子供を通じて知り合ったママ友にはいろいろな性格の人がいることでしょう。子供の幼稚園で仲良くなったグループや、子供の習い事で知り合ったグループ等、知り合ったきっかけは違っても、子供を通じて付き合っているという事情は同じです。
苦手なママ友がグループの中にいるからと言って、勝手に自分の都合だけでグループから抜け出すわけにはいきません。苦手なママ友との付き合いが苦痛に感じた場合、当の母親はどう対処しているのでしょうか?
女性は他人の噂をするのが好き、それがそもそものトラブルの原因になっているとも言えます。
子供を通じて仲良くなったママ友のグループで集まっては、お茶に行ったりランチに行ったりという機会も増えます、外でのグループの付き合いを自分だけがパスするわけにもいきません。
でも、そこに意見の合わない苦手なママ友がいたら、付き合いは単なる母親の義務となり、次第に苦痛になってくるでしょう。
リーダ的な立場の性格がきつい人が苦手・・・。目が合っただけでも何か文句を言われそうな気がして、つい目を逸らしてしまう。それが気に障ったのか、どうも自分のことを良く思っていないらしい・・・。
そんな風に考えただけでも、グループでの集まりを苦痛に感じてしまうでしょう。
集まる度に、そこにいない相手の噂話を始めるママ友の一人が苦手・・・。自分がお茶やランチの誘いに欠席した場合は、こんな風に噂の的にされるんじゃないかと思うと、無理をしてでも誘いに応じなければと思ってしまう。
グループの中に一人でも苦手と感じる相手がいれば、気楽におしゃべりやランチを楽しむ気分にもなれないでしょう。なるべく苦手な人とは接触しないようにと気を遣いながら、気心のしれた他のママ友にくっついて目立たないように振舞うことで精一杯。
家に帰る頃には神経を遣い過ぎてクタクタに・・・。
幼稚園や子供の習い事を通じて知り合ったグループなら、母親がそのグループの付き合いから抜けることで、子供までが仲間外れにされてしまうという事情があるからです。
母親がママ友との付き合いに付いていけなくなったからと言って、簡単に子供の習い事を止めさせるわけにもいきません。
子供が気に入って続けているせっかくの習い事を自分の感情のために中途半端に止めさせてしまったとなったら、後々まで後悔してしまうでしょう。
もし母親が自分の判断で子供の習い事を止めさせてしまったり、グループでの付き合いを止めてしまった場合には、きっと他のママ友から非難の攻撃にされるに違いない・・・。そうなれば、子供も今までのような子供同士の付き合いから外されてしまう。
そんな事を考えると、おいそれとはグループの付き合いを止めるわけにはいかないのです。
母親同士の仲が上手くいかなければ、子供同士の間も気まずくなるものです。子供は母親の気持ちを察して、仲の良くない家庭の子とは付き合おうとはしないでしょう。
中には露骨に、「あそこの家の子とはもう付き合ってはダメだからね」と、子供に釘を刺す自分本位な母親もいるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみて下さい。
子供が幼い時期は親子で楽しめる行事が多い、楽しい子育ての時期とも言えます。その貴重な時期を性格の合わないママ友との付き合いで、神経をすり減らして過ごすのは勿体ないことだと思いませんか?
子供が幼稚園に通っている家庭なら、子供が小学校に上がった段階で、新しく気の合うママが見つかる可能性も十分に考えられます。
もし、今のママ友との付き合いにずっと苦痛を感じているようなら、あまり相手の事情に深く入り込むことは避けて、子供が次の段階に成長するまでの時期を待つようにしたらどうでしょうか。
子供同士の関係も大事ですが、母親がそのために無理に苦手なママ友との付き合いに悩み続けるというのも考え物です。
期限付きの割り切った関係だと考えれば、苦手な人の動向やおしゃべりな人の噂話にそんなに振り回されることもないかもしれません。
ただくれぐれも、自分が人の噂話をする立場になることだけは避けるように心がけたいものです。根拠の無い噂話で他のママ友を混乱させることはママ友の風上にも置けない行為と言えますからね・・・。
ママ友との付き合い方で左右されることもある、子供の幼少期の過ごし方。できれば子供と一緒に楽しく過ごすようにしたいですね。