夫の健康を気遣っているのに夫が外で勝手に食べてくる

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中世脂肪の数値が気になり始める中年世代の夫たち。会社の健康診断で中性脂肪の値が要検査に引っかかったという人も少なくないでしょう。

出っ張りが気になりだした夫のお腹を何とか引っ込めようと妻は食事の内容に気を配ります。カロリーを抑えたり、揚げ物を控えたりと毎日の献立に頭を悩ませます。なのに、なぜか夫の体重は減っていかない。

それどころかむしろ今までより増えているのでは?なぜでしょう。家庭では妻の用意する健康に気遣った食事を摂っている夫が実は妻に隠れて外で好きな物を食べているという事実。そんな夫に妻はどう対処するのでしょうか。

夫の健康を考えて献立を考える妻

最近夫のお腹の出っ張りが目立つようになってきた。中年世代になると体型の緩みと共に健康にも気を配るようになります。会社の定期健康診断で数値が引っかかる項目がちらほら出てくるようにもなりますから。

特に中性脂肪の値が要検査になった場合など、妻としても夫の身体をそのまま放っておくわけにはいきません。家庭でできることと言えば、まずは夫の食生活の管理です。

夫の緩んだ体型を見て、妻もそれまでの食事の献立の内容を反省します。夫が好むからと揚げ物やお肉ばかりに献立の内容が偏っていたのがいけなかったのか・・・。
ご飯が好きだからと大盛りにしていたのが良くなかったのか・・・。

妻は一念発起して栄養のバランスを考えた食事内容の勉強にいそしみます。そして、夫の体重が徐々に減るのを目標に毎晩の献立に工夫を凝らすのです。

夫は出された食事を素直に食べます。それまでのカロリー多めの夕食に比べれば、健康に気遣った食事はちょっぴり寂し気。でも要検査の中世脂肪の数値を下げるためには仕方ないことなのです。

減っていくはずの体重が減っていかない

ずっと毎日のように、晩酌の量も減らし、食事の献立もヘルシー志向に変えて頑張っているのに、思うように夫の体重が減っていかない。

そんなジレンマに悩んだことはありませんか?
なぜ、減っていってもいいはずの夫の体重は減っていかないのでしょう。むしろ今までよりも増えているような気さえします。

お腹の出っ張りは一向に引っ込む気配は見られないし・・・。
なぜでしょう?

それは夫が外でカロリーの多い好物を食べているからです。お弁当を持っていかない夫は昼の休憩時間にカロリーや栄養バランスをあまり考えずに好きなメニューを選んで食べます。

夕食の献立がヘルシー志向で寂しいと思えばなおさら、自由にメニューを選べる昼食に太りやすいメニューを選んでしまいます。

晩酌の量が決められてしまって物足りないと思えば、会社の仲間を自ら誘って仕事帰りに飲んでしまいます。仕事の付き合いで飲んで帰らざるを得ない場合もあるでしょう。

夫の体重が思うように減らないことを不審に思った妻が問い詰めればそういう事実が出てくるのです。

検査数値を甘く見ている夫

医者に匙を投げられでもしなければ、夫は検査数値を甘く見て、妻の目を盗んで外で好きな物を食べるでしょう。人間はよほど痛い目に逢わないことには堪えないものなのでしょう。

でも、そんな生活を続けていけば1年後の定期検診でも結果は好転しません。
要検査だった項目の数値をさらに悪くしないためにも何とかしたいものです。

締めすぎれば逆効果

だからと言って、自由に外食していた昼食までヘルシー弁当にしてきっちり管理してしまったら、夫の食べる楽しみはほとんど消えてしまうでしょう。

あまりがちがちに締めれば窮屈さに我慢ができなくなるものです。
もし夫が妻の見ていないところで買い食いをして食事管理の抜け道を探しているようなら、家庭での食事内容を見直してみた方がいいかもしれませんね。

食事の献立や晩酌の量を少し緩めて、体重管理のグラフの下降を緩やかなカーブに設定し直してはどうでしょうか?

少しでも歩く習慣を

必要以外に歩くことをしなくなった社会人。食事の面で管理をしていても、今一つ結果が付いてこないという場合は、当然ながら身体を少しでも動かすことを考えてみるでしょう。

最近は休日にウオーキングをするビジネスマンは珍しくありません。でも、億劫だし、みんなが歩いていると言っても自分はやっぱり近所をウオーキングするのはちょっと・・・。

そんな恥ずかしがり屋の夫も世間にはいます。でも、わざわざスポーツクラブに入会してまで運動するのも・・・。

だったら、妻と一緒に歩きましょう。億劫な事は1人だと何かと理由を付けてすぐにやめてしまいがちですが、夫か妻のどちらかが、健康の面を考えてしっかり意識を持つことで、面倒なウオーキングも続けられるかもしれません。

無理に早く歩く必要も長い距離を歩く必要も無い、毎日続けられる自分に合ったウオーキングと息の詰まらない程度の緩やかな食時管理。

妻の協力があってこその夫の健康管理を、急がず締め付け過ぎること無く、夫婦協力し合って良い方向に進めていきたいものです。

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