そろそろ「結婚」の二文字がチラつき始めた彼とのお付き合い。そんな中、彼の実家に初めて訪問することになったあなた。
さあ、どうしましょう?何といっても、将来お舅さんやお姑さんとなるかもしれない方々に会うのですから、緊張するあまり失敗してしまうかも…と心配になるのは当然です。
でも、緊張で許される失敗と許されない失敗がありますよね。そんな緊張では許されない失敗をせずに、ご両親から「すてきな女性」と思われるためには、初めての彼の実家訪問でどのようなことに気をつければいいのかをお伝えしていきます。
いくらおいしいお店であっても、彼の実家の近所では購入しないこと。間に合わせで買ったように思われるおそれがあります。
食事制限などでお菓子がダメな場合は、お花などでもよいかもしれません。
お菓子にせよお花にせよ、あなたの手作りのものは避けた方が無難です。彼のお母様もお菓子作りなどをされている場合、ライバル心に火をつけることになりかねません。手作り品などは、何度か訪問してから持参するようにしましょう。
素足はNG、ストッキングやソックスをはくようにしましょう。シミがついていないか、アイロンがきちんとしてあるかなどのチェックもお忘れなく。
また、爪やアクセサリー、メイクにも注意が必要です。長すぎたり派手なネイルをしていたりする爪は、家事をしない印象を与えてしまいます。また、盛りすぎたつけまつげやエクステも敬遠されることが多いようです。
ご両親は、大事な息子を任せられる女性かどうかということをまずチェックしています。第一印象を大切にしましょう。
玄関であいさつをしたら、そのまままっすぐ靴をぬいで上がり、そのあと横を向いて靴をそろえます。後ろ向きに靴をそろえながら上がるのはNG。おしりを向けながら家に入ることになるので大変失礼です。
彼の実家が室内で犬や猫を飼っている場合、あなたが好きならば問題ありませんが、もし犬や猫が苦手なら必ず彼に伝えておいてもらいましょう。にもかかわらず、犬や猫が飛び出してきたら、大げさに驚いたり怖がったりしないように我慢します。
ペットを飼っている人は、自分のペットが怖がられることを嫌います。あくまでも「怖がる私が悪いんです。ごめんなさい」というスタンスを崩さないようにがんばりましょう。
もしお仏壇があれば、ご両親に「お参りさせていただいてもよろしいでしょうか」と断りをいれてからお参りをします。特にご先祖を大切にしているお家ならば、好感度がアップします。
席についてから、手土産を紙袋などから出して「皆さんで召し上がってください」等の言葉をそえて渡します。「つまらないものですが」という言葉は使わないようにしましょう。持ってきた紙袋は、小さくまとめるなどして自分で持って帰ります。
彼のことを悪く言ったり、からかったりするのはNGです。もしご両親が彼のことを悪く言ったとしても、それに乗じてはいけません。「そんなことないですよ」とやんわりと否定しましょう。
お箸を正しく持つ、食事中に手を下に入れない、ひじをつかないなど最低限のマナーはきちんとできるようにしておきましょう。
食事の後の片づけですが、ます「お手伝いします」と申し出てみましょう。
台所に入られたくない場合もあるので、もし断られたらしつこく食い下がるのではなく「すみません。ありがとうございます」と引き下がります。初めての訪問で、無理に片づけを手伝う必要はありません。
お見送りに出てこられようとした場合、あまり辞退しすぎるのも失礼になりますから素直にお受けしましょう。家に帰ったら、帰宅したことと訪問のお礼をかねて電話を一本かけておくと丁寧な感じがします。
第一印象をよくすることができれば、後々のあなたの立場がグッと上がり円満な関係を築きやすくなります。
緊張するイベントであることは言うまでもありませんが、彼のご両親も同じように緊張しているのですから、がんばって彼のご両親のハートをがっちりとつかんでくださいね。