マイナス5歳!!見た目年齢を上げるシミを消す方法

年齢を重ねるとどうしてもシミが気になる女性が多いのではないでしょうか。コンシーラーやファンデーションで隠すこともできますが、化粧が濃くなったり、化粧直しに時間がかかったり・・・大変ですよね。

どうせならシミのない肌を手に入れたい!と思いませんか?化粧を落としてもシミのない白く綺麗な肌なんて憧れてしまいますよね。シミのケアをするときに大切なことは、シミと肝斑の違いを理解しておくことです。

シミと肝斑の違いを理解しておこう

見た目は似ていますが、シミと肝斑は全くの別物です。シミで悩んでいる人は、シミを消す方法をしなければいけません。肝斑で悩んでいる人は、肝斑を消す方法をしなければいけないのです。そのどちらを間違えてしまっても効果がありません。

シミとは、紫外線に当たることで出来てしまうものです。シミの原因とはもともとメラニンと言われるもので、肌を守るために出されます。

肝斑とは、シミの一種で30~40代に発症することが多いです。大きな特徴は、左右対称にできるということ。ほほ骨のあたりや額、口の周辺などに現れます。また肝斑ができる原因は、紫外線だけでなく女性ホルモンやストレスなども関係しています。

まずは鏡で見てシミなのか、肝斑なのか確認してみましょう。両方が混在している場合は、両方試すと効果を実感することができますよ。

まずはシミを薄くする方法を紹介していきます。紫外線に当たることでメラニンが排出され、それが肌にとどまることでシミになってしまいます。メラニン自体は肌を守るために排出されるものなので、身体にとって悪いものではありません。しかし女性としては嬉しくない存在ですよね。

通常、健康な肌のターンオーバーは、28日です。一時的な日焼けであれば、一か月もすれば垢となって剥がれ落ちるようになっています。しかし紫外線の当たり過ぎや加齢、ストレスなどが原因でターンオーバーのサイクルが乱れると、新陳代謝が停滞し、メラニンが滞留してしまうのです。

その正体が、シミです。シミを薄くするためには新陳代謝を上げ、肌のターンオーバーを正常化する必要があります。ここでは新陳代謝を活発にし、シミを薄くするために何ができるのか紹介していきます。

半身浴をする

出来てしまったシミを少しでも薄くするためには、肌の細胞の生まれ変わりであるターンオーバーのサイクルを正常にしてあげることが必要不可欠です。肌の新陳代謝を上げるには、半身浴が効果的。身体の血流を活発にすることで、肌の新陳代謝も上げることができます。

特に紫外線が強い夏は、湯船につかりましょう。夏はシャワーだけで済ませる、という女性が多いですがシミを薄くするためには毎日湯船につかることをおすすめします。

ビタミンCを摂取する

ビタミンCはメラニンの沈着を抑えて、できたメラニン色素を還元してシミを薄くするという効果があります。手軽にビタミンCを摂取したいという人は、サプリメントがおすすめです。

水溶性のビタミンCは、長時間体の中に留まることができません。余分に摂取したビタミンCは、尿と一緒に排出されてしまうのです。一日のうちに数回に分けて少量ずつ摂取するのがおすすめですよ。

サプリメントではなく、毎日の食生活の中で摂取することも可能です。サプリメントはお金がかかるのでちょっと・・・という人は、食事でビタミンCを摂取しましょう。ビタミンCを多く含んでいるパプリカ、ブロッコリー、トマト、キウイフルーツがおすすめです。

ビタミンAを摂取する

シミ改善にはビタミンC、というのは有名ですが、意外と知られていないシミに効果的な成分がビタミンAです。ビタミンAは新陳代謝を促進し、シミを排出する効果が高いのです。

ビタミンAを多く含んでいるのは、人参、鶏レバー、かぼちゃ、ホウレンソウ、ニラなど。中には調理法でビタミンAの吸収率が高まる食材もあります。人参は、生よりも煮て食した方が1.6倍もベータカロチンの体内吸収率が高くなります。

弾力のあるきめ細かい泡で洗顔する

シミに効果的なこと、それは洗顔です。どの洗顔料を使ってもいいということではありません。おすすめは汚れや老廃物を吸着してくれる効果のある泥石鹸や豆乳石鹸です。

毛穴の汚れを吸着してきれいに洗い流してくれる、ということはもちろんですが、弾力のあるきめ細かい泡で洗顔する事で、余分な角質を取り除いてくれるのです。肌をこすらず肌に押さえつけるように洗顔すると、より効果的ですよ。

NGなのは、ふき取るだけの洗顔です。コットンに染み込ませて使うので、顔を洗わず手軽にできるという事が魅力です。しかしコットンでふき取るときに肌を摩擦してしまう事や洗い流さないということでシミを改善することができないだけでなく、余計濃くしてしまう可能性があります。

次に肝斑を薄くする方法を紹介していきます。肝斑はシミよりも薄くするのが難しく、しつこいということが難点です。肝斑を消したい場合、シミを消す方法を行っても効果を感じることができません。肝斑に効く対策をしなければいけないのです。

肝斑に効くトラネキサム酸の内服治療を行う

肝斑にはトラネキサム酸という成分が効きます。継続して服用することで、肝斑を薄くしていくことができるのです。皮膚科などで処方してもらうこともできますし、サプリメントとして販売されているので簡単に手に入れることができます。

アルブチン、リノール酸が配合された外用治療を行う

肝斑部分に塗りこむことで効果を実感することができます。これも皮膚科で処方してもらうことができるので、簡単に手に入れることができます。

酒粕を活用する

酒粕には肝斑に効果のあるアルブチンとリノール酸が含まれているので、効果を期待することができます。甘酒を飲んだり、酒粕でパックをしたりなどいろいろな方法で活用することができそうですね。

酒粕のパックに必要なものは、酒粕100g、精製水50cc、小麦粉大さじ2(アレルギーのある方はなし)だけです。まず酒粕をすり鉢に入れ、すりつぶします。精製水をよく混ぜ、小麦粉を加えるだけでパックの出来上がりです。肌に10~15分のせてパックするだけで、美肌効果があり肝斑に効きますよ。

有名な女優さんも毎朝甘酒を飲んでいるなど、酒粕が肌にいいというのは有名な話のようです。発酵食品なので、肌だけでなく便秘解消などいろいろな面で期待できます。

肝斑が気になる人は、注意すべきポイントがあります。肝斑がある場合は、レーザーやフォトフェイシャルをすると逆に濃くなる可能性が高いです。肝斑は時間をかけて薄くしていくことをおすすめします。

シミや肝斑ができてしまってから薄くしようとすると、時間もお金もかかりますよね。そこで大切なことは、シミや肝斑ができないように予防するということです。

シミや肝斑の予防に効果的なことは、紫外線対策をするということ。多くの女性が行っていますが、UVクリームを塗ったり、日傘をさしたり、帽子をかぶったり・・・。紫外線を浴びるのは毎日のことなので、非常に大切です。

またストレスをためない、ということも大切です。ストレスフリーな生活をする、ということは難しいですが、自分自身を認めてあげて、自分を責めない。夜10時までには寝ておくと質のいい睡眠をとることができるので、ストレスを軽減することができますよ。