あまりもうちの旦那はダサすぎてもはや一緒に出かけたくないレベル。そのうち娘たちからも旦那と一緒の行動を拒否されるかも…などと悩む奥様、たくさんいそうですよね。
おそらく旦那がダサくて妻が困っている場合は、旦那の休日ファッショについて悩んでいると思われます。
今回は、旦那の服装がダサいと悩む奥様向けに、休日の旦那の服装改造計画の手順をお伝えしたいと思います。
旦那の服装が気に入らないので、口頭で「ダサい」とか「気に入らない」「一緒にでかけたくない」とか伝えている、という奥様。
おそらく、旦那の服装、みじんも変化していないのではないでしょうか。そろそろ口頭で注意するだけでは旦那の服装はびた一文変化しないということに気付きましょう。
ダサい洋服でもそのままでよしとする(もしくはダサいことにすら気づいていない)人が、自ら「ではどんな服装がおしゃれなのか」などと考え、妥当なお店を実際に選び動き服装を改善するなどという可能性は著しく低いのです。
口頭で伝えて伝わらないという経験をしているなら、旦那側は妻の意見をうるさいと感じているか、もしくはどうしたらいいのかわからないのかどちらかです。別の手段をとりましょう。
あなたの選択肢は以下のどちらかしかないのです。
ただ、後者にするぞと決めたところで、あなたが買ってきた洋服を旦那が断固として着ようとしないなどの別の問題は発生したりもします。あきらめないことが肝心です。
では、ダサい旦那を改造するには具体的にどんな手順を踏んだらよいのでしょうか。
女性と違い男性の靴のデザインはそんなに多くありません。休日の旦那をなんとかしたいのなら、最悪、以下の3足で事足りるでしょう。
この3足だけでいいので、特定のブランド、アイテムに絞りって固定してしまいましょう。例えばブーツなら、「ワークブーツ」でブランドは「ドクターマーチンのエイトホール」などとし、がちっと定番を固定してしまうのです。
ただし、旦那も妻も双方が納得できる定番が決まるまでは試行錯誤するようにします。靴がへたってきたら、まったく同じものを買えばいいのです。同じものなら、旦那が買おうが妻が買おうが手間はそれほどでもありませんよね。
なんならインターネットを使ってもいいわけですから。靴はいいもの履かせた方がいいですよ。倹約家の旦那に高いと言われてもなんとか説得してブーツはいいものを買いましょう。
説得の根拠としては、その他の服装をリーズナブルにしてトータルの服飾費を押さえればよいこと、ブーツは、手入れをしたら何年も持つということなどが挙げられます。
買い物にも一緒にいきたがらないようなめんどくさがりやで、かつ妻が買ってきた服も納得しない旦那向けの手順です。
ポイントは、靴の定番選びと同様、お互いに納得のできるブランドを選ぶことです。どのブランドを提案するかは妻側となるわけですが、いったんブランドが決まると、テイストがそろうので、ブランド内でアイテムを揃えていくとおしゃれにみえます。
さらに、同じブランドで、トップスやボトムスのサイズがわかれば、また同じブランドの別のアイテムを買うときにスムーズにサイズを選ぶことができます。
男性のファッションはそれほどバラエティー豊かではありません。ですので、旦那の定番コーディネートを決めてしまうとラクチンです。誰にでも似合うようなコーデとしては以下のような感じになりますよね。
例えば、夏のポロシャツについて、本人も気に入るようなブランドのものがあるなら、色違いで揃えましょう。色が違う程度なら、本人も納得して着るはずです。ハーフパンツも無地のモノや柄ものなど、同じブランド、同じデザインのものでそろえます。
いわゆるおしゃれさんの得意技、イロチ買いというやつですが、カラーや柄が違うと雰囲気はかなり変化するので、アイテムの組み合わせは同じでも色や柄が違えば、雰囲気の違うコーデができあがります。
「生地がちくちくしてこの服ヤダ」とか言い出すような旦那にも気に入った素材の色違いのアイテムを与えるなら、妻もイラっとせずに済みますよね。
ともかく、旦那がファッションにふれるような環境を作りましょう。
男性ファッション誌を旦那と一緒に見て妻好みのファッションを伝えます。「このコーデかっこよくない?」。
もちろん、旦那の好きなテイストもチェックしましょう。お互い共通する部分がみつかればラッキーです。かなり旦那改造計画は推進力を持つことでしょう。
テレビタレントでも、特に芸人さんのファッションはスタイルも普通な一般人でも真似しやすいのでおすすめです。おしゃれな芸人さん、いますよね。旦那のファッションの参考にしましょう。
妻から褒められるより、家の外にいる他人に褒められるほうが旦那には多大な効果があります。あなたが選んであげた洋服を旦那が着ているときに、友人や親や知り合いなどに褒めてもらいましょう。
旦那がタンスの引き出しの一番上の服ばかりを着るような無頓着なタイプなら、一番上に着てほしい服をセットします。さらに、ダサい洋服はそれとなくタンスからフェイドアウトしましょう。
捨てるかどうかはかなり慎重に対応した方がよいでしょう。妻がダサい服を捨て、それが発覚したとき、許してくれる旦那ならいいですが、そうではない場合、信頼関係が崩れてしまいますよね。
「二度と僕の洋服に手を触れてくれるな」などと言い出したら、あっというまに旦那がダサい道を極めてしまいます。
フェイドアウトした洋服は押し入れの奥の方にでも移動して、「アレどこいった?どうしても着たい」と旦那が言い出したら該当のダサい服を出してあげます。
とはいえ、引き出しの一番上の洋服しか着ないような無頓着なタイプなら、視界に入らない洋服については記憶のかなたに飛んでいくと思われます。
そうして、しだいにおシャレ服でタンスが締められるようになっているなら、旦那本人にもセンスというものが芽生えるかもしれません。あらためてひっそりと移動させておいたダサい服を本人に見せたら意外と「ダサいからいらない」と言うかもしれませんね。
繰り返しますが、男性のファッションのバリエーションはそれほど多くないわけです。一般的に妻が求める旦那の休日ファッションは、きれいな感じのカジュアルファッションであるでしょう。
夏ならば、たかだかポロシャツとデニムを着るくらいでいいのだとするなら、それほど難しいコーディネートが要求されているわけではありません。
ならば、そもそもクローゼットのなかに「そこそこ」なアイテムばかりがあれば、さすがの旦那も手持ちの「そこそこ」のアイテムから選ばざるを得ないので、「そこそこ」のアイテムの組み合わせの「そこそこ」なファッションができあがります。
どこのブランドかわからないポロシャツを、そんなのどこで売っているんだと思えるケミカルウォッシュのツータックジーンズにイン!足元はもちろんビジネスシューズ的な革靴。そんな服装の旦那を目撃した日には、頭がクラっとしてしまいそうです。
しかし、ダサくてセンスのない旦那が選んだ結婚相手は「自分」であるというまぎれもない事実もよくふまえておきたいところです。もしかすると「ダサい」は家族のために一生懸命働いてくれる旦那のチャームポイントかもしれませんよ。
それでも妻として旦那を改造したいのなら、旦那に感謝しつつ改造計画を進める奥様の方が断然成功率は高いはずです。あきらめずに頑張りましょう。