3ステップで子供でもできる!子供部屋お片付けの極意!

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片付けてもすぐにモノが散乱してぐちゃぐちゃになる子供部屋。「自分が片付けた方が早い」とばかりに大人が手を出していませんか。教えなくても成長とともに片付けを学習する子供もいるでしょうが、皆が皆そうなるとは限りません。

片付けできないまま子供が高校生や大学生になって、それでも子供の部屋の片づけをしたいですか。片付けのスキルのない子供がやがて一人暮らしをしたり、社会に出て行ったときどうなると思いますか。

片付けを教え込むことは、親にとっても子にとってもメリットです。今回は、片付けできないデメリットをふまえるとともに、子供部屋の片づけを3ステップで達成できる方法をお伝えします。

1.モノをなくすというデメリット

どうでもよいものならなくなってもかまいませんし、片付かない部屋ならなくなったことにすら気づいてもいないでしょう。問題は、なくしてはならないものをなくしてしまい、それが必要なときにないことが発覚して、困り果てるときです。

片づかない部屋でいちど、モノを紛失すると、へたすると探してもでてこないかもしれません。そして、だいぶあとになってもう必要なくなったときに思わぬところからひょっこりでてくるものなのです。

整理整頓できていれば、やりたいときにやりたいことをさっとできるのに、片付かない部屋だと、いざ行動を開始しようとするときに「あれがない」「これがない」とモノを探すところから始めなくてはなりません。

この手間は絶対的に無駄です。こんなことを続けているとおっくうなことはいつまでたっても手をつけず、手を付けないことに寄り事態を悪化させるような人物に子供が成長してしまうかもしれません。

2.掃除が後手後手になるデメリット

子供部屋が片付かないと、子供部屋の掃除もいきとどかなくなります。忙しい毎日、いちいちきちんと片付けてから掃除なんてしてられませんが、かといって掃除しないとほこりやアレルギーも気になります

なので、片付かないながらも適当に掃除するはめになるわけですが、そんな状態で掃除をしても根本的にきれいにもなりませんし、片づかない部屋を掃除するのもストレスですよね。

3.将来は汚部屋の主かも?

混とんとした子供部屋がデフォルト状態で、どう片付けるのか知らないまま育った子供が、いきなり片付けができるようになるわけではありません。

とすると、独立して一人暮らしをするようになったとき新たな肩書きが現れるかもしれません。「汚部屋の主」です。

同居していても汚部屋の主になるかもしれません。社会人になったら疲れ&忙しさで部屋の片付けに時間と体力がそそげなくなるからです。

子供のころから片付けができなかった子が、社会人になって時間も体力も仕事に奪われる状態で突然片付けができるようになるでしょうか。

4.結婚してパートナーの手をわずらわせる

息子にしろ娘にしろ、結婚しパートナーとの生活が始まった時、片付けができないとパートナーの手をわずらわせることになります。

パートナーも片付けができないのなら、手をわずらわせることはないのかもしれませんが、それはそれで夫婦そろって汚部屋まっしぐらですよね。子供が産まれたら目も当てられません。

5.子供のあたまにたたきこむことはたった3ステップ!

3ステップの手順は以下のとおりです。

  • 1.片付けるものを一か所に集める
  • 2.種類ごとに仕分ける
  • 3.それぞれの住所にしまう

もし、子供部屋に散乱しているモノが、マンガだけ、とか、文房具だけなど一種類なら、片付けは簡単です。マンガだけなら、本棚にマンガを収めるだけ。文房具だけなら、学習机にしまえばいいのですから。

人が片付けのやる気をなくすのは、だいたい多様なものが散乱している場合です。これはあそこにしまい、あれはあそこにしまって…と、複雑な過程を頭に思い浮かべるだけで嫌になるのです。

子供部屋にはプリント、教科書、おもちゃ、文房具、マンガ、洋服…。いろいろな種類のものが散乱しています。

これらの多種多様なものをいきなり片付けろと言われても、子供の頭はフリーズします。なので、まずは、多種多少なモノをひとまず一か所に集め、分類することからはじめるのです。

紙モノグループ。おもちゃのグループ。文房具のグループ。時間がないならグループ分けするだけで終了してもいいでしょう。そんなとき、チョイ置き用のおおきめのカゴや箱を用意しておくと便利です。

子供に、このカゴに文房具を入れて。このカゴはおもちゃだよ。などと指示して、とりあえずは分類したすべてのものをカゴに収めるのです。カゴにモノがおさまったことでとりあえずでも、片づいた風になるでしょう。

しかし、これでは片付けも片手落ちです。時間がないなら、カゴに分別するところまでで終了とし、次の日から、カゴの中のモノをもともとしまってあった場所におさめる手順に進みます。

5.3ステップを達成させるために親がすること

この3ステップを子供に達成させるために、親がしておくことと、子供にたたきこんでおきたい考えは以下のとおりです。

  • モノをしまう場所(住所)を子供と一緒に決める
  • 片付けには「捨てる」が必ずついてまわる

モノをしまう場所を決めるときには、ワンアクションでしまえるようにセッティングすることが肝心です。大人ならもう少し手間をかけてしまうこととなってもかた付くかもしれませんが、子供は特にワンアクションということにこだわりましょう。

日頃子供に片付けなさいという言葉をかけることに辟易しているのなら、手間をかけて実現する部屋の美しさより、見た目は多少残念でも実用性を重視した方が得策です。なぜならワンアクションでモノがしまえる収納は、多少見た目も悪くなるからです。

しかし、見た目が美しくないから受け付けないのは親のエゴで、子供自身に片付けさせたいのなら、あくまでも子供が片付けやすい方法を採用することです。

一緒に3ステップの片付けをしているときに、モノが住所からはみ出てしまう事態が発生することがあります。キャパシティーオーバーのサインです。

モノが住所からはみ出し、居場所のないモノが適当に床に置かれたりすることをきっかけにして子供部屋は散乱し始めます。

モノは増えこそすれ減ることはまずないので、限られた収納場所にモノを収めるには、かならず「捨てる」作業が必要なのです。住所からモノがはみ出た時、その住所に居住しているモノを一度すべてとりだしてみましょう。

例えば文房具を机の引き出しにしまっていたとして、だんだん入りきらなくなってきたとき引き出しのモノすべてを一旦床にならべてみるのです。すべてのモノを子供と眺めて見て、子供に必要なものと必要でないものを選ばせるのです。

必要でないモノは捨てるという考え方を徹底しましょう。モノの片付けには、モノに住所があるということが大前提です。住所からはみ出すくらいモノが多くなっていると、片付けの前提が崩壊するといってもいいでしょう。

他の場所にしまえばいいではないかという考えもありますが、ではモノがはみでるたびにそうやって対応するのでしょうか。いつかは限界がやってきます。

片付けは生きるスキル

毎日毎日「子供部屋を片付けなさい」と言って子供を叱ることに疲れ果てている人もいるかもしれません。「片付けなさい」と言っただけで、子供が片付けられるようになるわけではありません。片付けは生きるスキルです。

じょうずにステップをふませて自分で片付け出来る子になってもらいましょう!

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