彼氏から突然距離を置こうと言われた経験があるという女性は、決して少なくはないでしょう。それはまさに青天の霹靂だったという人もいれば、そろそろ言われるだろうなと思っていた人もいることでしょう。
しかしいずれにしても、距離を置こうと言われたからといって、それは必ずしも悪いことばかりではありません。むしろいい事だって確実にそこには存在しているのです。そうでなければ距離を置く意味なんてありませんしね。
もし距離をおくことに何の意味もないのだとしたら、男性側としてもそのまま別れてしまえばいいのですから。わざわざ距離を置いてもやもやっとした日々をすごす意味なんてなくなってしまいます。
今回はそんな、距離を置くことのメリットについてご紹介いたします。これらを参考に、距離を置こうと言われて落ち込んでいた気持ちを、プラスの方に変換していってください。
距離を置くことをプラスに考えられるようになれば、その後うまく関係を修復できた際、前よりもずっと素敵な二人になれることでしょう。是非そうなれるようにしてみてください。
まず、そもそも人が無意識の内に知っていることですが、人間関係において、様々なことは時間が解決してくれます。それはありとあらゆることを解決してくれるもので、恋愛もまた例外ではありません。
人にはやたらにイライラする期間・時間のようなものがあるものですが、そういうことも時間が大体解決してくれるので、喧嘩が少なくなるというのは、距離を置くことの大きなメリットと言えるでしょう。
距離を置いて顔を合わせないようにして、心を落ち着かせると、今までどうしてそんなことでこんなにイライラしていたんだろうと、考えを改めることが出来るのです。さらに言えば、距離をおくことでしか、その結果にはたどりつけないのです。
それを避けて、余計な喧嘩を少なくするために距離を置くのです。この事を理解すると、距離を置くことは、すごくポジティブな意味のあることだとわかりますよね。
上記のことから察して男性が距離を置こうと言うことには、関係をいい方に持って行きたいという意思が感じ取れますよね。だからこそ、こちらも落ち込んだり、ふてくされたり、他の人になびいたりしてはイケないのです。
距離を置くというのは、一般的になってきてはいますが、まだまだネガティブなイメージが多いです。ですからそれにより落ち込んでしまったり、もう終わりかな・・・と思ってしまう気持ちはすごくわかります。
男性は知らず知らずのうちにソレを知っているのです。距離を置こうという際に、わざわざそういうことを説明出来る人がいないので、ネガティブなイメージついてしまうのですね。
例え今の恋愛がダメになってしまったとしても、今後もしこちらから距離を置こうという機会が来たら、ちゃんと距離を置くことのメリットを説明するといいでしょう。そうすると距離を置くことでできた時間も有効に使えるようになるはずです。
結論としては、時間を利用して関係を修復させるというのが距離を置くことのメリットになりますが、その裏には様々な心理があります。上記のように時間を使って心を落ち着かせるという心理もあれば、心機一転させるためという心理もあります。
男女が付き合い始めると、どうしても二人で一緒に居る時間や、二人でお互いに連絡を取り合っている時間ばかりになり、連絡を取らなかったり、誰にも合わないで過ごしたりする時間というのが無くなります。
しかし、それは人には必要なものなのです。人は、誰と一緒にいてもストレスがたまる生き物です。好きな人なので、多少はそのストレスは少なかったりもしますが、それでもストレスは溜まります。
ではストレスがたまるとどうなるのかというと、上記のように、どうでもいいことにイライラしたり、ちょっとした相手の癖がすごく気になったりしてくるのです。こんな場面をイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。
全くしらない中年のおじさんといきなり、狭い部屋に閉じ込められて、そこで1ヶ月間過ごす。こんな状況であれば、どんな人でも過度にストレスは溜まりますよね。結局はそれと同じことなのです。
どれだけ好きになった人とは言え、もともとんは他人です。自分の時間や空間の中に入られると、ストレスがたまるのです。上記の状況ほどに圧倒的な速度でストレスがたまるというわけではありませんが、じわじわとそれはたまっていくのです。
だから、距離を置いて、完全に一人になれる時間を作れるというのはすごく大きなメリットなのです。距離を置いて完全に一人になれば、またストレスの低い状態から始められます。
そういう心機一転の効果があるので、距離を置いている間も、ソレを悲しんだりせずに、普段ではできないことをアクティブにやっていく必要があるのです。
距離を置いてできた時間で、二人で時間を共有していたころにはできなかったことがたくさんできるようになります。それはストレスの発散にもつながりますし、何よりも自分を高めてくれることになるでしょう。
恋愛は、どちらかが自分に自信がなかったりするとバランスを崩してしまうもろいものなのです。バランスを崩すと喧嘩につながったり、ストレスが過度にたまりやすくなったりしてしまうのです。
しかし実際に付き合ってしまうといろいろと忙しくなり、自分の時間を持てなくなります。そして自信の溝が出来ていき、だんだんと相手に尽くすだけの恋愛になっていったり、喧嘩ばかりの恋愛になっていったりするのです。
距離をおけば、その状況を改善するための時間をもつことが出来るようになります。
人と人が長く付き合うためには、その人を何度も恋に落とさなければならないのです。人の遺伝子の構造上、何の努力もしなくても無条件で永遠に愛してくれる人というのは、親だけです。
だからこそ、彼と付き合ったからといって、そこで終わりではないのです。何度も彼に恋をさせないといけないのです。距離を置いている時間というのはそのための準備期間のようなものです。
人はすぐ近くにいる人の些細な変化には気が付きにくいものですが、しばらく会わなかった人であれば、どんな変化を気が付きやすいです。それをも利用できるというメリットもあります。
一緒にいながら努力して変化しても、結局彼はそれに気が付かず、彼はもう一度こちらに恋することもなく、状況は改善しないということもあるかもしれないのです。しかし距離を置けば確実に気が付きます。
そうして自分に自信をモテるようになり、新しい刺激を彼に与えてあげて、もう一度彼に好きになってもらえるように努力してみましょう。
同じように彼の変化というものにもこちらは気が付きにくいものです。さらに、ずっと一緒にいると、いつも彼にやさしくされたり、当たり前にしてもらっていたことが、実はすごく大変なことで、素敵なことだったんだと気が付かないものなのです。
そういうこともあり、距離を置くことで、もう一度彼のことを好きになることができるでしょう。人のいいところは、離れてみないと気が付きませんから。
今までに彼がしてくれたこと、彼の好きなところを、もう一度冷静に考えてみましょう。そうすることで、もう一度彼に恋することができるようになるでしょう。
ここまで、距離を置くことのメリットについて説明してきましたが、ざっくり言うと、距離を置くからこそ、もう一度二人はラブラブになれるのです。そうなるための準備期間が距離を置いている時間だというだけのことなのです。
必要以上に重くとらえたりする必要はありません。それは物事のはタイミングというものがありますから、距離を置いている間に出会いがあったらどうなるかはわかりませんが、それは距離を置こうがおくまいが同じことです。
そこで終わるようなら距離を置かなくてもいずれ終わっていたことでしょう。だから、距離を置くことを悲観的に考える必要はないのです。メリットいっぱいのポジティブなものと考え、その時間を有効に使えるようにしてください。