「彼に片思いして10年以上になるけれど、最近新しい彼女ができたと聞いて失恋してしまった。」「彼のことが好きで、一人暮らしの彼のために食事を作ったり、掃除をしたり、いろいろと頑張ったのに、振られてしまった。」
恋に恋焦がれた思春期の頃は、恋愛小説や少女マンガに夢中になったと思います。主人公の少女が一途に片思いしていると、何故か片思いの彼が突然アプローチしてきて、ライバルとのいざこざも乗り越えて、結局はハッピーエンドというのがお決まりのパターンです。
主人公の女の子が片思いしている彼は、初めはそっけなくても、主人公の一途な好きの気持ちに徐々にこたえるようになって、ハッピーエンドもよくあります。つまり、多くは、「女性から追いかける恋愛は、努力すれば絶対いつか実る。」と語る話が多いのです。
女性としては、「現実も、是非そうあってほしい!」と願うわけですけれども、フィクションの世界と現実では、違うことが多く、上手くいかないと感じることがあるはずです。
本格的に恋愛を始める頃というのは、自分なりに「恋愛はこうあるべき、あるいはこうあってほしい。」という願望があるはずです。
そうなると、「ずっと、一途に彼のことを思っていれば、いつかは彼が振り向いてくれて・・・。」とか、「彼にそっけなくされても、私なりに一生懸命尽くせば、彼の気持ちを手に入れられるはず。」などと考えることでしょう。
でも、現実的には、どちらのパターンも上手くいかないことが多いのです。だいたいは、上手くいかない現実と、自分の理想の恋愛感とのギャップを妥協しながら、上手くすり合わせていくわけですが、これが上手くいかない場合は、「実らない恋愛の繰り返し。」にはまることになります。
「私の恋愛は実らない。」と嘆くあなたは、このギャップを上手に乗り越えていないのではないですか?
何年も片思いしたからって、彼にその気持ちが伝わるわけではありません。気持ちは言葉にして伝えなくては、相手には分からないのです。
彼がそっけない態度をあなたにするのは、本当にあなたに興味がないというサインであることが多いのです。それにもかかわらず、尽くし続けるのは、彼にとっては単なる「ありがた迷惑」になるのですよ。
追いかける恋愛になりやすいあなたは、以下のような傾向がありませんか?
「あ、これって・・・!」と思ったら、要注意です。でも、大丈夫です。ポイントさえ気をつければ、あなたもきっと、追う恋愛から脱出することが出来るはずです!
この自信がないと、恋愛では上手くいかなくなることが非常に多いのです。この自信のなさから、結局は彼に「しつこい女」というレッテルを貼られ、彼が逃げてしまうことになりがちなのです。
自信のなさから、彼に頻繁に、あるいは異常なまでに連絡を取ってしまったり、または、せっかく両思いになったにもかかわらず、ネガティブな考え方から抜け出せずに、恋を自分から駄目にしてしまうことがあります。
自信がないから、相手の顔色を伺いながら、アピールする。そのことが、必要以上に相手の身の回りの世話をしたりすることにもつながりやすいのです。
自分が何か相手にしてあげることは、簡単です。でも、相手から自分の思ったようなことをしてもらうのって、結構難しいことなのです。
恋愛もそれと同じで、あなたが相手にかけた愛情と同等のものを、彼があなたに与えてくれるとは限りません。でも、それでいいのです。見返りを期待するから、上手くいかなくなり、「やっぱり、私は愛される価値がない。」と思うのです。
見返りを最初から期待しなければ、あなたの行動もさっぱりとしたものになるはず。そうなると、相手の彼もあなたの好意を素直に受け取りやすくなるのです。
片思いの場合などは、何度か彼にアピールするために尽くしてもいいでしょう。それでも、相手が気乗りしないようであれば、さっと身を引くことです。ここで彼に執着すると、彼に結局は拒絶されることになり、ますますあなたは「自信がない自分」から抜け出せなくなる可能ですがあります。
あなたがいくら好きでも実らない相手というのは居るものです。でも、それは決してあなたが「愛される価値がない。」からではありません。単に「縁がなかった。」というだけなのです。
そう考えて、自分の自信を必要以上に無くしてしまわないように、気をつけましょう。
お付き合いが長くなれば、言葉にしなくても分かり合える関係は作れますが、それは何十年も一緒に連れ添った後のことです。なので、「好き」の気持ちを相手に伝えることは、カップルにとっても関係継続のために不可欠なことになります。
だからと言って、何度も必要以上に「好き」の気持ちを伝えていると、最初はうれしかったあなたの「好き」が相手にとっては、次第に「重い気持ち」に変わってくることがあるのです。
単に「好き」と彼に伝えるだけならまだマシかもしれません。しかし、伝えるのと同時に、相手の気持ちも確認したくなるのがありがちなパターンです。そうなると、ことあるごとに、彼に「私のことを好き?」と聞くことになります。
特に、日本の男性の場合などは、「好き」を言葉にしない人、そういったことにドライな感覚を持っている人も多くいます。それを相手に、こんな質問を繰り返せば、「うざったい。」と思われることでしょう。
なので、彼に「追う恋愛」をしていると思わせるためにも、「好き」をあえて言わないというテクニックも必要なのです。
例えば、あなたのほうから「好き」を沢山言った後で、言わない時期をあえて作るのもいいかもしれません。「なんで、最近は「好き」といわなくなったんだろう?」と不安に思った彼のほうから、あなたに「好き」を言うようになるかもしれません。
そうなれば、今度は彼があなたを追うことになります。彼は、ますますあなたに夢中になることでしょう。
あれこれと条件にばかり拘って、相手を探したり、「恋愛は、こうあるべき!」という新年を曲げられないままだと、永遠に理想の白馬の王子様を探すことにもなりかねません。
まだ、年齢が若いうちであれば、周囲がそれとなく注意してくれることもあります。でも、年齢を重ねるごとに、「あなたに忠告しても、もう無理」と周囲がさじをなげてしまうことになります。
そうなってしまうと、恋愛に対して、間違った理想を抱いたまま年をとり、人生を歩むことになります。
または、カップルになってからも、理想のとおりに相手をはめ込もうとすると、彼も疲れてきてしまい、結局は破談になってしまうことが多いのです。
条件の整った相手を「理想の恋愛相手」と思うことは、思春期の頃によくあります。でも、実際に恋愛をするときというのは、条件が全て整った相手でないことがほとんどです。
恋愛相手は、今の自分の鏡の姿だと思ってください。誰もが羨むような彼でなくても、あなたにとって素敵なお相手であれば、良い恋愛ができるのですよ。
女性が追いかける恋愛は、一般的に上手くいかないことが多いのです。男性は、追う恋愛を好むのですから、彼にちゃんとあなたを追わせてあげることで、恋愛の主導権をあなたが握れることになります。
追いかける恋愛をする女性は、いくつかの特徴があります。自分に当てはまる特徴を把握し、それを克服することで、追われるモテ女を目指しましょう!