恋愛・友情、どちらも大切…好きなひとが友達とかぶったら

大好きな友達と同じ人を好きになった。これは恋愛においてもっともめんどくさいことの一つです。友達が、たいして仲の良くないどうでもいい人ならば良かったのに、といつも状況を恨んでしまいますよね。

もしどうでもいい友達であれば抜け駆けしてデートにさそったり、構わず先に告白したり、彼女のよからぬ噂を流したりと、なんでもありなのですが、その友達のことも、その好きな人と同じくらい好きなんですよね。そうなるともうどうすることもできません。

せっかくの楽しい恋愛が、まったく楽しくなくなり、悩んでしまうことでしょう。しかしいつまでもこの状況でいるわけにもいきませんし、友達と同じ人を好きになってしまったら、どう行動するべきか、自分なりに学んでおく必要があるでしょう。

ここからはそのような状況に陥ったらどうしたら良いか紹介していきます。少しでも心が軽くなり、今の状況を打破するきっかけになれば幸いです。

その友達に相談する

仲の良い友達だからこそ、もっともやってはいけないのが抜け駆けすることです。大切な友達はいつまでもずっと無条件であなたの味方でいてくれたり、いつまでも自分を支えてくれたりするものです。そんな友達を裏切り、友達も同じ人を好きだと知っているのに、友達の相談にのりつつ相手の状況をしり、相手がうまくいっていないタイミングで抜け駆けするなんて、愚の骨頂です。

大切な友達で、恋愛も友情も手放したくないと思うのであれば、勇気をもって相談しましょう。恋愛にどっちが先に好きになったなんていうのは関係ありません。好きになってしまう時はどうしても好きになってしまうものです。２０代ともなると、相手もそのくらいの了見は持ってきているはずですし、何より相手も同じようにあなたの事を大切に思っているはずですから、正々堂々と勝負だね、というところにおちつくはずです。

抜け駆けしたら

逆にぬけがけして、友達を裏切り、友達の隙をみて彼にアプローチして、彼を落としたとすると、確実に友情は失います。そうなったのに、『あーおんなじ人好きだったんだ！そっか！しょうがないね！お幸せに！』となることは１００パーセントありません。もしそうなるのであれば、それは確実に嫌味で、裏では完全にあなたのことを嫌っているはずです。

そんなことをしたら、大切な友達を、とんでもなく傷つけてしまうことでしょう。素直に友達に今の状況を相談してみてください。それでも確実に彼女は良くは思わないはずですが、それでも印象は事後報告よりは何百倍もいいです。最初は感情が邪魔をして少し素っ気なくされる可能性もありますが、時がたてば正直に話してくれたあなたの行動に心地よさを覚えることでしょう。

恋愛よりも友情をとる

どちらも大切で、どちらもあなたにとっては失えないものだということは重々承知ですが、それでも、長い人生、どちらが大切かというと友達です。恋愛はこの時点ではかなうかどうかわからないものです。結局ふられて失うかもしれないのに、わざわざ友達と仲が悪くなる可能性があることをするのはもったいないです。

友情の大切さ

これから先もまだまだ人生は長いです。ちょっとしたことで落ち込んだ時、励ましてくれるのは友達です。彼氏ももちろん励ましてくれますが、いつまでもそばにいるという確証はありません。しかし友達は違います。２０代社会人で付き合いのある友達というのは、必然的にずっと友達でいるものです。つまりこれから一生何かある度にあなたを助けてくれるのです。

そしてそれは数多くあるものではないはずです。定期的にあうような、すごく大切に思えるような友達なんて、本当に一握りのはずです。２０代の社会人の友達は、家族と同じくらい大切なものなのです。失わないように、もっと注意してください。

友達の恋が終わるまでは待つ

それでも好きな思いが消せなかったとしたらどうしましょう。友達に相談しようとしたけどできない、友情をとろうとしたけどそれでも彼のことが好き、それならそれでいいんです。ひそかに彼を思い続ければいいのです。

上記のように、恋をとっても自分の恋が実らない可能性もあるように、友達の恋も実らない可能性があります。それならば、ひそかに思い続けて、友達の恋の行く末をみつめましょう。思うだけなら自由ですから。

友達の恋を見守ってる間は多少つらい思いもあるでしょうが、それでも友情も失いたくないのであれば、絶対にアプローチしたりしてはいけませんし、万が一彼からアプローチがきても、出来る限りこの時点では対応しない方がいいでしょう。心を鬼にして耐えましょう。

どうしても耐えられなければ、やはり友達に相談するしかないでしょう。この問題の解決策として適切なのは、この３つであることは間違いありませんから、どれかの方法を選ぶ必要があります。

恋愛と友情どちらをとるか

恋愛と友情は、家族と恋愛、家族と友情と同じくらいにぶつかり合うとやっかいな問題です。もし可能であるのならば同じ人を好きになるまえに、彼の悪いところばかりみるようにしてみたり、工夫して彼を好きにならないようにするのが一番でしょう。好きになってしまう気持ちは、なかなかコントロールできるものではありませんが、それでも努力次第である程度はなんとかできたりするものです。

今回はもう好きになってしまっているので仕方ないことではありますが、これからは絶対にそのような事態にならないように気を付けるようにしましょう。友達の恋愛相談にはなるべくのらないようにするというのも、有効な手段です。それならば、その友達と同じ人を好きになってもわかりませんから。今度はあなたが友達に同じ人を好きになられる立場になるかもしれませんが。

恋愛も友情も大切なのはわかりますが、どちらかをとらなければならない時に、恋愛をとった方がいいのは１０代まででしょう。