテクスチャーですのですぐなじんでべとつきません。
25度以下だと固まりますので、少し固まった状態だとシアバターのように使いやすいですよ。またココナッツオイルは南国で昔からサンオイルとして使用されてきました。
20%ほど紫外線をカットする力があり、天然のオイルですので肌にも負担をかけません。紫外線による乾燥や肌荒れもきちんとケアしてくれます。
ココナッツオイルに限らず天然のオイルは、時間がたつと酸化してしまいます。
冷蔵庫で管理しないといけないオイルもある中、ココナッツオイルは2年間常温で保存することができます。忙しいとついつい容器も放置しがちですので、これはうれしいですね。
あとココナッツオイルは25度以下だと白く固まる性質をもっています。これはオイル由来の成分のためなので、液体でも固体でも品質に問題はありません。
固まった状態だと適量が取りやすいですが、量が取れないほど固まってしまった時は少し湯煎して液体に戻してください。
まずは忙しい人のためのボディケアです。
塗った直後はさすがに多少ベトつきますので、オイルの感覚が残っている間に全身をマッサージしてしまいましょう。
マッサージしている間にオイルがなじんでゆき、終わるころには全身の保湿はばっちりです。マッサージは血行も良くしますので、これひとつでケアは万全と言えます。
お風呂に入っている間にココナッツオイルが柔らかくなり、お風呂上がりまでには使用できるようになります。
ただすぐに柔らかくなるわけではありませんので、できればお風呂に入るまでにはオイルの状態をチェックしておきたいところです。
次は忙しい人のためのフェイスケアです。
化粧水は水分ですので、何かでふたをしないと水分が蒸発して肌が余計に乾燥してしまいます。ココナッツオイルをうすく塗ってしまえば、肌本来の水分の蒸発も防げます。スキンケアする時間はないけど乾燥したくない、そんな時に使える技です。
またココナッツオイルには、化粧水などの浸透を助けてくれるブースター効果も期待できます。時間ができた時にゆっくりスキンケアすれば、精神的にもリラックスできると思いますよ。
肌が柔らかくなり、後の美容液などもなじみやすくなります。ココナッツオイルは皮脂に成分が近く、自然な形で乾燥を防げます。
ただ乾燥の激しい時期だと本格的な保湿がむずかしい場合もあるため、一番最後の仕上げには重いテクスチャーのオイルの方がいいかもしれません。自分の肌と相談して、必要に応じてアイテムを使い分けるのがベストです。
こちらは忙しい人のためのヘアケアです。ココナッツオイルは昔からヘアオイルとして使われており、髪をやわらかくしてくれます。
ココナッツオイルは皮膚を柔らかくしてくれるので、頭皮にもいいです。もし時間ができたら、オイルを温めて頭皮のマッサージをするとフケ防止にも役立ちますよ。頭皮も一枚の皮膚ですから、しっかり保湿しておきたいですね。
20分ほど湯船につかったら、後は普通に洗い流してシャンプーなどをしてください。パサついた髪が、みるみるしっとりしたツヤ髪になりますよ。
以上、ココナッツオイルを使った時短美容法をご紹介しました。
きれいになりたいけど時間がない、昨今の女性はこんな悩みを持ってる方が多いのではないでしょうか。
ココナッツオイルは酸化しにくい扱いやすいオイルですので、上手に活用して手軽にきれいを手に入れたいですね。