スマートフォンの決済アプリPayPayを活用しているという方も多いのではないでしょうか?
PayPayはスマホ決済機能だけではなく、様々なミニアプリが充実していることでも知られていますが、その中に「お金を借りる」という項目があるのをご存じでしょうか?
PayPayでお金が借りられるなんて便利さっそくやってみよう…と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
何の知識もなしに、いきなりお金を借りるのはおススメできません。
PayPayでお金を借りる前に最低でも次の5つについては把握しておきたいところです。
PayPayであれ何であれ、お金を借りるということは借金をするということです。
付き合い方によっては人生を豊かにする一助となりますが、使い方を間違えてしまうと不幸なことにもなりかねません。
お金を借りようと思ったら、申し込みをする前に借りようと思っているところについて次の5点は把握しておきましょう。
お金を借りるときに、いったいどのようなところからお金を借りようとしているのかを知っておくことはとても重要です。
どういうところなのか、どういう商品なのかという基本情報はしっかりと把握して納得してから申し込みをしましょう。
特に、利用対象者、限度額、金利、担保・保証人の有無のチェックはかかせません。商品ごとに異なりますので、しっかりと確認し、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
スムーズにお金を借りるためには、借り入れまでの流れもあらかじめ知っておく方が良いでしょう。
お金を借りるためには、審査・在籍確認を受ける必要があります。誰でも審査に受かるわけではないので、審査や在籍確認がどういったものなのかも、あらかじめ知っておくと安心です。
また、案外重要なのが実際にお金を借りる事ができるまでにかかる時間です。急いでいるのに、借り入れまでに何日もかかってしまうと困りますよね。実は、借り入れまでにかかる時間は、商品によって異なりますので、あらかじめ把握しておきましょう。
それらの情報や口コミ、その商品独自のサービスなどから、メリット・デメリットを整理しておくことも大切です。
しっかりと比較し、利用しても後悔しないかな?大丈夫かな?と検討してから申し込みをしましょう。
そもそもなぜPayPayでお金を借りる事ができるのでしょうか?
当然ですが、PayPayでお金を借りるには、スマートフォンにPayPayのアプリをインストールしておく必要があります。
スマホ決済サービスとして知られるPayPayアプリですが、実は決済以外のサービスも充実しているのです。
PayPayアプリのミニアプリとして、『わりかん』や『1dayほけん』『PayPayフリマ』などがありますが、そのうちの一つとして『お金を借りる』というものがあります。
これが、PayPayでお金を借りる事ができる機能です。
つまり、お金を借りる先はPayPay銀行で、ミニアプリを通してカードローンを契約する形になるのです。
PayPayでお金を借りるにはミニアプリを選択すればよいとご紹介しましたが、そのままいきなり申し込みをするのはおススメできません。
まずは、申し込みをしようとしているカードローンがどういったものなのか、基本情報をきちんと確認しましょう。
これからご紹介する情報は、2021年12月24日現在のものです。
PayPayのミニアプリ『お金を借りる』をタップすると、ローンについての簡易情報は出てきますが、より詳しく商品を理解するためには、PayPay銀行のホームページを確認する必要があります。
利用対象者 | ・PayPay銀行に普通預金口座を持っている個人(法人・個人事業主口座は不可) ・20歳以上70歳未満(申し込み時) ・仕事をしていて安定した収入のある ・審査基準を満たし、保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受ける事ができる 上記の条件をすべて満たした方 ※ただし、配偶者に安定した収入があれば申し込み可能(年金による一定収入がある場合も同様) |
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利用限度額 | 1,000万円 ※審査により個別に設定される |
金利 | 1.59%~18.0% ※利用限度額により異なる |
借り入れ可能期間 | 満73歳となる誕生月の翌月1日まで |
使いみち | 事業性資金を除いて自由 |
担保・保証人 | 不要 |
年会費 | 不要 |
PayPayのカードローンは誰でも利用できるわけではありません。利用対象者が決められていてそれに当てはまらない人はどれだけ収入があっても利用できないのです。
注意してほしいのは、年齢。今19歳の人は正社員で働いていても利用できません。
また、収入に関しては、原則として本人が働いていて定期的な収入があることが必須ですが、配偶者の方に安定した収入(年金も含む)があれば、申し込みはできます。
職種に関しては、正社員だけではなくパートやアルバイトの方でも利用可能です。
利用限度額は、PayPay銀行のホームページを見ると1,000万円まで記載がありますが、誰でも1,000万円まで借りられるわけではありません。
利用限度額については、審査のうえで申込者別に決定されます。そのため、限度額が20万円の方もいれば、100万円の方もいるのです。
審査については後述しますが、希望の金額にならない可能性もあるというのは、心にとどめておきましょう。
また、PayPayのカードローンは、担保・保証人・年会費や利用手数料は必要ありません。
契約したからといって絶対に利用しないといけないわけではなく、利用しなければ金利などは発生しませんので、『万が一のためにとりあえず契約しておくか』という考えで契約する方もおられます。
金利については、利用限度額ごとに異なりますので、ご注意ください。
では、ここからは、金利や、返済についてご紹介していきます。
カードローンを利用してお金を借りると、借りたお金を返す必要がありますよね。
でも、それだけではカードローン側は何の儲けにもならず、事業として成り立ちません。
支払うお金は少なければ少ないほど助かりますよね。
利息の金額は、設定される金利に左右されます。各カードローンごとに法律の範囲内で異なりますので、しっかりと比較検討したうえで申し込み先を決める必要があるのです。
PayPayのカードローンの場合、金利は1.59%~18.0%となっていますが、誰でも1.59%の金利で借り入れできるわけではありません。
また、『私はこの金利がいい!』と選べるわけでもありません。
PayPayの場合、金利は利用限度額ごとに異なります。
利用限度額 | 適用金利(実質年率) |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
限度額が1,000万円と、50万円の方では、金利は16.41%も異なるのです。
単純計算で見てみると、10万円を借りた時の1年間の利息は…
金利 | 利息 |
---|---|
1.59% | 1,590円 |
18.0% | 18,000円 |
金利が1.59%と18.0%では1年にかかる利息が16,410円も異なるのです。
これはあくまでも単純に計算しただけですが、実際に借り入れするときは返済シミュレーションをしてみる事をおススメします。
返済シミュレーションは、いくら借りたら毎月の返済額がどのくらいで、返済にかかる期間や、総返済額などの概算を知る事ができるツールです。
カードローンの公式サイトの多くには、返済シミュレーションが設置されていて、PayPay銀行の公式ホームページでも返済シミュレーションがあるので、ぜひやってみましょう。
PayPay銀行の返済シミュレーションでは、返済のコースごとにシミュレーションを行うことができます。
PayPay銀行では、以下の3つの返済コースがあるのです。
では、それぞれのコースで、5万円を借りた時・10万円を借りた時(ともに金利は18.0%で計算)の返済シミュレーションをしてみましょう。
【5万円を借りた時】
コース名 | 毎月の返済額 (おおよその金額) (最終返済回は異なる可能性あり) |
返済期間 | 総返済額 | (内支払い利息) |
---|---|---|---|---|
ゆとりコース | 1~15回:2,000円 16~54回:1,000円 |
4年6か月 | 68,531円 | 18,531円 |
標準コース(A) | 3,000円 | 1年8か月 | 57,950円 | 7,950円 |
標準コース(B) | 10,000円 | 6ヶ月 | 52,371円 | 2,371円 |
【10万円を借りた時】
コース名 | 毎月の返済額 (おおよその金額) (最終返済回は異なる可能性あり) |
返済期間 | 総返済額 | (内支払い利息) |
---|---|---|---|---|
ゆとりコース | 1~76回:2,000円 77~116回:1,000円 |
9年8か月 | 191,813円 | 91,813円 |
標準コース(A) | 3,000円 | 3年11ヶ月 | 139,611円 | 39,611円 |
標準コース(B) | 10,000円 | 11ヶ月 | 109,155円 | 9,155円 |
これらの金額はあくまでも目安です。
こうしてみると、毎月の返済額によって完済までにかかる期間、支払わなくてはいけない利息の金額が大きく異なることがわかりますよね。
できるだけ早めに完済した方が、支払う利息も少なくて済みますので、お得です。
とはいえ、毎月高額な返済は難しい…という方もおられますよね。そういう場合は、普段はゆとりコースにしておいて、お金に余裕があるときに繰り上げ返済をするのも良いでしょう。
また、カードローンの特性として、限度額の範囲内であれば追加で借り入れすることもできますが、そうすると返済期間も支払う利息も増えますので、その点もしっかり計画を立てて利用しなくてはいけません。
返済は、PayPay銀行の口座から引き落とされますので、口座にお金を入れ忘れた!ということもないようにしましょう。
PayPay銀行のカードローンの基本情報を把握したら、次は借り入れするまでの手順を見ていきましょう。
今回は、PayPayアプリのミニアプリを利用する方法をご紹介します。
PayPay銀行の口座を持っていないけれど、お金を借りたい!と思う方もおられますよね。
そんな方もご安心ください。
PayPayのミニアプリで、口座開設の申し込みもカードローンの申し込みも行う事ができます。
手順は以下の通りです。
すでにPayPay銀行の口座を持っている方は、トークンアプリのダウンロードは不要です。審査結果がメールで通知されれば、最短翌日から借り入れする事ができます。
また、申し込みの際には店番号(3桁)と口座番号(7桁)、ログインパスワードの入力が必要でログインをしてから申し込みを行います。
本人確認資料は、指定された資料をアップロードする方法と郵送がありますが、郵送は時間がかかりますのでご注意ください。
PayPayでお金を借りるには審査に通る必要があります。ここで気になるのは審査では一体どういうことをするのか…ということですよね。
カードローンの審査は、どこの業者でも行っていますが、その内容を公表することはありません。
しかし、一般的には、カードローンの審査の時に以下の点がチェックされているといわれています。
これらは、各項目が独立してチェックされるというわけではなく、総合的に判断されます。
返済能力がない人にお金を貸しても、返ってこない可能性もありますよね。そうなると、企業側としては損にしかなりません。
貸し倒しのリスクを少しでも軽減するために審査が行われているのです。
カードローンの審査について検索をすると、審査が『厳しい』『甘い』などについて言及しているものもありますが、基本的に、きちんと運営されているカードローンで審査が『甘い』というところはないと思っておきましょう。
PayPay銀行のカードローンに申し込みをする前にしてほしいことがあります。
それが、シミュレーションです。
PayPayのミニアプリ『お金を借りる』では、予想限度額と金利をシミュレーションできるサービスがあります。
自分はいくら借りる事ができるかな?という大体の目安を知る事ができます。
ただし、あくまでもシミュレーションなので、実際の審査結果とは異なる可能性もありますので、その点はご了承の上利用してくださいね。
まず、審査の際に必ずチェックされるのが収入です。
収入はもちろん高い方が返済能力があると判断されますが、PayPay銀行のカードローンでは、アルバイトの方でも申し込みができると記載されていますので、そこまで高収入でなくても問題ないでしょう。
重要なのは、継続して安定した収入があることです。
例えば、単発バイトで1か月に50万円の収入があったとしても、そこから数か月0円…となるとそれは安定した収入があるとは言えませんよね。
同じ年収120万円でも、毎月10万円の収入が定期的にある人と、毎月の収入が不安定でトータルで120万円ある人とでは、やはり評価は変わってしまうのです。
また、一般的には自営業やフリーランスの方よりも会社員の方の方が審査の際の評価は高いといわれますし、勤続年数は長いほど安定していると判断されます。
勤務形態も、アルバイトよりも派遣社員、派遣社員よりも正社員といった具合です。
ちなみに、PayPay銀行のカードローンでは、利用対象者として「収入がある(配偶者の収入でも可能・年金収入も含む)」ということが前提となっていますので、配偶者に収入がある方以外の無職の場合、申し込みはできません。
無職がダメなら、前働いていた職場にまだ働いていることにして申し込みすればいいんじゃない?ともし思ってしまった場合でも、絶対にやってはいけません。
虚偽の申告をしてお金を借りて返せなくなる…となると詐欺だと疑われてしまう危険もありますし、職場を偽っても高確率でバレてしまいます。
なぜなら、PayPay銀行のカードローンでは、申し込みの際に在籍確認を行っているからです。
在籍確認は、カードローンでは広く一般に行われています。
PayPay銀行では、電話での在籍確認を公言しています。
どのような電話がかかってくるかというと、まず、電話口では『銀行名+担当者名』を名乗り、申込者に電話を取り次ぐようにお願いされます。
その時、本人が電話口に出ればその場で申込事実の確認や簡単な質問が行われるのです。
銀行から電話がかかってくるなんて…職場の人にお金を借りようとしていることがバレたらどうしようと不安に思われたかもしれません。
第三者に情報が漏れる事が無いよう配慮してくれているのです。
それでも心配…という場合は、在籍確認が電話ではない業者を選ぶというのも一つの手でしょう。
例えば、消費者金融のカードローン、SMBCモビットは、条件を満たしWEB完結申込をすると勤務先への電話連絡なしで契約までできますし、アイフルも基本的には契約の際に家や職場に電話をかけることはありません。
プロミスなど他の大手消費者金融も電話連絡が不安な場合何らかの対応をしてくれるところもありますので、どうしても在籍確認の電話を避けたい場合は、そういったところから借入先を探してみてはいかがでしょうか。
カードローンには、商品ごとに対象年齢が決められています。
先ほどもご説明しましたが、年齢が対象外の場合は、例え収入がたくさんあってもカードローンの利用をすることはできません。
PayPay銀行の場合は申し込み時の年齢が満20歳以上70歳未満である必要があります。
ちなみに、PayPay銀行が設定しているカードローンの利用対象年齢については他のカードローンの年齢設定と大差はありません。
一般的に成人してから70歳前後までを対象としているところが多いのです。
もし、対象から外れているけれど借り入れしたい…という場合は、20歳未満向けには18歳以上が利用できる学生ローンや、高齢者向けには70歳以上でもOKというところもあるにはありますが、数は少ないですし中小の貸金業者も多いので申し込みをする際には本当に安心できるかどうか十分注意してくださいね。
PayPay銀行のカードローンの申し込みをする場合、配偶者の有無や子供の有無なども確認されます。
カードローンの申し込みに、独身であろうが子どもがいようが関係ないんじゃ…と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
生活環境をチェックすることによって、収入と借入金額のバランスを見られているのです。
例えば同じ年収600万円の方がいたとします。
Aさんは、独身で一人暮らし、住まいは会社の寮の為大した費用は掛かりません。一方Bさんは、既婚でお子さんが3人、住まいは最近マイホームを購入し毎月7万円の住宅ローンを支払っています。
この場合、AさんとBさんでは、生活費以外に使えるお金に大きな開きがありますよね。
カードローンを利用して毎月2万円返済する…という場合も、AさんとBさんでは負担に感じる重みも異なるのではないでしょうか。
カードローンの審査では、こういった生活環境もチェックされ、審査の対象となっているのです。
いくつか質問します。
クレジットカードは利用したことはありますか?ローンを組んだ経験は?返済は毎月きちんとしていますか?例えば携帯電話の料金は遅延なく払っていますか?
これらの項目に1つでもYesがあるなら、審査の際にあなたの信用情報がチェック対象となります。
信用情報って何?と思われるかもしれませんが、簡単にいうと、あなたのクレジットカードやローンのマネーヒストリーです。
銀行や消費者金融などローン商品を取り扱う企業は日本にある信用情報機関のいずれかに(または重複して)会員登録をしています。
会員は、利用者の個人情報や利用している商品の情報、利用履歴(借入金額や返済状況)などを信用情報として信用情報機関に登録したり、必要に応じて信用情報機関に登録されている情報を照会したりして与信業務に活用しているのです。
カードローンの審査の際は、申込者の信用情報照会が必ず行われます。
信用情報で何を見ているかというと主に次のような内容です。
まず、今他のローンはどのような状況かチェックされます。
クレジットカードの利用や他のローンがなければチェックされても何もありません。
もし、何か利用しているなら、毎月の支払いはきちんとしているのか、残債はどのくらいあるのかをチェックれます。
特に、他のカードローンをすでに利用している場合は件数や合計の利用金額なども必ず見られます。
件数が多かったり、残債がたくさんある場合は審査に不利になってしまうでしょう。
この時、住宅ローンなど担保があるローンについては、金額が大きくても審査にそこまで影響はありません。ただし、件数が多いと不利になりますし、もし返済が滞っているなどマイナスの情報がある場合は審査の際に悪影響があるのは否めません。
また、これまで利用したローンの返済状況も必ずチェックされます。
信用情報機関では、すでに契約が終わったローンの状況も一定期間保管されています。もし、過去のローンで何度も返済に遅れていたり、任意整理や自己破産など債務整理をした経験があるなら要注意です。
信用情報機関にその情報が残っていれば審査に通ることはほぼありません。
逆に言うと、毎月きちんと返済していて完済した記録はマイナスになることはありませんし、借りてもきちんと返してくれる人というのを表すこともできます。
そして、意外かもしれませんが、審査では信用情報の照会記録もチェックされています。
これはどうして見られるのかというと、照会記録=審査しているということが考えられるからです。
照会記録とは、会員企業があなたの信用情報を照会したという記録です。
すでに利用しているカードローンやクレジットカードも定期的に与信審査をしているので、そういったものを除いて、照会している業者があればそれは、申し込みをして審査を受けているのでは…と判断されます。
もし、たくさん照会情報があれば、近い時期にたくさんのローンに申し込みをしたんだなということが伝わってしまうのです。
いっきにたくさんのところに申し込みをすればそれは不信感を与えてしまうことになります。
カードローンの申し込みをするときは、あまりたくさんの業者に申し込みをするのはやめておきましょう。
審査についてお話してきましたが、やはり不安なのはもし審査に落ちてしまったらどうしたらいいの…という点ではないでしょうか。
審査に落ちてしまった場合、PayPay銀行ではなぜ審査に落ちたのかその理由は教えないと公式ホームページにも明記しています。
そのため、まずはなぜ審査に落ちてしまったのか…という点を考える事からしなくてはいけません。
審査に落ちてしまった原因として考えられるのは以下のようなことがあります。
まず、案外多いのが、申し込み情報に問題があったケースです。
申し込みフォームに入力する際に意図せず入力を間違えてしまったり、借り入れ件数・金額などを入力する際に勘違いなどで少なく入力してしまったなどの時もあまりに大きな間違いだと審査に落ちてしまうことがあります。
申し込みをするときは、間違いがないか送信前に確認するようにしましょう。
次に考えられるのが、収入や勤務状況などの面です。
収入が著しく少なかったり、在籍確認が取れない場合は審査に通る可能性は低くなってしまいます。
極端な例ですが、年収12万円の方が10万円借り入れしたい!と思っても審査に通るのは難しいでしょう。
そして、やはり審査に落ちる原因として多いのは信用情報に難がある場合です。
特にスマートフォンが普及するにつれて、携帯電話料金の滞納が審査に影響を与えてしまったケースも多くあります。
スマートフォンを分割で購入する場合、ローンですから信用情報に登録されます。
ローン返済を含む携帯電話の料金を何度も滞納してしまって、それが信用情報に登録されてしまい信用情報が傷ついてしまうのです。
滞納を長期間繰り返していたり、任意整理・個人再生・自己破産など債務整理を行ったり、代位弁済が行われたりすると、金融事故として信用情報に登録されてしまいます。
この状態が俗にいう『ブラックリスト』堕ちと呼ばれているのです。
この状態になってしまうと、事故情報が消えない限り新たにローンの審査に通ることはほぼ不可能となります。
事故情報は数年間登録されたままになってしまいますので、その間クレジットカードを作ったり、新たにマイカーローンや住宅ローンなどを組むこともできません。
一括払いしかできなくなるのです。
人によってはすごく不便な生活になりますし、ライフプランも大きく変わってしまうことでしょう。
これまでの記録を変えることはできませんが、これから実績を積んでいくことはできます。
クレジットカードやローンの支払いがある人は、これから先、滞納をしないようにきちんと毎月支払いをしましょう。
審査に落ちてしまった理由を何となく自分で理解したら次にすることは何だと思いますか?
再チャレンジですか?
それは違います。つぎにすることは、自分の状況を少しでも改善することです。
やみくもに再申し込みをしても同じ結果になる可能性が高いです。
申込内容に問題があったならしっかりと現状を把握し正しい記入をすれば審査に通るかもしれません。また、PayPay銀行のカードローンはダメでも、他のカードローンなら通るかもしれません。
時間がかかってしまう…それじゃぁ間に合わない…となるかもしれませんが、カードローンの審査に通りたいのであれば状況を改善してから申し込みをするのが近道です。
お金を借りるときに、重要になるポイントは何ですか?
いくら借りられるかという点でしょうか?金利でしょうか?
中には、すぐに借りたいから借り入れまでにどのくらいかかるか知りたい!という方もおられるのではないでしょうか。
できれば申し込みをしたその日のうちにお金を借りたいと思っているかもしれません。
残念ながらPayPayでお金を借りる場合、即日融資は難しいと思っておきましょう。
PayPayでは、申し込みをしたら、まず仮審査の結果が届きます。
仮審査については最短60分で結果が通知されますが、その後本審査が待っているのです。
本審査を受けて、契約に進み実際にお金を借りる事ができるようになるまでの時間は、最短でも翌日以降となります。
口座をすでに持っている場合でも、借り入れについては最短翌日で、口座をお持ちでない方の場合はさらに時間がかかる可能性があるので即日融資を希望するくらい急いでいるという方には正直向きません。
契約さえ進めば、24時間借り入れする事ができますので近々お金を借りる機会があるかも…と思われる方は早めに申し込みをするようにしましょう。
PayPayでお金を借りるのよさそうだけど、どうしても今日中に借り入れしたい!という方もおられるかもしれません。
どうしても即日融資を希望する場合、別のカードローンの利用を検討されることをおススメします。
この時、ポイントとなるのは、銀行のカードローンは即日融資が難しいという点です。
即日融資を希望するなら、消費者金融や信販会社のカードローンなどを選ぶようにしましょう。
そういったところはちょっと不安…と思われるかもしれませんが、いわゆる大手のカードローンなどは利用者も多く安心して利用する事ができます。
即日融資にも対応している特におススメのカードローンは以下の6つです。ただし、どのカードローンも、審査が必要ですし、申し込み内容や、審査状況によっては融資が翌営業日以降となる可能性もありますので、その点はご承知おきください。
カードローン | 特徴 |
---|---|
SMBCモビット | 【即日融資】可能 【限度額】最大800万円 【金利】3.0%~18.0% 【特徴】条件を満たせば郵送物や電話連絡なしのWEB完結申込を利用できる |
プロミス | 【即日融資】可能 【限度額】500万円まで 【金利】4.5%~17.8%(初回契約時) 【特徴】審査の時間が早く、最大金利が他よりも低めに設定されている |
アコム | 【即日融資】可能 【限度額】1~800万円 【金利】3.0%~18.0% 【特徴】女性専用ダイヤルやはじめて利用する方へのフォローが厚い |
アイフル | 【即日融資】可能 【限度額】1~800万円 【金利】3.0%~18.0% 【特徴】原則勤務先への電話連絡なしで契約でき、最短25分での融資も可能 |
レイクALSA | 【即日融資】可能 【限度額】1~500万円 【金利】4.5%~18.0% 【特徴】在籍確認の電話が難しい場合などの相談に乗ってくれる |
三井住友カード 「カードローン」 |
【即日融資】可能 【限度額】900万円まで 【金利】1.5%~15.0% 【特徴】カード申し込みをしたときは「初回振込みサービス」を利用して、最短で当日振り込み対応可能 |
実際に申し込みをするときは公式ホームページの情報を事前にしっかり確認してくださいね。
PayPayアプリのミニアプリから申し込みができて、使い勝手のよさそうなPayPay銀行のカードローンですが、即日融資は難しい事がわかりました。
ある程度商品について理解したら、今度はメリット・デメリットを整理してみましょう。
その時、役に立つのが口コミです。
まずは、メリットを口コミを通してみていきましょう。
やはり、スマートフォン1つあれば申し込みから借り入れまで利用できるのが使い勝手が良いという口コミが目につきました。
最近はカードローンも様々な付帯サービスを提供していますが、PayPayの借り入れも、無利息期間の適用や、現金(口座入金)を受け取れるサービスなど独自のキャンペーンを展開しています。
ただし、こちらは特典を受けるにあたり条件もありますのであらかじめ公式ホームページでチェックして利用するなら確実に受け取れるようにしましょう。
また、スマートフォンやWEBで借り入れできますし、ATMを利用する場合もキャッシュカードを利用して借りることができ、ローンカードは郵送されません。そのため、家族に郵送物からバレるというリスクは低いでしょう。
では、次にマイナスの口コミなどからデメリットをみていきましょう。
PayPayでお金を借りる場合、最短でも翌日融資で、口座開設も必須となります。
最短翌日…といってもすべての人が翌日に融資されるわけではなく、口座の有無、申し込みの状況、審査内容などによってはさらに時間がかかってしまうのです。
また、金利についても最低金利は低いですが、限度額が100万円未満の場合18.0%ですから極端に低いとは言えません。
これなら、即日融資もできて金利も同じくらいの消費者金融のカードローンの方が良いかも…と思う方がいらっしゃるのも仕方がない事でしょう。
返済額が低いのは確かに完済までの期間が長く、利息もかかりますが、今お金がなくて返済金額をできるだけ減らしたいという方にはプラスにも働きますから、しっかり検討してみてくださいね。
スマートフォンさえあれば申し込みから借り入れまで利用できますし、PayPayアプリのミニアプリなので、気軽な気持ちで申し込みをしようという方もおられることでしょう。
確かに銀行窓口に行ってローンを申し込んだり、消費者金融に申し込むよりもハードルも低く罪悪感も持ちにくいかもしれません。
また毎月の返済額も低く設定できるため、それほど負担感なくお金を借りることもできるでしょう。
たとえ便利で気軽に利用できたとしても、借金は借金です。
もし万が一返済ができないとなると、信用情報に傷がつき、その後のあなたの人生に大きな悪影響を与えてしまう可能性があります。
先ほどもご紹介しましたが、毎月の返済額が少ないということはその分返済期間も伸び支払う利息も増えるということです。
いつの間にか元本に近い金額の利息も支払ってた…なんていうことにもなりかねませんので、しっかりと返済計画を立てて見通しをもって利用しましょう。