大好きだった彼との突然の別れ、それはとても悲しくて、苦しくて、言葉にならないほどの辛さがあります。
彼から切り出された別れであれば尚更ですが、自分から切り出した別れであっても、辛さや切なさは同じように感じてしまうものでしょう。
こんな時「この辛さはいつまで続くの?」「こんな気持ちになるならば離れなければ良かった…」と自分自身を責めたり、感情をどう対処すべきか分からなくなったりしてしまいます。
大好きな彼との別れ…この辛い気持ちはどう対処すれば良いのだろう、どう乗り越えれば良いのだろう…終わりの無い闇に閉じ込められたような状態で悩んで苦しんでいる方はいませんか?
そんな女性の心の辛さを“解放させる方法”…いくつか挙げてみましょう。是非、参考にしてみてください。
失恋をした時の対処法として、出来るだけ積極的に取り組んでほしい事は“落ち込む時間を減らす事”です。そのためには、一人の時間を過ごさないようにしてみましょう。
一人の時間を作ってしまうと、考えたくないのに、考えてしまう・考えるだけの時間が出来てしまう、といった状況を作り出してしまいます。
一人の時間を出来るだけ過ごさないように、誰かと一緒にいる・誰かと会話をする…などの対処方法を見つけてみてください。
失恋をして辛い気持ちになっている時、“考える時間”があると、決まって考える事は大好きだった彼との事、存在、思い出です。考える時間を減らす事から始めてみましょう。
辛い気持ちを感じている時には、その気持ちを感じないほどの忙しさを自分に与えてみても効果的です。
例えば仕事量を増やしてみたり、資格取得、アルバイトに没頭する・スポーツをしてみたり、学生さんであれば部活動を今まで以上に熱心に取り組む…などが挙げられます。
ただ単に忙しい予定を無理矢理組み込むのではなく、ある程度は自分が好きで没頭出来る内容の物であったり、興味のある事などで予定を埋めると、より集中でき、悲しい気持ちを忘れることが出来ます。
「自分無理しているな…」と感じるような時間の過ごし方をするのではなく、気がつけば「あ…いつの間にか、辛い気持ち忘れてた…」と思えるような時間の過ごし方がベストです。
悲しい・寂しい・辛い時には、こんな時こそ明るく楽しく元気に女子会!!という方も多いのではないでしょうか。女子同士であれば、周りのお友達も「今日は目一杯楽しんじゃおう!」と心のサポートをしてくれます。
友達の大切さや、周りの存在の大きさ、友人の偉大さ、自分の居場所がある環境、様々な事に感謝や喜びを感じることも出来ますし、辛い気持ちは忘れることが出来る時間を過ごせます。
明るく元気に振りまくだけではなく、適度に休憩を入れて、ゆっくり女子トークする事も心のケアになりますし、友達が側にいるだけで心が癒される・守られているという安心感を感じることが出来ます。
友達からの意見を参考に、自分も頑張ろう!と思えたり、友達の失恋談などを聞いて、「そんな考え方もあるんだ…」と新たな発見をする事が出来る場合もあります。
二十歳を超えた女性であれば、シャレたお店やBARなどへ行き、しっとりと飲み明かしても良いかもしれません。仕事や生活に支障が出ない範囲で、まったりとお酒の力を借りて癒す方法も良いでしょう。
感情に任せてお酒を飲むのではいけません。悲しい気持ちと向き合いながら、ぶつけることが出来ない感情を、少しだけお酒の力に頼ってゆっくりと癒していく…そんな時間も大切です。
一人で飲んでも良いでしょうし、気の許せる仲間と一緒にお酒を交わす事も傷を負った心に良い手当をしてくれるかもしれません。
“気分転換”をする事も良いですが、やっぱり辛いものは辛い!だからこそ、トコトン悩んでトコトン辛い気持ちと付き合ってみるのも一つの方法かもしれません。
考えないように、考えないように…と避けていても、結局は彼の事ばかり考えたり、別れた事の原因を追求したり、思い出に浸ったり…抜けられない大きな穴にスッポリとはまってしまったかのような心情の時もあります。
自分が「もう考えるのやめた!」と思えるところまで、ひたすら考えて考え抜いて、思いっきり落ち込んでみると、意外にもスッキリと回復するかもしれません。
辛い気持ちに蓋をするのではなく、あえて向き合い追求することも時には必要です。考えたくない!と思っているうちは、向き合わなくても良いですし、「何が原因だろう…」と悩むのであればトコトン追求してみてください。
失恋をした時の、その気持ちを“勇気”に変えて、今まで挑戦したことのないような事や、やってみたかった事などへ新たな挑戦をしてみてはいかがでしょうか。
新しい何かに取り組む時、周りの事や悩み事など考えられないほど、新しい何かに熱中してしまい、没頭できる時間が増えます。その新たな何かが、自分にとって達成感のあるものであれば尚更良いでしょう。
新しい挑戦をすることで、新たな感情を見出す事ができたり、新たな自分を知ることが出来たり、更には新たな素敵な出会いがあるかもしれません。
やる気が起きなくても、無理矢理新たな感情に自分の身を投げ込んでみてください。“やらなければならない!”という状況に置かれれば誰でも取り組むようになります。そんな環境を自分のために作るのも貴方次第です。
別れを経験すると、その辛さや寂しさを、何かしらの方法で乗り越えようと考えます。行動に移してみたり、全てを投げ出して眠ってみたり、大好きな飲食・買い物へ意識を向けてみたりする方法も良いでしょう。
しかし、最終的には、どんな行動をするにしても、どんな時間の過ごし方をするにしても“考える方向性”によって気の持ち様は変わっていきます。
マイナスにばかり考える思考では、どんな行動をとったとしても、最終的にはマイナスな事ばかり意識してしまい、なかなか辛さを克服することが出来ません。
辛い別れを経験し、心が落ち込んでいる時、その気持ちを乗り越えるためには【どこへ行く・何をする】という部分よりも“考え方・捉え方”が大きな鍵を握ります。
辛い気持ちという感情は、悪いことばかりではありません。その感情があるからこそ・感じるからこそ、人は強くなり、優しくなり、学ぶ事が出来るのです。
辛い・苦しいという気持ちの背景には、それだけ彼を愛していたという事実があります。離れることで相手がどれほど大きな存在だったかを知ることが出来ます。今まで見えなかったものが見えてくるようになります。
総合的に考えても、“辛さ”は己を成長させてくれる必要な感情だという事が分かります。良い事も、悪い事も全て受け入れるようになりますし、自分自身の心・素直さ・現状を気づかせてくれます・
「こんなに辛いなら離れなければ良かった…」と思っている方、それは“離れたからこそ知ることが出来た感情”です。大切な事がいつの間にか“当たり前”になっていたり、大事な事に気づけていなかった証拠でもあります。
別れを告げたにしても、告げられたにしても、どちらでも共通して言えるのですが、失恋を経験して得た辛さや悲しさを乗り越えるためには、自分自身にも良い評価をしてあげることが大切です。
自分を責めるのではなく、彼を愛していたという事に誇りをもってください。彼へ、これだけの深い愛情をもっていたんだ…という事や、そこに気づくことが出来た自分にも誇りをもってください。
気づくタイミングが遅かったというケースももちろんあります。「もっと早くに対処できていれば…」「もっと、この付き合いを大切にしていれば…」と思う部分があるかもしれません。
気づきが遅かったにしても、結果“別れ”という結末になってしまった訳なので、そこを責めてしまっても仕方ありません。それならば、遅くてもちゃんと気づけた事を認め、次の恋愛へのステップアップと変えていきましょう。
一つの恋が終われば、「もう恋はしない!」「もう当分恋愛なんていい!」と思うかもしれません。彼への未練がある場合には特に、「今は考えられない」と思うでしょう。
それでも、時間の経過とともに辛さという感情は薄れていくものです。そのうち、恋愛をしたい…と思うようになります。過去の失敗や辛さ、悲しさは全て次ぎの恋愛への糧にしてステップアップをする心構えをしておきましょう。
いつまでもウジウジと過去の恋愛にしがみつくのではなく、次の恋愛ではこんな失敗はしない!次にはちゃんと素直でいよう…など、過去の恋愛から何か1つでも良いので学び、自分の物にしてください。
辛い過去の恋愛を忘れるためには、新たな恋愛をする事が効果的です。「前の彼みたいな素敵な人はもう二度と現れない…」と思う方も多いでしょう。しかし、世の中には沢山の男性がいます。また必ず素敵な方が現れます。
辛い気持ちを忘れるためには“無理をしない事”が秘訣です。無理矢理忘れようとしても、記憶が鮮明なうちは、忘れることが出来ないどころがどんどん記憶が蘇り、沢山の思い出で頭がいっぱいになってしまいます。
先ほども伝えましたが、人間の記憶は時間の経過と共に薄れていきます。どんなに濃厚な時間を過ごしたとしても、インパクトのある記憶は長く残り続けますが、それでもゆっくりゆっくりと薄れていくものです。
記憶が薄れることで、心の傷も次第に癒えていきます。ですので、無理に忘れようと必死にもがいたりしなくても、時間が経てば、自然と癒されていきます。自然と記憶も、鮮明さがなくなっていきます。
無理に忘れようと、暴飲暴食へ走ってみたり、体力のある限り運動をし続けてみたり、外食外泊女子会・飲み会…となってしまえば、体も心もお財布も余計に苦しくなってしまいます。自分の芯だけはしっかり持ちましょう。
一番大切な事はこの考え方かもしれません。それは“運命の相手ではなかった”という事です。別れという決断をしてしまった関係であれば、互いに運命の相手ではなかった…という事になります。
「運命」を信じるか信じないかは人それぞれですが、結ばれなかったという結果になれば、単純に“運命のパートナーではなかった”と納得するしかありません。
もし、本当に運命の相手であれば、かならずまたどこかで、互いに惹かれ合うタイミングがやってきます。運命であれば必ず互いの人生が交わるようになるのです。
運命の人ではなかった…という考え方であれば、そうだったのかもしれないと納得できる気持ちも芽生えますし、「もし運命の相手だったら、またいつか結ばれる」という気持ちが、心の細やかな支えにもなってくれます。
いかがでしたでしょうか。彼と別れてしまって、この辛い気持ちをどう対処すれば良いのか分からない…という女性は非常に沢山います。きっと誰しもが経験をしている感情なのではないでしょうか。
どんな方法を試しても、どんなに時間を置いても、それでもやっぱり彼が良い!と思うのであれば、もう一度振られる覚悟で再アタックをしてみても良いでしょう。それも“辛い気持ち”の対処法の1つでもあります。
自分が納得できるところまでやってみたら良いのです。時間をかけてでも良いですし、周りの助けを借りてでも良いです。
色んな方法を試してみてください。最終的に辛い気持ちをどうするべきなのか、適する決断が出来た時、きっと貴方の心も軽くなり穏やかな生活を送れるようになるでしょう。ゆっくりと時間をかけて向き合ってみましょう。