あなたは、どちらを選ぶ？恋愛なし人生or恋愛あり人生。

今の日本では、結婚しない生き方、恋人も作らない生き方をする若者が増えています。立社会保障・人口問題研究所の調査（2010年）では、異性の交際相手も友人もいない割合は男性で約６0%、女性で約５0%になっています。

つまり、日本人のおよそ半分の若者が、恋人がいない状態という事になるのです。半分というと、なかなかの割合で驚きませんか？そういえば、私の周りの同僚や友人も、恋人がいないという20代後半から30代の人が結構います。珍しい事ではないのです。

人生の選択肢が増えた今のニッポン

今では、女性の社会進出が進み、仕事を生涯現役で頑張りたいと意気込む女性も増えました。ちょっと前であれば、女性は学校を卒業し、就職しても結婚したりすれば、すぐに退職し、家庭に入るパターンがほとんどでした。

でも、今は、男性一人のお給料では家族が養えないような状態になっています。今は、何とかなっても、いつ会社が倒産したり、リストラされるのか？なんて考えていると、女性も、オチオチ家庭に収まっている場合ではないのです。

経済的な面が変化した事もあり、結婚しても、出産しても仕事を続けたいと考えるしっかりものの女性が増えました。

一方で、仕事を優先するあまり、恋愛がおざなりになってしまう女性も増えています。こんな時代なのだから、仕事も一生懸命しなきゃいけないし、年頃になれば、周りには結婚や恋人について質問されるし。今の適齢期の女性は、大変ですね。

そもそも、恋愛は、したほうがいいのかどうか、恋愛なしの人生と恋愛ありの人生について考えてみましょう。

恋愛なしの人生

生きていくのに、絶対に恋愛をしなければならないというわけではありません。結婚もまた然りです。でも、あなたの周囲の人にしてみると、老後一人で過ごす事になるとか、いずれは寂しい思いをするのでは？という心配から、あれこれと口を出されるんですよね。

あなたの事が心配、つまりあなたの事を大切に思うからこそ、親や兄弟、親戚は口を出すわけです。もちろん、面白半分、からかい半分で口を出す人もいますので、こういった口出しはスルーしましょう。

恋愛なしの人生は、楽しめないのか？という事ですが、恋愛しなくても十分に楽しむ事はできます。

恋愛なしの人生を選びたいというのであれば、仕事以外にも何か打ち込める趣味、対象を持つ事が重要です。それが、恋愛なしでも人生をあなたらしく輝かせ、生きていくコツになります。

農業に打ち込んだり、自分の趣味を極めたり、休日をフル活用して、生きがいを見つけましょう。

仕事以外といいましたが、仕事というのは、誰かに雇われている以上、自分の意思とは関係なく打ち切りにされてしまう可能性があるからです。

なので、勤め人が仕事に人生をかけていると、定年後や、急な契約の打ち切り、会社の消滅などであなたが大打撃を受ける危険性があるからです。

仕事が大好きというのであれば、今の勤務先がなくなっても、自分で事業を立ち上げられるくらいのスキルを身につける必要があります。

恋愛ありの人生

恋愛をして得られるものは、一人では発見できなかったものを発見できるという事です。

恋愛は、楽しいばかりではなく、辛く悲しいこともありますが、それ以上の喜びや楽しみを味わう事のできる経験なのです。

恋愛をすると、それまで自分でも気がつかなかったような自分の一面を知ることもあります。少しの間、彼と連絡が取れなければ、浮気しているのでは？なんて疑い深い自分を発見したり、彼が他の女性と話しているのを見かければ、その女性に嫉妬したり・・・・。

自分でも分からなかった女性のドロドロとした感情が浮き彫りになる事もあります。でも、これは悪い事ではないのです。あなたが恋愛をしたから、恋愛をできたから、こんな自分も私の中にいるんだなあと発見できたのです。

醜い部分だけではなく、自分の純粋な美しい部分の発見をする事もあります。一人で歩いていた公園も彼となら楽しくて、顔も自然と笑顔がこぼれますね。彼とデートをすれば、ファッションやメイクにも気を使います。自分や周りからも驚かれるほど女子力がアップすることだってあるのです。

辛い気持ち、悲しい気持ちは経験しなければ、同じ境遇にある人の心には寄り添う事はできないでしょう。

これは、人生においてとても重要な事で、あなた自身の人間力アップに大きく貢献する事になります。

恋愛ありの人生は、あなたを人間的に大きく成長させる事のできる経験なのです。

後悔の無い選択を・・・

恋愛なしの人生、恋愛ありの人生、どちらもそれぞれ得られるものがあったり、楽しみ方があります。一人だからこそ味わえる楽しみもあれば、相手がいなければ知ることのできない楽しみもあるのです。

今、恋人がいない状態であれば、恋愛なしの人生を思いっきり楽しんでしまいましょう。その先に、素敵な恋愛ありの人生があなたを待っている可能性は、十分にあるのです。

どちらを選ぶにしても、一度きりの人生です。人生なんて、あっという間に終わってしまいます。あなたの悔いのないよう、あなたらしく自分の心と向き合って、人生を選択しましょう。