20代30代の女性で、年齢だけ見ればもう立派な大人なのに、なぜかいつも周りの人に若くみられるという人、最近すごく多いと思います。若くみられると言えば聞こえはいいですが、多くの場合はおさなく見えています。
立派な品格を身に着けていなければいけない歳なのに、いつも若くおさなくみられてしまうということで悩んでいる人に共通してみられるのは、顔だちではなく所作の問題です。顔が幼いということで幼く見える人も確かにいますが、そういった人でも品格ある所作を身に着ければおさなくは見られないものです。
顔立ちよりも所作・立ち振る舞いで幼く見える方がよほど多いですし、そちらの方がよほど問題です。今回はそんないつもおさなくみられて悩んでいるという女性のために大人の女性の雰囲気を身に着けるコツ4つをご紹介いたします。
これらを参考に、幼いとなめられる日々から卒業して、大人っぽい素敵な女性に変身しましょう。
焦ってせわしなく動いていると、それだけでいつも落ち着きのない印象になり、結果それが幼い印象へとつながります。身近にいる大人っぽい女性を想像してみてください。いつもせわしなくは動いていないはずです。
むしろそういった大人っぽい女性というのは、一つ一つの所作がゆっくりだと思いませんか。注意深く見たことはないかもしれませんが、そういった大人っぽい女性というのは、顔立ちや髪色ももちろんながら、振る舞いにこそ品格が表れているのです。
焦ってせわしなく動き回るということは、全ての行動が後手後手になってしまっているということです。大人の女性になりたければ、先手先手で動くようにしましょう。
大人っぽい女性と、どこかおさなく見える女性の違いで、はっきり見て取れることの一つに姿勢の問題があります。おさなく見える女性は猫背であったり、すわり方もどこかだらしなかったりと、品格にかけています。
もちろん身長だけでは根本的な解決にはなりませんが、大人っぽい品格ある女性の背筋は、共通して曲がっていません。まず意識次第で誰でも改善できる、この背筋の問題から、解決していくというのも有効でしょう。
話し方も、印象を大きく作用します。子供っぽい幼い印象を与えるという人は等しく、学生時代のままのしゃべり方だったり、仕事とプライベートでしゃべり方の使いわけが出来ていない場合が多いです。
そして使い分けが出来ずに子供っぽい印象を与えるその最大の理由は、語尾にあります。知らず知らずのうちに語尾が伸びてしまっていたり、語尾がなんとなくごにょごにょっとしているということが散見されるのです。
もちろん最後まではっきりいわなくても意味は通じますし、『あの~』等の語尾はついつい伸びてしまうのもわかります。しかし意識していけば改善できないものではありません。顔立ちはおさなくないし、振る舞いも姿勢も悪くないのになぜかおさなく見られるという人は、語尾を意識してみましょう。
大人っぽく見えるという印象は、イコールでしっかりしているという印象です。ではどういったことがしっかりしている印象を相手に抱かせるのかというと、それは気持ちの良い挨拶です。
なんとなくさらっと流してしまっているということはないでしょうか。朝1の挨拶でも、帰り際の挨拶でも、とにかく挨拶をする際には目を見てはっきりと、というのを心がけましょう。
以上、大人の女性の雰囲気を身に着けるコツ4つのご紹介でした。
これらは所作など普段の何気ないシーンでのコツですが、もちろん見た目も大切です。明るい髪色や、派手なつけまつげなどは、どうしたっておさなく見えます。特に初対面の人からは必ずおさなくみられることでしょう。
また、髪型というのも印象を大きく左右します。特に前髪です。髪色も明るければ明るいほど幼い印象を与えますが、それと同じくらい前髪も印象を決定づけるのです
前髪を作るよりも、前髪を左右に流すほうが断然大人っぽく見えるものです。パッツン前髪などは論外です。圧倒的におさなく見えます。
どれだけ所作を身に着けても、第一印象で損をしては勿体ないので、これらの点にも是非注意してみてください。
もちろん今回紹介した所作に関しては、問答無用でみにつけておいてください。意識しないでもこなせるようになれば、もう誰かから幼いとか子供っぽいと言われることもなくなるでしょう。