毎日通う職場に好きな人ができると仕事にやる気が出たり、オシャレに気合いが入ったり、落ち込んでいても前向きになれたりと何かと嬉しい要素が多い職場恋愛。でもアプローチや告白には慎重さが求められるのが実情だ。
なぜなら、職場恋愛を快く思わない人から冷たい目で見られたり告白までこぎつけてもうまくいかず職場にいづらくなるといったリスクが多いからだ。
そんなリスクを少しでも減らすために周囲に気付かれないように自分の気持ちを効果的に伝える方法や振り向いてもらう方法は何があるか考えていく。
まず職場に好きな人ができたら、自分に興味をもってもらい仲良くなることがポイントになってくる。この子なんだか気になるなと思ってもらうことが全ての始まりだ。そのきっかけ作りに使えるのが「クロス」を意識した仕草だ。
「クロス」は交差という意味で、自分の体の一部を交差させるように動かすと自然と相手の心を動かすことができるというものだ。
右手が顔の前を横切るようにクロスする動きが女性らしさを際立たせるという。男性は自分にはない繊細さや女性らしさに好意や憧れの気持ちをもつ人が多いと言われているので女性らしい仕草にぐっときて異性として意識し始めるのだ。
会社でお茶を出すとき、好きな人が自分の斜め右にいたら右手でお茶を出すのではなく左手を使って出してみるなど不自然にならない程度に「クロス」を取り入れて自分の存在を相手に意識させる努力をしてみるのもいいだろう。
職場恋愛はアプローチの段階でも周囲に気づかれると面倒なことになるケースが多いためさりげないアプローチが重要になってくる。そこで効果を発揮してくれるのが「ふせん」である。
好きな人が大きなプロジェクトを抱えているときなどは狙い目だ。例えば追伸で「プロジェクト大変そうですが、お体大丈夫ですか?」や「あと少しでプロジェクトも完成ですね。応援しています」など自分だけのメッセージを書き加えるのだ。
また「いつも頑張っている姿に励まされています」や「尊敬しています」など普段口に出して言いづらいこともふせんの追伸としてサラッとかけば重くならずかつ、自分のことを気にかけてくれているんだなと気づかせることができ一石二鳥なのだ。
職場恋愛を成就させるためには、お互いの距離を縮め2人っきりになる機会をさりげなく作ることがポイントになってくるので、会社の行事や歓迎会、送別会などをうまく活用することが大事だ。
また社内では、給湯室や休憩室などを利用するタイミングをうまく合わせ2人で話す機会を作るのもいいだろう。
偶然を装って帰りのエレベーターで一緒になれば会話ができるチャンスになり、飲みに誘うきっかけにもなる。毎日の積み重ねを大事にすることが恋愛成就につながる。
職場恋愛で相手を振り向かせるためには、さりげないアプローチを重ね時間をかけることが何より大事だと思う。相手の立場を考えることも必要だし何よりお互いの仕事に影響が出ないようにしないといけない。
自分の存在を認めてもらい信頼関係が築けたとき恋が一歩前進するのではないだろうか。