子供っぽくみられるなら!品格ある大人の女性の言葉遣いを知ろう

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小さいころ思いえがいていた20代はもっととんでもなく大人のような感じがしていたなぁ、といざ実際自分が20代の大人になってみると、そう思うことも多いと思います。実際に年齢的には大人になり、社会人として社会を自分の足で歩き始めてみたけど、なんだか自分は幼い気がすると悩んではいませんでしょうか。

特にその言葉遣いに関しては、各方面で注意をうけている若い女性も非常に多いです。そのせいで幼く見えているのだと、自分で気づき、それがコンプレックスになっている人もいます。たしかに言葉遣いというのは非常に重要ですよね。どれだけしっかりしてそうな大人の女性や男性をみかけても、言葉遣いがチャラい感じの若者言葉だったらすごく嫌な気持ちになります。

言葉遣いというのは品格やその人の印象を大きく左右する非常に重要なものなのです。早いうちにそのことに気が付けたというのは、すごく良いことなのです。今からそこを改善していけば、実際に自分がベテラン社会人になった時に、きちんと品格の漂うと大人になれますから。いつもシャキッとしていてはつらつとしている、そんな素敵な社会人への旅は、まずは言葉遣いから始めていきましょう。

ここでは言葉遣いにコンプレックスがある人のために、品格ある大人の女性の言葉遣いをご紹介いたします。これらを参考に是非大人な、ちゃんとした社会人になっていってください。

声のトーンを落としてしゃべる

まず最初に品格を乱す言葉遣いの例としてあげられるのが、無駄に高いトーンの声でしゃべるということです。男性ウケはいいかもしれませんが、社会人としての品格ある声とは言えませんね。男性にモテたい場で声のトーンをあげるのは大いに結構ですが、仕事中は出来る限り落ち着きをもった低めのトーンでしゃべりましょう。

声のトーンというのは、印象に直結します。高い声のトーンはどことなくばたばたした印象を与えてしまい、それでおさなく見えてしまうのです。対して低いトーンの声というのは落ち着いた印象を与えられます。落ち着いた女性イコール大人の品格あるおしとやかな女性ですので、声のトーンを落としてしゃべるというのは、非常に大切なことなのです。

無理して下げると声が小さすぎて何言ってるかわからなくなり、相手をイライラさせてしまうかもしれないので、要注意です。男性レベルの低音をがんばってだすというけではなく、あくまでも自分で出しやすい高さで、その範囲の中で低い声をだすようにすればいいだけです。

無理をするとどうしても声がかすかすになるので、ちょうどいいトーンを探してみてください。

語尾をはっきり発音する

言葉遣いとして次に気を付けたいのは、語尾です。おさない印象を与える言葉遣いのしゃべり方では、最後の語尾をふにゃふにゃとさせることが散見されます。しかし、品格ある大人の女性はそのような言葉遣いはしません。

しっかりと語尾まではっきりと発音するようにしましょう。特に、です。ます。ました。このあたりは職場ではもっとも出てくる語尾だと思うので、しっかりと家ではっきりと言う練習をしておくといいかもしれません。

不思議なもので、同じ言葉を同じ人が同じ速度でしゃべったとしても、語尾をはっきり言っている言葉の方が印象にも残りやすいです。シャキッとした印象も与えられて大人の品格が漂う上にそれでいて、言葉自体も印象に残りやすいのですから、最後まではっきりとしゃべる言葉遣いを、徹底しない手はありませんね。

また語尾のあげ過ぎにも注意

せっかく声のトーンを落として落ち着いて話せて、語尾もきちんと発音できるようになったとしても、疑問文の際に語尾が上がりすぎると、どうしてもおさなく感じます。それどころか人によってはバカにしているように感じる人もいるかもしれません。せっかく気を付けて品格ある言葉遣いで話しているのに、最後の部分で誰かを不快にしてしまっては意味がありませんね。

疑問文の際は、メールの疑問分を意識してみるといいでしょう。メールで疑問文があっても、仕事で使う場合は?なんて付けませんよね。それと同じことで、仕事中の会話では疑問の語尾はあまり意識しなくても大丈夫です。文脈からちゃんと感じ取ってもらえるでしょうから。

致します。がきちんとでる。

あたりまえの事と言えば当たり前の事なのですが、言葉遣いで幼くみられるという人の中には、これが苦手だ、使えていない、という女性が多いように感じます。この致します。と言う言葉をすごく便利で、します。で終わる言葉ならどんなものにも大概合いますし、何よりもそれだけでかなり大人らしく聞こえます。

まさに品格ある大人の女性を象徴しているような言葉なのではないでしょうか。電話越しでも、ちょっとしたお願いごとでも、どんな時でも語尾につけて違和感がないなと感じたら、とにかく積極的に使うようにするといいでしょう。

たとえば、『よろしくお願いします。』を『よろしくお願い致します』にかえたり、『失礼します。』を『失礼致します。』にかえたり、使い方は特殊ですが、『今からします』を『今から致します』に変えたり、このようにします。で終わるようなことばを、致しますに変えるだけで大きな効果が上がるのです。

その他にも

たとえば電話口での『申し伝えておきます』や、あっちやそっちやこっちと場所を指示したいときの『あちら』『こちら』『そちら』といった言葉や、『伺う』『してもよろしいでしょうか。』『参ります。』『お見えになる』といったような言葉が自然とスムーズに出てくるようになれば、それだけでだいぶ品格ある大人の言葉遣いが身についていると言えるでしょう。

以上、品格ある大人の言葉遣いのご紹介でした。

品格ある女性は、これらの事がごくごく普通に自然にできているものです。もちろん彼女たちも最初は苦労したはずです。最初は誰だって、育ってきたカルチャーやコミュニティーに影響されたしゃべり方をするはずです。社会人なりたての頃は彼女たちだって自分と同じように、言葉遣いの幼さについて説教されたり、コンプレックスに感じたりしたかもしれません。

しかし今となってあなたが憧れるほどの言葉遣いを身につけ、品格漂う大人の女性となっています。日々意識すれば誰にだってすぐにそうなれるんだという好例ではないでしょうか。確かに言葉遣いを正していくのは疲れます。常に意識し続けないと身に付きませんから。しかし一度身についてしまえばそれは自分の武器になります。今までコンプレックスだった部分が今度は武器になるなんて素敵ではないですか。

若くしてちゃんとした言葉遣いで、大人の品格を漂わせられる人はなかなかいませんから、先陣を切って、適切な言葉遣いでしゃべれるようにしていき、目立っちゃいましょう。

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