結婚後に後悔しないために~夫となる人と話しておくべき5つのこと

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マリッジブルーの大きな要因が、「結婚後の生活の不安」です。「結婚して、生活がうまくいくのか。後悔することになるのではないか」と考え、憂鬱になる。そういう女性は少なくないでしょう。そんなマリッジブルーを解消するためには、夫となる人と、結婚前に生活設計をしっかり立てておく必要があります。ここでは、夫となる人と話しておくべき具体的なテーマを5つ紹介しましょう。

1. 親の同居問題

結婚が決まったら、まず、具体的な生活のスタイルについて、夫となる人ときちんと話す必要があります。2人だけの生活にするのか、彼、もしくは自分の親と同居するのか、という問題です。

特に、夫となる人の親については、話を詰めておかなくてはなりません。当座は別居するとしても、彼が「のちのちは同居したい」と考えているケースが少なくないのです。多くのカップルは、この点を事前に明確にしておかなかったために、のちにそれが大問題になり、場合によってはそれが離婚の原因になるということもあります。

結婚してから後悔する、これが一番切実な問題です。彼の親が年老いて、介護が必要になったときどうするのか、自分の親はどうするかをも含めて、きちんと話しておきましょう。介護が必要になってからの同居は、かなり厳しいものがありますから、将来を見すえた話し合いが必要です。

2. 子どものこと

次が子どものことについてです。子どもを望むのか、望まないのか。望むとしたら、何人欲しいのか。2人が同じ考えなら問題はありませんが、そうでない場合は、結婚前に2人の意見を調整しておきましょう。それをなおざりにして結婚してしまうのは、危険です。「そんなつもりではなかった」とお互いに後悔することになります。

できれば、「将来生まれてくる子どもの育て方、教育方針」まで話しておくことをオススメします。

3. 仕事のこと

共働きにするのか、専業主婦になるのか、ということも話しておかなければなりません。現在、仕事を持っている場合は、結婚を機に仕事をやめるのか、仕事を続けるのかについて、夫となる人の希望も聞きながら、判断しましょう。結婚生活を成立させる基盤のテーマですから、これも必須の案件です。

4. 家事、育児の分担について

前項、前々項とも関係してきますが、家事や育児の分担についても、話しておきましょう。「そんな細かいことまで、今決めなくてもいいじゃないか」と、夫になる人は考えがち。しかし、そうした具体的なことこそ、決めておく必要があるのです。

特に、育児。子どもが欲しいと2人で話したなら、実際に、妊娠、出産した場合、特に夫になる人が「育休」を取ることができるのか、そのつもりがあるのかについて、事前に確認しておきましょう。

これをしておかないと、人生計画を具体的に作ることができません。たとえば、仕事を持っていて、出産後もそれを続けたいと考えていても、出産したら育児はすべて自分にとりで行わなければならなくなり、やむなく仕事を辞めるといったことにもなってしまいます。

親との同居問題ともリンクしてきますから、きっちり話し合っておきましょう。

5. 家計の管理について

もう1つのテーマは、家計管理です。特に共働きにする場合は、収入が二本になるわけですから、それをどう管理するか。どちらがイニシアティブを持つのか、それぞれの「小遣い」はどうするのかについて、はっきり決めておくことをオススメします。

「家を買う」というテーマ、子どもを持つことを前提とするなら、その教育費、養育費も当然大きなテーマになります。そのための積み立てはどうするのか、家のローンはどう払っていくのか、といったことも話し合う必要があります。

こうした「お金に関すること」は、結婚生活の基盤となるにも関わらず、それを事前に話しておかないカップルが、現実にはおどろくほど多いもの。それが、後悔の元になるわけです。逆に、結婚前にしっかり話しておけば、安心して新婚生活をスタートさせることができますし、後悔を生まない賢いやり方と言っていいでしょう。

以上、5つのテーマを紹介しました。夫となる人はおそらく、こうした現実的な問題を結婚前に話し合うという発想を持っていないことが多いでしょう。「そんなことは、結婚してから決めればいいじゃないか」と考える男性が多いのです。

しかし、それが結婚後の後悔につながる、という認識を持って、こちらがリードする形で、事前に話し合っておきましょう。

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