いつも疲れてしまってない？デスクワークの疲れない姿勢を知ろう

いつもデスクワークをする度に腰が痛くなってしまい、それに悩んではいるんだけど、どうしたらよいかわからない。そのように考えている社会人女性も多いのではないでしょうか。たしかに仕事中に腰が痛くなったり首が痛くなったり目が痛くなったり頭が痛くなったりしていては、仕事の効率も上がりませんし、なによりも疲れて辛くなってしまいます。

今回紹介するのはそんなデスクワークがなぜかいつも辛くなってしまうという女性のための、疲れないデスクワークの姿勢です。毎日デスクワークをする時間が多いという人には特に読んでいただきたいところです。

別に痛いといってもちょっとの事だからと、気にせず仕事をこなそうと思ってるといつのまにかその姿勢以外の姿勢では集中できなくなり、どんどんダメージが蓄積され、いつか慢性的な腰痛や首痛、視力の低下を招きます。まだ軽度であるという今の状況から改善していけば、そんな事態には陥りませんので、軽度だからと侮らずに、しっかり改善していって下さい。

机に対してしっかり真正面に座る

まずは変な腰のひねりを避けるために、机に対して身体をまっすぐにし、机の横の面と身体が平行になるように座ります。そうすることで余計な負担が腰にかかりづらくなり、長時間座っていてもつかれにくい姿勢を作り出すことができます。

この真正面に座り作業するということは、パソコン以外のデスクワークの時も当たり前の習慣にしておくといいでしょう。ちょっとしたチェックですとか、電話とかはついつい身体をひねった状態をキープしながらやってしまうものですが、身体をひねると自然と腰がその形に変形してしまうので、できる限り常にまっすぐにするように気を付ける必要があります。

身体をひねらないように

真正面に座ることはもちろんですが、足を組んだりして、真正面を向いていのに、腰をひねってしまっているような状況を作りだすと、それも疲れにつながります。腰が曲がるとどうしても重さを支えるのが難しくなり、身体の他の部位も身体を支えるのに力を注ぐようになります。それが疲れの原因です。

従って、長時間疲れることなくデスクワークをしようと考えたならば、まずは腰をひねらないとことを意識して下さい。

視線をなるべく落とさない

視線をしたに落とそうとするとどうしても身体が前のめりになってしまいます。何かチェックをするために書類を見る際には、その書類を持ち上げてみるようにしましょう。パソコンのディスプレイの位置も目線の位置に設定し、無駄に前のめりになる機会を少しでも減らしていくのです。

視線が上がると首がつらくなりますし、視線が下がると首と腰に来ます。ちょうどまっすぐ見れるような位置にディスプレイを調節する、もしくは椅子を調節することができれば椅子を調節し、しっかりと正しい目線をキープ出来るようにして下さい。

せっかくの背もたれを活かす

仕事中は面接をしているわけではないので、一番自分が疲れない姿勢で座ることが一番いいです。従って、背もたれによりかかってはいけないというルールはありません。仕事によってはそれを禁止されている場合も少なからずあるかとは思いますが、それでもなるべく自分にとってサポートなる、背もたれを使えるように心がけましょう。

背もたれのあたりまでおしりを下げることで自然と腰が９０度に近い形でまっすぐ座れるようになり、上反身の重みを逃がせやすくなります。腰にかかるいつもの負担を少し想像すれば、疲れない姿勢をとることがどれだけ大切なことかわかると思いますが、不安定な上に下半身に比べて格段に重い上反身を完璧に固定し支えているのが腰です。重さにすると３０キロから４０キロの不安定なものを持っていると考えればいいのです。

そこにかかる負担がどれほど激しいものかおわかり頂けたでしょうか。そんな腰を適切な形にたもち、適切な位置においてあげなければ、あっという間に痛んでしまう、疲れてしまうということが理解できますね。

反対向きに背中をそってしまう程まげてしまうのは良くありませんが、できる限りまっすぐただしく背中をキープして、腰にかかる重みが、まっすぐ降りてくるようにしてあげるためにも、せっかくの背もたれを活用していきましょう。

足をしっかり地面につく

同じように腰にかかる負担を逃がしてあげて、疲れにくい姿勢を作るために大切なことは、両足の裏をしつかり地面につけるということです。腰にまっすぐ降りてきた重みをそのまま足までやんわりと分散することが出来れば腰にかかる痛みは単純に２０キロ程度になることでしょう。

以上、デスクワークでの疲れない姿勢のご紹介でした。

デスクワークで使れない姿勢を保つということは、もはや仕事の一部と言ってもいいでしょう。しっかりと仕事をする姿勢を自分で決めておくことは仕事のスイッチを入れることにもなりますから、より良い高いモチベーションで仕事ができるようになるでしょう。さらにそれが疲れない姿勢なのですから、集中力も途切れにくくなり、よりミスのない仕事もできるようになります。

姿勢を改めるだけで、集中力がとぎれなくなるのですから、例えすぐに疲れることに悩んでいるという人でなくても、試してみることをおすすめ致します。集中力を高めることで長時間のデスクワークを少しでも短くすることができるようになるので、確実に今より疲れないようになるでしょう。

週に５日間も続くのが仕事です。少しでも疲れない身体を作ることができれば、金曜日までフレッシュに戦えるようになりますね。是非、姿勢、気にしてみてください。