毛穴トラブルにも色々な種類があり、原因も様々です。過剰な皮脂の分泌によって毛穴が開いたり、加齢によるたるみが原因で毛穴が開くこともあります。
全部で4タイプあるため、自分の肌の毛穴目立ちがどのタイプに当てはまるのかをチェックしてみて下さい。原因を把握することで、肌質にピッタリの対策を取ることができ、脱・毛穴への道が開けます。
顔全体の皮脂分泌が活発で、一度ニキビができると併発を繰り返します。Tゾーンを中心とした、赤みを帯びた毛穴の開きが目立つのが特徴です。
空気中の汚れやメイクなどの影響を受け、角栓が酸化することによって肌全体の炎症が起きます。元々の肌質、あるいは不規則な食生活やホルモンバランスの影響などから、皮脂が過剰に分泌されています。洗顔は炎症を起こさせない低刺激な石けんで行いましょう。
フルーツ酸やグリコール酸が配合された化粧水には、炎症を鎮静させる作用があります。コットンの4隅がひたひたになるまで化粧水をたっぷり取って、毎日欠かさずパッティングをしましょう。パッティングの時間は、顔全体に潤いが行き渡りひんやりするまでが目安です。
小鼻周りは元々皮脂分泌が活発なため、毛穴が黒く目立ちやすい部分です。常に開きっぱなしのように見えるので、メイクでも中々隠しきれないのが難点です。
空気や紫外線などの影響で角栓が酸化することで、毛穴が押し開いたまま詰まった状態になります。紫外線の強い夏の間は、毛穴を塞がない日焼け止めを選んで使用しましょう。
蒸しタオルは、水を含ませて軽く絞ったタオルを電子レンジで温めると出来上がります。
タオルで小鼻周りを包み込み、温かい蒸気を3~5分程度当てて下さい。肌が温かいうちにクレンジングや毛穴パックを行うと、黒ずみを除去するのにより効果的です。
Tゾーンはもちろん、顔全体の毛穴に触るとざらつきを感じます。肌に残留した過剰な皮脂やメイク汚れなどで角栓が詰まり、白っぽくなっているのが特徴です。
分泌された皮脂と、古い角質や落とし損ねたメイクが混ざり合うことによって、毛穴詰まりを引き起こしています。しかし、白ポツ角栓は詰まってからの時間の経過が短いことが多く、角質層へのダメージも浅いため、丁寧なメイク落としや洗顔で取り除くことが可能です。
メイクをしっかりと落として、お風呂に入りながら毛穴の汚れをマッサージしましょう。
クレンジングクリームやオイルなどは好みのものを使用して、とにかく丁寧に行うのがポイントです。
毛穴汚れを浮き上がらせることを意識して、「の」の字を描きながらマッサージしましょう。入浴時以外のマッサージは、蒸しタオルで肌を温めてから行うと効果的です。
ほうれい線につながっていくような、斜め下に開いた毛穴が特徴です。ベースメイクの毛穴落ちが初期症状といわれています。
加齢によって、肌表面にハリがなくなってくることが原因です。水分保持力の低下によって毛穴が涙型に開き、口元のほうれい線につながりやすくなり発生します。日常的に表情筋のトレーニングを行い、内側からしっかりと土台を作りましょう。
乾燥した室内にいた日や紫外線を浴びた日は、いつものお手入れに保湿マスクをプラスしましょう。パックをする時間が取れないときは、お風呂の時間を利用して行うのがオススメです。お風呂の蒸気によって肌が柔らかくなるので、吸収力がアップして潤いふっくら肌になります。
普段使っていない表情筋を動かすことによって血液とリンパの流れが良くなり、肌の代謝がスムーズになります。お風呂以外の場所でもOKですが、お風呂で実践することで、老廃物の排出が促されやすくなります。
3分程度でできる簡単ヨガなので、是非習慣にしてみて下さい。
1.まずお風呂の中で正座になり、合掌のポーズを取ります。
2.10秒かけて息を吐きながら、顔のパーツを中央にギュッと集めます。
3.「ぱあっ」と脱力させて、もう一度ゆっくりと息を吐きます。縮めた筋肉を一気に解放することで血行がアップ。
4.下唇を舌の歯に押しつけ、上の歯だけ見えるように口角をアップさせます(横から見ると出っ歯状態になります)。それを10秒間キープ。
5.再び口角を上げます。人差し指と親指で輪を作り、頬の肉をつかんで持ち上げます。形状記憶させるくらいの気合いを入れて、10秒間その位置を保ちましょう。
いかがだったでしょうか。化粧品をより効果的に使うためにも、内側からのちょっとしたケアを取り入れて、毛穴の悩みを解消させましょう。