結婚を機に遠方へ嫁ぐ女性へ捧ぐ!遠方へ嫁ぐ“心構え”とは?!

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大好きな彼との結婚は、嬉しい気持ちやこれからの生活に期待を感じていることでしょう。しかし、“遠くへ嫁ぐ”となれば、嬉しい気持ちや期待だけではなく、不安や寂しさ・怖さを感じているかと思います。

実家との距離が近い場所へ嫁ぐのであれば、何かあってもすぐに実家へ帰ることが出来る・頼ることが出来る・駆けつけてあげる事が出来る…しかし遠くとなれば、何に対しても“すぐ”には対応できなくなります。

そんな“遠くへ嫁いでしまうアナタ”へ、不安・恐怖と向き合う方法・乗り越え方・悩んだ時の解決法・嫁ぎ先での在り方…などをお伝えしたいと思います。是非参考にしてみてください。

嫁ぎ先で得られるものとは?

まず、“嫁ぐ”という事自体が未知な世界で、「嫁いだ後の生活が想像できない」「どんな楽しみや喜びを感じられるの?」「どんな過酷な環境が待ち受けているの?」と不安ばかり感じている事でしょう。

嫁ぐことでの喜びや楽しさ・不安や孤独さなどの悩みを解消していけるように、“嫁ぐ”事で得られるプラス面・マイナス面を少しだけ考えてみましょう。

新しい故郷ができる喜び(第2の人生)

嫁ぐことの喜びとしては、新しい“故郷”が出来ることです。今まで住み慣れた土地とは違う、新たな土地での生活が始まり、そこでの人生がスタートするのです。アナタにとって【ふるさと】が2つ出来るという喜びを感じることが出来るでしょう。

ふるさと=居場所・帰る場所でもあります。自分の居場所となる地が、国内に2つもあると、どちらもそれぞれに良い思い出があり、どちらもそれぞれに自分を支えてくれる・助けてくれる存在がいることになります。

どちらの故郷も“アナタの人生の舞台”になるわけです。故郷という舞台で深く広く根付いていく事は、アナタの人生にとって大きな財産にもなります。

新しい世界を知る・新しい友人が出来る

新しい土地に行くことで、新しい友人が出来ます。新しい風習を知ることができます。新しい環境や風景を見ることが出来ます…これらは、全て、“新しい世界”を知る事に繋がります。

嫁ぎ先が、田舎でも都会でも、それぞれに良い経験が出来ます。地元では出来なかった事を体験する事が出来たり、嫁いだ土地での伝統・お祭り・しきたりなどを知ることが出来ます。結婚を機に新たな世界を知ることが出来るのは幸せな事です。

地元の良い部分も知り、嫁ぎ先の良い部分も知れる、どちらもアナタの人生において大きな影響を与えてくれる貴重な場所です。

人として大きな成長が出来る

遠い土地へ嫁ぐという事は嬉しいことや楽しいことばかりではありません。寂しさや孤独さ、嫁ぐという現実の過酷さも味わうようになります。この経験はなかなか体験できる経験でなく、この試練を乗り越える事も容易ではありません。

だからこそ、試練に立ち向かった時・乗り越えた時、誰よりも強く、誰よりも大きく成長出来るのです。遠い地へ嫁ぐという事は、その覚悟も、その行動も、その決意も、全てがアナタを成長させてくれるパワーになります。

人は色んな事を経験し、沢山の感情から多くの事を学び、成長していきます。嫁いでスグの頃は特に過酷さを感じるかもしれません。慣れるまでは毎日のように涙を流す日が続くかもしれませんが、それも全て大きく成長するための試練です。

慣れない土地での新生活

嫁ぐことのマイナス面で考えると、慣れない土地で、新しい生活をスタートさせるので、新しい生活に慣れることも、慣れない土地に慣れることも、どちらも一度にアナタを襲ってくることでしょう。

これが、妊娠している段階で嫁ぐ…というケースであれば、非常に大変です。ただでさえ慣れない土地なのに、どうやって子育てをすればいいのか、何を頼りに育児を行えばいいのか…育児への不慣れも負担になり襲ってくることでしょう。

慣れるまでの間がとても過酷で、大きな孤独感を感じるようになります。“嫁ぐと決めたのだから”とある程度の覚悟は必要ですが、それでも大きな孤独感に心が包まれてしまい、心が沈んでしまう事は誰にでもある事です。

“すぐに会える”存在がいないという現実

嫁いだ土地には、昔からの親友や、学生時代の仲良い仲間などはいない…という方が多いかと思います。友達どころか、知り合いや親族関係ですらいないという人も少なく有りません。

“すぐに会える”という存在は1人もいない土地での生活は、旦那様や旦那様の家族に支えてもらいながら生活をしていくしかありません。もちろん、大好きな旦那様ですし、旦那様の家族さえ居れば良いかもしれません。

それでも嫁姑問題に発展してしまう事があったり、身内ではなく、“他人”である存在に愚痴を吐きたい…と心底思ってしまう事もあります。

嫁いだ後、自分を支えてくれる存在が近くにはいない(少ない)という事はしっかりと覚悟をしておきましょう。SNSなどを通じて、地元の友人の集まりなどを知ると、尚更孤独感は増してしまいますが、それも全て“嫁ぐ覚悟”なのです。

実家への思いを断ち切らなければならない時もある

嫁ぎ先と、ご自分の実家は、どれほどの距離があるでしょうか?車で1時間・2時間走らせれば到着するという方もいれば、中には新幹線・飛行機で数時間移動しなければ着かないという方もいます。

嫁ぐ先が遠ければ遠いだけ“ご自身の実家への思い”をうまく断ち切らなければなりません。自分なりの解釈で消化をさせるのです。

例えば、実家の父・母が体調を崩した、愛犬に何かあった、実家での風習やお祝い事等、今までなら何のためらいもなく参加・駆けつける事が出来ていたような出来事でも、嫁ぐというだけで、簡単には帰れなくなってしまいます。

地元にいる兄弟・親に、家の事は託す覚悟をしなければなりません。戸籍上では、アナタは自分の家族の戸籍から抜け、嫁ぎ先である旦那様の戸籍に入っています。これだけでも分かるように、“家を出た身である”という覚悟は必要です。

嫁ぎ先で辛いと思ったときの乗り切り方

嫁ぎ先ではマイナスな事ばかりでなく様々な楽しいこと・喜び・嬉しいことが待ち受けています。新しい人生の始まりでもありますし、自分の居場所ができる・故郷が出来るという部分でも喜ばしいことです。

嬉しい事が沢山ある分、辛さや過酷さ・孤独さも沢山待ち受けています。嫁いだばかりの時は特に自分の理想と現実が違いすぎて、感情をコントロール出来ない・気持ちをうまく消化出来ない…という苦しさを感じるようになるでしょう。

今回は沢山ある“嬉しいことや楽しいこと”…ではなく、辛いと感じたとき・寂しさを感じた時の“悲しい気持ち”にスポットをあてて解決策をみていきましょう。

子育ての辛さにはどうしたらいいの?

知らない土地での子育ては非常に大変です。子どもを遊ばせるための公園や施設さえ知らない・情報も分からない・情報を得る方法が分からない・子育て自体に不安が沢山ある…など、“新しい土地での子育て”は、とにかく頭を悩ませる事だらけです。

子育てに辛さを感じた時には、まず、“どの部分に辛さを感じているのか?”を分析してください。育児に関してなのか、愚痴を吐けない事なのか、地域での子育て事業に関しての不安なのか…自分の“辛さ”と向き合ってみましょう。

しっかりと分析出来た後は、1つ1つの問題をクリアさせていくことが大切です。育児に関しての悩みは、友人・両親に電話をして相談したり、育児本を参考にしてみても良いでしょう。愚痴に関しても電話やメールで吐き出すことは出来ます。

地域の子育て事情や、子育ての情報は、お住まいの地域の役所に問い合わせてみましょう。ホームページなどで情報公開をしているケースもあります。そこから新たな育児の世界を広げていく努力をしましょう。

旦那様との喧嘩が多発することも…

今までは恋人として一緒に過ごしてきた関係でも、夫婦となればまた少し違った価値観が生まれます。金銭感覚の違いや性格の不一致・生活リズムの違い・育児に対しての考え方の違い等…様々な問題が浮上することでしょう。

結婚することで、新しく発見する互いの本性と、夫婦になることである程度の制約がある二人の生活には、どちらも不満が積もっていきます。衝突してしまう事は、どんな夫婦であれ避けて通れない道です。

喧嘩が多発してしまう事は“当たり前”の事です。性別も、年齢も、生きてきた環境も違うので、価値観が合わない事は不思議ではありません。皆、誰でも通る道だと思い、互いの本当の姿を知れるまでトコトン向き合ってみましょう。

舅&姑とうまく関係が築けるか不安…

これは、遠くに嫁ぐ方だけに限定した事ではありません、お嫁に行く女性は誰しも不安を抱えているかと思いますが、舅・姑との上手な関係付き合いが出来るかどうかという不安は、女性にとって永遠の課題でもあります。

特に、遠くへ嫁ぐのであれば、いざという時には、自分の実家よりも真っ先に義理のご両親へ…というケースが考えられます。「少しでも関係を良好にしておかなければ!」と身構えてしまう気持ちも、うまく対処をしていかなければなりません。

一般的に会社等でも言われる“報告・連絡・相談”は、義理の両親・家族へも必要だという意識をもっておきましょう。“郷に入れば郷に従え”のスタンスで、どんな些細な事であっても“教えてもらう”姿勢を大切にしてください。

捌け口をしっかりつくっておくこと

自分自身のストレスや寂しさを吐き出す時、旦那様へ伝えても、なかなか理想的な返事が返ってこないこともあります。「俺だって板挟みで辛いんだ!」や「嫁ぐと覚悟して嫁いで来たのだろう?!」と冷たく突言われてしまった方もいるでしょう。

自分の気持ちを理解してほしい・癒してほしい・捌け口がほしい…と思った時には、親しい友人や兄弟(姉妹)へ伝えてみると良いかもしれません。大切な事は、心を許すことが出来る存在に吐き出すことです。

アナタの母親(父親)へ旦那様や義理家族の愚痴を吐いてしまうことは、正直、あまり良い事ではないでしょう。相談をする程度であればまだ良いですが、今後の家族付き合いにも影響してしまうこともあるので愚痴を伝える事は控えましょう。

気の許す友人や、同じ境遇の友人に悩みを相談したり愚痴を吐いたりすると、気が楽になります。兄弟(姉妹)間でも“兄弟(姉妹)だからこそ貰える助言”があるかもしれません。

嫁ぎ先でやるべきこと・嫁ぐ前に必要な心構えとは?

ここまでの話で、嫁ぎ先で待ち構えている良い点・悪い点と、辛かった時の乗り切り方が分かったかと思います。今度は。嫁ぎ先でやるべき事・必要な心構え…を紹介したいと思います。

これから嫁いでいく女性が、“強い妻・強い嫁・強い母”になるための、参考となれば幸いです。大切な事は全ての事に違和感や不信感を持つのではなく“まずは素直に受け入れて実践してみる”姿勢です。必ず良い発見をする事が出来るでしょう。

郷に入れば郷に従え

“嫁ぐ”という事は、旦那様の家族の一員になるという事です。今までのやり方ではうまく行かないことも沢山出てきます。納得いかない事や不満を抱えてしまう事も沢山あると思います。

それでも、相手の家族の一員になったのであれば、仕来りや風習、代々伝わってきた教えや家の事・お墓の守や様々な行事での取り組み等は全て嫁ぎ先に合わせて生活しましょう。

分からないことは全て“聞く”事が大切です。勝手な判断で行動するのではなく、その都度、舅・姑さんに教えてもらうようにしましょう。

「郷に入れば郷に従え」は、まさに“嫁としての覚悟”が必要です。しっかり覚悟をしておけば、嫁いだ後で理想と現実の差に悩んだとしても、その差に落胆してしまう度合いは全然違います。事前に覚悟をする事は自分自身を守る方法でもあります。

皆から愛されるお嫁さんになること

旦那様の家族はもちろん、嫁ぎ先での親族付き合い・近所付き合いも含め、全ての人に愛されるお嫁さんでいるように心がけましょう。元気で明るく愛想よく、自分から沢山の方々へ心を開いていく事、声を掛けていくことが大切です。

お嫁に貰う側の旦那様家族も、無愛想で付き合いの悪いお嫁さんよりも、愛想が良く可愛らしいお嫁さんの方が、「お嫁に来てもらって良かった」と嬉しく感じてくださることです。そこから近所での関係が広がり、“自分の居場所”も出来ていきます。

「愛されるお嫁さん…?」と悩むかもしれませんが、どんなお嫁さんを貰うと、舅・姑さんは誇りに感じるでしょうか?どんなお嫁さんであれば、良い関係が築けるのだと思いますか?色んな角度から、色んな立場から考えてみましょう。

積極的に外へ出る・集まりに出ること

嫁ぎ先には自分の友人や知人がいない(少ない)事が多いです。新しい地で、今後長く生活をしていくためには、まず、友人を作ったり、人との触れ合いを大切にしなければなりません。

「知らない地で出掛けるなんて億劫だな…」と感じてしまうかもしれませんが、その気持ちを無理矢理にでも動かし、行動へ移してみましょう。行動力こそ、自分の世界を広げてくれる最大の源です。

可愛い雑貨屋さん・オシャレなカフェ・夜に行けそうなバーや居酒屋・近場のスーパー・公園…様々な発見があるかと思います。自分の足で歩いてみて沢山の発見をしましょう。気になる場所には実際に入ってみてください。

妊娠中の方であれば、妊娠中のママが集まる施設や、育児相談会・ママたちの喋り場などに積極的に参加することで、ママ同士の輪が広がり、新たな友人を作ることが出来ます。

嫁ぐことが問題ではなく、嫁ぎ先でどう生きるかが重要

とにかく全ての事に“覚悟”をしておいてください。一度嫁いでしまえば、すぐに家出・里帰りなんて出来ません。何かあっても頼る場所は自分の実家ではなく旦那様の実家になります。それも覚悟の1つです。

嫁ぐということは、とても勇気・忍耐が必要な事です。もちろん楽しい事や嬉しい事も沢山あります。慣れるまでは過酷な生活が続くかもしれませんが、必ず落ち着いて穏やかに過ごせる日がやってきます。

嫁ぐという事自体が問題なのではなく、“嫁ぎ先でどう生きていくか”が重要なのです。まずは、そこの意識をしっかりと持っておく事が大切です。嫁ぐ女性への心構え、それは“大きな覚悟が必要”という事です。

いかがでしたでしょうか。嫁ぐという事は、大きな勇気・大きな覚悟が必要だという事がハッキリと分かったかと思います。

実際に嫁いでみれば、「想像していたよりも気が楽だった」「想像ほどではなかった」という印象を受ける方も多いでしょう。それは、嫁ぎ先に恵まれていたというだけではなく、事前の覚悟が十分なまでに出来ていたからだとも言えます。

遠方へ嫁いでしまう事で不安や怖さを感じている方…時間が経てば、その気持ちにも必ず良い変化が表れます。大変な時期もありますが、覚悟と笑顔があれば、新しい地でも必ず良い環境を整えることが出来るでしょう。

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