私は燃え上がるような熱い恋愛がしたいのに彼氏の反応が薄い。そんな経験をお持ちの女性は少なくないのではないでしょうか?一般的に女性の方が恋愛に積極的だといわれてはいるものの、男性の余りの恋愛リアクションのなさに失望を感じてしまうことは珍しくありません。
なぜ女性ばかりが恋愛に熱を上げているように見えてしまうのか。それは男女の根本的な恋愛意識の差に原因があります。この意識差を理解しない限り、本当の意味で男性と恋愛することは不可能です。今回は、男女の恋愛ギャップについて解説します
まず最初に重大な事実を伝えなくてはいけません。それは「男性には恋愛という意識が存在しない」という衝撃的な事実です。そんなはずはない現に私は男性と恋愛をしている、という反論をする方は当然出てくるでしょうが、あなたが考えている恋愛と男性が考えている恋愛が同一のものだと言い切れるでしょうか?
本当に男性には恋愛という意識が無いのか?それを証明する一番簡単な方法が、男性向けメディアをチェックすることです。男性向けメディアとは、男性向け週刊誌、少年・青年漫画、男性向けの映画やテレビなどのことを指します。
多くの女性は、男性意識を理解するための手掛かりとしてなぜか女性誌の恋愛特集などを参考にしてしまうのですが、女性誌の編集をしているのは女性が中心ですから、男性を理解する参考資料としては不適格です。世間には男性を対象にしたメディアがいくらでもあるのですから、それをチェックするのが正しい方法です。
男性向けメディアをチェックして驚かされるのが、びっくりするくらい「恋愛」の二文字が登場しないことです。女性向けメディアであれば「良い恋愛」「お互いを高める恋愛」等のように「恋愛」の二文字は当然のごとく使用されていますが、男性向けメディアにはほぼゼロと言っていいくらい登場しません。
これは男性向けメディアの話題が異性を対象にしたものではないから、ということが原因ではありません。彼女を作る、モテる、といった言い方は結構頻繁に登場するのですが、そこに恋愛という単語が使われることはなく、テーマの問題ではないことがはっきりとしています。
なぜ男性向けメディアに恋愛という単語が登場しないのか?それは、男性の意識の中に恋愛という意識が存在しないからです。女性が男性とお付き合いするのは恋愛を意味しますが、男性側にしてみれば恋愛という意識はゼロではないものの、女性に比べれば非常に希薄なのです。
それに対して男性の側は、女性との関係に対してそれほど高度なものを求めていません。一緒にいて楽しい、かわいい子と付き合いたい、性的な関係を持ちたいなど、そこに生まれる意識は女性に比べて非常に単純なものにとどまります。
もちろん男性の中にも、女性と同様の恋愛意識を持つ人は存在します。しかし、そのような高度な恋愛意識を持つ男性は少数にとどまり、異端の存在といっていいかもしれません。タレントの石田純一さんは恋愛意識の高い男性として有名ですが、彼のような存在が少数であるからこそ注目を集めたのです。
では、男性に恋愛意識が無いことをふまえたうえで、女性はどんな恋愛戦略をとればいいのでしょうか?恋愛意識が無いからとって、男性が全く恋愛をしないわけではありません。女性側が男性側の意識をふまえたうえで行動すれば、むしろ有利な立場で恋愛することが可能です。
戦略の一つは、男性を徹底的に恋愛意識のない存在として扱う方法です。彼らは恋愛に関しては犬や猫と同じ、りアクションを返すだけの恋愛脳しか持ち合わせていないのですから、恋愛に対する過度な期待はやめましょう。精神的な駆け引きなどは仕掛けるだけ無駄です。
もう一つの方法は、徹底的に自分本位で恋愛をすることです。告白されるのを待つのは無駄、常に自分から積極的に動くことで、恋愛のチャンス自体を増やすことを目指します。男性を操ったり変化させるのではなく、常に自分に合う男性を探し続ける方法です。
男性の恋愛意識が低いことを理解すれば、余計なトラブルやすれ違いを起こす前に上手に対処できるようになります。恋愛においては男性に過度に期待するのはやめて、女性側が戦略的に行動することが重要になります。