美髪維持に絶対役立つ!市販の白髪染め種類別メリットデメリット

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30代、40代になると白髪がちらほら…。こまめに染めたいけど、その度に美容院へ行っていては、コストも時間もかかってしまいますよね。だからと言って放置していると白髪が目立って老けて見られ、おばさん宣告されてしまうかも…。

そんな時、強い味方になってくれるのが市販の白髪染めです。自宅で好きな時に染められ、低予算に抑えられる優れもの。最近では簡単に染められるものも多く、不器用さんにも使いやすい商品がたくさん販売されています。

しかし注意したいのは、白髪染めの種類によって良い点と悪い点があるということ。もちろんメーカーによっても染まりや痛み具合に差がありますが、まずは種類の特徴を把握していないと、自分にどの商品が向いているか判別できません。

そこで、一般的に市販されている種類の特徴とメリット・デメリットを簡単にまとめました。白髪染め初心者の方、自分にピッタリの白髪染めを選びたい方は、ぜひ目を通してみてくださいね。

白髪染めの種類

まず、市販品にはどのような種類があるかを把握しておきましょう。細かく見るとこれら以外にも存在しますが、市販で一般的に多く見かけるのは以下の種類です。それぞれメリットとデメリットが存在しますので、実際に選ぶ時の参考にしてみてください。

  • クリームタイプ
  • ジェルタイプ
  • 泡タイプ
  • マニキュアタイプ
  • トリートメントタイプ

クリームタイプの特徴とメリット・デメリット

一番市販品で多く出回っているのが、このクリームタイプです。1剤と2剤のクリームを同量混ぜて使うのが一般的。同梱されているコームやブラシで髪に塗り、染め上げていきます。

クリームタイプのメリットとは

クリームなのでカラー剤がやや固め。そのため垂れる心配がなく、狙ったところをピンポイントに散布することができます。根元が伸びてプリン頭になってきた時、白髪が目立ってきた一部だけに使いたい時に便利ですよ。

またクリームタイプの多くが、混ぜる前の1剤と2剤の残った分は「次回に取っておける」というメリットも。一部だけに利用したい時は小分けにでき、経済的にもありがたいタイプだと言えるでしょう。

そして大きな特徴として、髪の傷みが比較的少ないことも挙げられます。メーカーによるとは言え、他の種類よりはダメージを軽減させられますから、白髪染めでの髪の傷みが気になる方に最適です。

【メリット】

  • 垂れにくく根元・一部分に塗りやすい
  • 残った分は取っておける
  • 比較的髪が傷みにくい

クリームタイプのデメリットとは

デメリットは、他のタイプに比べて伸びが悪いこと。一部分だけ染めたい時にはクリームタイプが最適ですが、髪全体を染めたい時には伸びが悪い分、全体に行き渡りにくいのです。そのため時間がかかってしまい、面倒に感じる人もいるでしょう。

また、全体を染めたい場合にはカラー剤の量を多く使用します。クリームタイプは比較的1箱分の量が少なく、ロングの方や髪の量が多い方は2箱以上用意しなくてはなりません。たくさん量が必要な時は、費用が他に比べると若干高くなってしまうでしょう。

【デメリット】

  • 伸びが悪い
  • 1箱の容量がやや少ない

ジェルタイプの特徴とメリット・デメリット

次に多く見かけるジェルタイプです。商品によって液体・ミルクなどと名前が違いますが、クリームより柔らかい液剤で、伸びが良いのがこのタイプの大きな特徴です。こちらも1剤と2剤、混ぜて使用します。

ジェルタイプのメリットとは

上記にも書きましたが、やはり大きなメリットは伸びが良いこと。根元だけでなく、髪全体を染めたい時に最適な商品です。

また、ジェルタイプは多くの商品で散布する容器に特徴があります。コームがついていたり、髪に散布しやすいように工夫がされているのです。髪を小分けせずにサッと塗れるので、セルフカラー初心者にもオススメです。

【メリット】

  • 伸びが良い
  • テクニック要らずで初心者向け
  • 髪全体に塗りやすい

ジェルタイプのデメリットとは

基本、ジェルタイプは1箱分の1剤と2剤を混ぜ切って使用します。そのため次回に取っておくという選択ができないのです。髪の一部だけに利用したい時には、少々不適合なタイプだと言えるでしょう。

【デメリット】

  • 残った分を取っておけない

泡タイプの特徴とメリット・デメリット

白髪染めはクリームやジェルが主流ですが、最近はこの泡タイプも多く発売されています。1剤と2剤を混ぜると大きく泡立って、髪に散布しやすいカラー剤が出来上がります。

この泡タイプはまだ未経験だという方も多くいらっしゃるでしょう。メリットとデメリットを把握して、自分に合っているか判断してくださいね。

泡タイプのメリットとは

染める時の簡単さが一番の特徴です。カラー剤が泡ですので、髪全体に行き渡りやすく、髪を小分けにする必要もありません。基本、泡タイプはブラシやコームが必要なく、手で揉みこむだけ。そのため、面倒くさがりの方にオススメな商品だと言えますよ。

また1箱のカラー剤の量も、比較的多めです。いつもは1箱で足りないと感じる方も、泡タイプなら可能となります。ただ、これはメーカーによっても違いますし、個人によって使用量も差があります。事前に口コミなどで確認してくださいね。

【メリット】

  • 髪全体に塗りやすい
  • 手で簡単に塗れる
  • 1箱の容量が多め

泡タイプのデメリットとは

同メーカーのクリームやジェルに比べると、髪へのダメージが大きく、痛みやすいのが特徴です。もともと髪が強い方はまだしも、髪が細い方、ダメージヘアに悩んでいる方は避けたほうが無難だと言えるでしょう。

泡を揉みこむ時に髪が絡みやすい点にも注意が必要です。使用した後のトリートメントは、より念入りに。乾かす時にもアウトバストリートメントなどを使用しましょう。

また、こちらもジェルと同じく、一度に使い切ってしまわなければならないタイプが多くなっています。全体染めには最適ですが、一部染めにはコスパ的に、そして染め方的にも向いていません。

【デメリット】

  • 残った分を取っておけない
  • 髪が傷みやすい

マニキュアタイプの特徴とメリット・デメリット

上記のクリーム・ジェル・泡はヘアカラーと言われ、髪の内部まで色を浸透させて着色する商品。対してヘアマニキュアは、髪の表面に色をコーティングする商品になります。商品数は少ないですが、大手メーカーからは多数販売され、長く支持されています。

マニキュアタイプのメリットとは

ヘアカラーに比べ、何より髪への痛みが少ないのが一番のメリットでしょう。ヘアカラーは内部に浸透させる分、ダメージも大きくなります。しかしマニキュアは表面をコーティングするだけですから、大きなダメージを与えません。

それどころか、ツヤやハリを与える効果も期待できます。もともとヘアマニキュアは表面をコーティングをし、髪を補修する効果に優れています。それに色を加えて白髪染めにしているので、痛みが少ないと言えるのです。

また、ヘアカラーのように1剤と2剤を混ぜて使用するタイプではありません。そのため、残った分は取っておけるという選択ができるのです。コスト的にも嬉しい商品ですよ。

【メリット】

  • 髪が傷みにくい
  • 残った分は取っておける

マニキュアタイプのデメリットとは

良い点が多いように思えるマニキュアタイプ。しかしこちらもやはりデメリットは存在します。マニキュアはヘアカラーより液剤の色が濃い目です。そのため肌につくと取れにくい習性を持っています。

専用のリムーバーである程度は落とせますが、事前のガードやクリームなどでの防御が必須となります。セルフだと、うなじや耳裏などは自分から見えません。ですから色が肌にも付着しやすい点は、大きなデメリットだと言えるでしょう。

また、マニキュアはシャンプーの度に色落ちします。そのためにカラーが長持ちしにくい点も注意しなくてはなりません。こまめに染める手間が必要になると言えるでしょう。ただ、繰り返し使用しても髪が傷みにくいのは安心ですね。

【デメリット】

  • 肌も染まってしまう
  • 色持ちがやや短い

トリートメントタイプの特徴とメリット・デメリット

最近話題のトリートメントタイプ。毎日の入浴時に染められるという手軽さが受けて、人気商品となっています。しかし手軽な半面、気を付けたい点もありますから、じっくり吟味してから使用することをオススメします。

トリートメントタイプのメリットとは

基本、髪表面だけに色をコーディングして染め上げるタイプになります。そのため、髪への痛みがほぼありません。美容成分も配合されていて、美髪を保つ効果も優れている商品が多くなっています。

【メリット】

  • 髪が傷まない
  • 小分けに使える

トリートメントタイプのデメリットとは

トリートメントタイプは発売されてまだ日が浅い商品です。そのため白髪の染まり具合にバラつきがあり、中には期待したほど染まらないというものも。失敗を避けたいなら、口コミでの事前チェックが必須だと言えますよ。

また、基本的に何日も重ねて使ってやっと染まるものですから、きちんと染め上げるには時間と手間が必要となります。明日すぐに染め上げたい方には、不適合な商品だと言えるでしょう。

また、髪表面を染めるものですから、色持ちも短いです。トリートメントだけで白髪を目立たなくさせたいなら、毎日の習慣化にする必要があります。

【デメリット】

  • すぐには染まらない
  • 色持ちが短い

自分にピッタリの白髪染めを見つけましょう!

以上、種類別のメリットデメリットをご紹介してきました。しかし、全てにおいてメーカーや商品によって個体差があります。大まかな点を紹介したのみですので、詳細は違うものも多々あります。白髪染めを選ぶ際の手助けになれば幸いです。

自分に合った白髪染めを見つけられれば、こまめに染めるのが苦にならず、いつまでも若々しく綺麗なヘアスタイルを維持できます。ベストな商品を見つけ、自信のある美髪を手に入れてくださいね!

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