赤ちゃんの育児中イライラしたら見て欲しい5つの対処法

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イクメンブームとは他人事、頼りにしたい夫は育児にほとんど協力してくれず、思い通りにならない赤ちゃんにイライラがたまるばかり。いけないとわかっていながらも、つい赤ちゃんにイライラをぶつけてしまうことってありますよね。そんなときは、ほんの少し見方を変えたり、ほんの少し育児のやり方を変えるだけで、穏やかに過ごせるのです。

1.泣き止まない赤ちゃん

外で他人の赤ちゃんが泣いているのを見ても冷静でいられるのに、それが自分の子となると、なんとも言い表せない焦燥感に駆られるのが母親です。「赤ちゃんは泣くのが仕事」とよく言いますが、家中に響き渡る泣き声を聞き続けるのはつらいですよね。原因がわからず泣き続けられるとイライラしますよね。

でも、どんなに泣き止まなくても「うるさい!」と怒鳴らないでください。一度怒鳴ってしまうと、止められなくなってしまいます。また、怒鳴っても余計に泣くばかりですし、あとあと、怒鳴った自分自身を責めてしまいます。

赤ちゃんは言葉の意味をわかりませんが、お母さんの顔の表情をしっかりと見ています。言葉がわからなくとも、お母さんの声の大きさや口調から感じとります。赤ちゃんが泣いているときこそ、笑顔で抱きしめてあげてください。泣き止むまで、そばにいてあげてください。

また生後6ヶ月を過ぎた頃からは、ちゃんと原因があって泣くことが多くなります。本当はまだお腹が空いていてミルクが欲しかったり、オモチャじゃなくて、お母さんにもっと遊んでほしかったり。家事ややりたいことをグッと抑えて、赤ちゃんの手や足を触ったり、頭を撫でてあげたりしてみてください。

2.大変なオムツ替え

オムツを外した途端に動き回り、つい赤ちゃんの体を無理矢理に引っ張って、泣かせながらオムツ替えをしてしまう。日々のオムツ替えに苦労されている方は少なくないのではないでしょうか。

いつも同じ場所でオムツ替えをしていませんか?家の中でも、たまには場所を替えてオムツ替えをしてみてください。普段、床に敷いた座布団やマットの上などで替えているなら、たまにはテーブルの上など高さがある場所で。いつも遊ばせている居間ではなく、パパの書斎で。

赤ちゃんも、慣れている場所だと安心して動いてしまうのです。たとえば、デパートの授乳室でオムツ替えをするときって、赤ちゃんは意外と静かにしてくれますよね。家の中でも、少し場所を変えて赤ちゃんに緊張感を持たせてみるのはいかがでしょうか。

また、「オムツ替えるよ、ごろんしてね。」などと言い、赤ちゃんが仰向けになるまで待ってみてはいかがでしょうか。「オムツ替えをするときは静かに寝転がる」を覚えさせるのです。初めからうまくはいきませんが、一日に何度も替えるものですので、根気よく言い聞かせれば、赤ちゃんでもちゃんとできるようになります。

・普段とは違う場所でオムツを替える。
・根気よく言い聞かせ、オムツ替えを覚えさせる。

3.赤ちゃんが動き回って家事ができないとき

ハイハイをするようになると、始終お母さんの後をついてきます。追いかけてくる姿は可愛いのですが、キッチンやトイレにまで来ようとするので困りますよね。赤ちゃん用の柵を利用して、入れないようにするのもひとつですが、そんな時は家事をせずに一緒に遊んであげてください。

お母さんが少しの間でも遊びに専念してくれると、赤ちゃんは満足しますので、そのあとは一人でも遊んでくれます。また、家事中もなるべく話しかけてあげてください。お母さんの声を聞くことで、赤ちゃんは安心します。

当たり前のことですが、赤ちゃんは必ず寝ます。家事を優先して、その間赤ちゃんの泣き声をイライラしながら聞き続けるより、日中にたくさん遊んであげて、早く寝かせる習慣をつけた方が、家事もだいぶ楽になります。

4.イライラが限界に達したとき

一人で外の空気を吸うのは、ほんの一瞬の気分転換には良い方法です。1分でもいいので、ベランダに出たり、玄関先に出て深呼吸をしてみてください。そのあと、赤ちゃんに触ってみてください。頬、手、足、どこに触れても柔らかくて気持ちいいですよね。抱きしめて、その気持ち良さを思う存分味わってください。幸せな気持ちで満たされます。

赤ちゃんを誰かに預けて気分転換に出かけるのも良い方法ですが、簡単に預けられない方も多いでしょう。また、旦那さんや実家に預けられたとしても、たったの数時間ですよね。丸一日、夜中までとはいきません。結局その間も、「大丈夫かしら」と心配になったり、戻ったときにやらなければならないことが増えていたりすると、さらにイライラが増してしまいます。赤ちゃんと上手に付き合う術を見つけましょう。

・ほんの一瞬、外の空気を吸う。
・赤ちゃんの体に触れて、「気持ちいい」と感じる。

5.外へ出かける

赤ちゃんと一緒に外へ出かけるのは、持ち物の準備が大変ですし、天気や気候も気にしなければなりませんが、頑張って外へ出かけてみてください。近くのスーパーへ買い物に行く前に、少し公園へ寄るだけでもいいと思います。

赤ちゃんをベビーカーに乗せ、公園でミルクをあげたり、ベンチに座って少し休憩したりしていると、いろいろな人が声をかけてくれます。「かわいいね」「今が一番大変だけど、一番かわいいときね」など、すれ違う人が笑顔で話しかけてくれます。

スーパーでも、レジ打ちの店員さんや近くのお客さんが同じように声をかけてくれませんか?知らない人たちが笑顔で温かい言葉をくれるのは、赤ちゃんを持つお母さんの特権ですよね。嬉しい気持ちになりませんか?この子がいて良かったな、と思う瞬間ではありませんか?

また、児童館に行くのも良いでしょう。児童館に行くと、赤ちゃんと遊ぶことに専念できます。また、近い月齢の子とそのお母さんがいて、近すぎず遠すぎずの程良い距離感で会話をしたり遊んだりもできます。

お母さんは偉い!!

毎日イライラしながらも育児に励むお母さん方は本当に偉いです。育児中は、自分の時間がほとんどなくなりますよね。赤ちゃんが成長していく様子は嬉しいですが、大きくなるにつれて意思や好奇心が出てきて、さらに自由が利かなくなりますよね。

でも、イライラするために毎日頑張っているわけじゃありませんよね。今は、まだ慣れていなくて大変さが勝っているだけで、必ず幸せ溢れる日々がやってきます。今日、あなたが少しでも落ち着いた気持ちで赤ちゃんと接するために役立てたら嬉しいです。

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