アレルギー検査をしてもアレルギー反応もなくアトピーの湿疹に悩む赤ちゃんとお母さんが増えてきています。皮膚科にいっても原因がわからずステロイドを処方するしか対処方法がなかったりします。
ステロイドを塗り続けることで皮膚が象のように固くなることも考えられ、ステロイドを多用することも次第に躊躇するようになり根本的な原因究明と完治を願うようになります。アトピーをステロイドを使わずに治療した例をご紹介します。
離乳食が原因でアトピーになってしまうことがあります。生後6か月を過ぎるあたりから母乳やミルクだけではなくおかゆや果物をドロドロにしてスプーンで食べさせます。育児書や保健所の指導に従って離乳食を始めたためにアトピーになってしまった場合には、ただちに離乳食をやめることで元の肌に戻ることがあります。
離乳食をやめるかわりに母乳や粉ミルクをあげますが、注意してもらいたいのはフォローアップミルクを粉ミルクの代わりにあげてはいけないということです。フォローアップミルクは離乳食に近い食品なので、せっかく離乳食をやめたのに再び発疹が出てくることも考えられます。
満1歳までは母乳やミルクだけで十分育ちます。江戸時代はいまよりずっと栄養事情は悪かったはずですが2歳までは母乳中心で育てることが常識だったとされています。アラブ首長国連邦(UAE)では2歳まで母乳をあげることが義務化されているほどです。それくらい離乳食が遅ければ遅いほどよいのです。
上にお子さんがいると普通の食事をしていますから下の赤ちゃんが食べたがることもあります。それが結果として早すぎる離乳食の開始につながってしまう原因となっている場合がほとんどです。
赤ちゃんが眠っているときに食事を済ませるなど生活リズムを見直すことをオススメします。
母乳に戻してもアトピーが改善されないこともあります。お母様の食べたもので母乳が作られるので卵や小麦を摂取しない食生活を続けても症状が治まらなかった例もあります。
なんとお水が原因だった例があります。お水といえば体内の約60%を占めていますし、毎日の入浴時のシャワーからも塩素を体内に吸収していることになります。
劣化した水道管から運び込まれるお水を浄水器でろ過しただけでは完全にキレイになったとはいえません。
[アトピー 温泉水]で検索するといろいろ出てきます。通販で購入できる商品も多数ありますので是非試してみてください。またアトピー改善を目的とした温泉旅行を計画してみると、精神的なストレスから解放されるかもしれません。
またアトピーには水素水も効果があると言われています。アトピー以外にもちょっとした皮膚疾患にも効果があるようで水素水をスプレーボトルに入れて常に持ち歩く方もいらっしゃいます。
温熱治療でアトピー体質を改善した症例もあります。温熱治療は副作用がないので赤ちゃんでも安心して治療することができます。
家庭でできる温灸セットも販売しています。鍼灸院で行っているところもありますのでまずは効果があるのかどうか試してもらうのもいいかもしれません。ビワの葉温灸を肝臓や腎臓に施して解毒させることでアトピーを改善させるようです。[ビワの葉温灸 アトピー][ビワの葉温灸 やり方]などで検索してみてください。
もぐさを棒状にしたお線香のようなものを点火させ、冷温器という器具に挿入して患部に熱を入れるという治療方法です。知り合いの助産師さんが娘のアトピーをきっかけにイトオテルミー療術師になりアトピー改善に成功したという話もあります。[イトオテルミー ○○区や○○市]などで検索すると近所で療術してくれるところを探すことができます。
とにかく身体を芯から温めてあげます。全身浴や半身浴は身体に負担がかかりやすいので足湯がオススメです。足湯であれば気軽にリビングですることができますが、お座りができない月齢だと難しいのでお母様が後ろから抱っこで支えてあげるといいと思います。
さらに足湯に浸かるのはアトピーの赤ちゃんだけでなく家族全員で行うことで日常の習慣にすることができます。絵本を読むのは足湯をするときだけするなど足湯を楽しみにする工夫も必要です。
いかがでしたか。皮膚疾患は命に関わるものではないけれど赤ちゃんが眠れないほど痒がってしまうので両親が慢性的な睡眠不足になってしまいます。特に顔に出る皮膚の症状ほど精神的に追い詰められてしまうものはありません。
そして赤ちゃんの皮膚疾患を通して親の考え方や生活スタイルが激変することもあります。親がステップアップするために赤ちゃんが与えてくれた試練だと前向きに捉えてすべて受け入れるところから始めると必ずすべてうまくいきます。
赤ちゃんがアトピーですとどうしても家にこもりがちになってしまいます。1日も早く赤ちゃんのアトピーが改善して平穏な日々を過ごすことができることを心から願ってやみません。