【女性必見】痔は便秘と深い関係あり!誰でも簡単解消法!

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一般に痔というと男性に多いイメージがありますよね。でも実際には男性と同じくらい女性も痔で悩んでいる人が多いのです。ではなぜ女性に痔で悩む人が多いのでしょうか。それは女性の便秘と深い関係があります。

女性は、どうしても男性に比べると腹筋力が劣ります。また、特に生理前はホルモンバランスが崩れやすいので、蠕動運動も弱くなりがちです。その結果どうしても便秘になりやすく、いきんだときに痔になってしまうことが多いのです。

また、女性は出産を経験して痔になる人も多いです。しかし、痔になってもなかなかそのようなことを人に相談するのは気が引けますよね。やはり人にはなかなか言いたくないのと、肛門を人に見せるのは恥ずかしいという思いがあるというのが大きな理由でしょう。

そこで、自分でできる、簡単な痔対策ついていくつかご紹介しましょう。

自分でできる簡単な痔対策

それほど深刻ではない痔に対しては、ある程度、日常生活の中で気を付けながら改善に向かわせることが可能です。その方法についていくつかご紹介します。

入浴法

痔の治療を行う上で最も効果的なのは入浴です。なぜなら、痔の原因として、お尻の周りが鬱血したり、冷えるということがあるためです。従って、入浴によって、これらの原因を取り除いてくれるのです。

入浴によって体の芯から温めるには、半身浴がおすすめです。お湯の温度も40度くらいでややぬるめの方が、長時間入浴することができますので、効果的です。時間は20分から30分くらいが適当でしょう。

こうして体全体を温めることによって、お尻の周りの鬱血も改善されるのです。そして、体を洗う際は、肛門の部分もきれいに洗うようにして下さい。肛門の周囲は常に清潔にしておきたいものです。そしてお風呂から上がったら、体を冷やさないように気を付けましょう。

冷え対策

冷え性は、痔にとって一番気を付けたいことの1つです。なぜなら、体が冷えると、体内の血液の循環がどうしても悪くなってしまい、体が冷えてしまいます。体が冷えると肛門周辺の結果も鬱血して痔が悪化することになるのです。

そこで、日頃から、体を冷やさない工夫が必要です。冬場は必然的に厚着をするなりして暖かい格好をすることが多いでしょうけれども、気を付けなければならないのは、夏場です。クーラーが効きすぎている部屋に長時間いると冷え性が進行してしまい、痔を悪化させることになります。

寝る際も、ふとんをきちんとかけて体を冷やさないようにしましょう。また、冷たい飲み物もできるだけ避け、温かいお茶などを飲むようにされるとよいでしょう。その他、市販の冷え性対策グッズもいろいろとありますので、それらを利用してみるのも1つの方法といえるでしょう。

睡眠

睡眠は痔だけでなく様々な病気を治療する上で大切なことです。睡眠をしっかりとることによって体の免疫力を下げないようにし、炎症を抑える、あるいは起こりにくくする効果があるためです。痔について言えば、横になることによって、肛門あたりにたまっていた血液が分散されて、鬱血防止に役立つのです。

また、便には雑菌がたくさん付着していますので、痔を患っていると、便が通過する際、雑菌が感染する恐れもあります。睡眠をしっかりとることで免疫力が低下しないようにし、雑菌に感染しない体にすることが大切なのです。

アロマテラピー

アロマテラピーで使われている精油は、花や植物の持っている有効成分を抽出したもので、これを香りとして体内に吸入させるのです。すると血液中に香りの成分が入り込み、体内を循環することで、花や植物が持つ薬理効果を発揮させることができます。

こうしたアロマテラピーは、医薬品というわけではなく、これによる効果を医療効果として認めるかというと現実には難しいところがありますが、補助的医療として少しずつ国内でも認識されるようになってきました。

例えば、花や植物の持つ香りを嗅いで、ある種のリラックス効果が得られることで、間接的に病気の改善に活かされるようになってきています。特に痔の原因となる便秘対策や冷え性対策として一定の効果が得られることがわかっています。

アロマオイルの中には、特に痔の改善に効果的なものもありますので、浴槽に数滴入れて入浴する方法も効果的です。但し、人によっては、皮膚が弱い場合、直接肌に触れることでかぶれの原因になってしまうこともあります。

このような場合は、小さな容器にアロマオイルを入れて、浴室の隅に置いておくだけでも効果はありますので、ぜひお試し下さい。

その他日常生活において心がけること

痔の痛みとしては、まず排便のときがあります。便秘気味の人や硬い便が出る際は、いきんだときに出血とともに激しい痛みを感じることがあります。そこで、少しでも便をやわらかくしたりするなど、排便をスムーズに行うような工夫が必要です。

そのためにはまず、朝起きたときにコップ1杯の水を飲むようにしましょう。できれば冷水の方がよいでしょう。
ただ、人によっては、すぐ下痢の症状が出てしまう人もいます。その場合はこうした水の摂取を控えるようにして下さい。

また、環境によってはトイレに簡単に行けない場合もあると思いますが、日中、できるだけトイレを我慢しないようにしましょう。便意をもよおしたときに、できるだけ早めにトイレに行くようにして下さい。

あと、排便をする際は、できるだけシャワー式トイレを利用するようにして下さい。排便の時間を短くして肛門に負担をかけないようにすることと、お尻を拭く回数が少なくすることで、摩擦による出血をできる限り防止するためです。

女性の中にはダイエットを実行しておられる方もいらっしゃるでしょう。しかしダイエットは水分摂取を少なくしたり、食物繊維が少なくなったりすることがあり、痔を悪化させる原因ともなります。このような場合には、ダイエットの方法を検討されることをおすすめします。

恥ずかしがらずに早期治療は病院へ

以上のように、痔を患った場合の、自分でできる簡単な改善方法についてご紹介しました。但し、これらはあくまで軽度の痔に対する改善策ですので、もし、症状が深刻な場合は、迷わず専門医にご相談されることをおすすめします。

市販の痔の薬もありますが、これも軽度の痔には有効であっても、症状がかなり進んだものに対しては、効き目があまり期待出来ません。いずれにしてもできるだけ早く肛門科の医師の診察を受けられるのがよいでしょう。

肛門を見られるのは恥ずかしいというのは誰でも思うことですが、肛門科医は肛門を見るのが専門の仕事ですから、恥ずかしがらずに、症状がより進行してしまう前に診察を受けて下さい。

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