だから夫婦の会話はすれ違ってた!目からうろこの解消法!

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まわりには、友達同士みたいに何でも話し合って仲良さそうに見える夫婦もいるのに、うちは話せば話すほど距離が離れていく・・・。そんな経験はありませんか?実は男性と女性の違いだけでは語れない、脳の秘密がそこにあったのです!

自分とパートナーの脳のタイプを知る

男性は男性脳、女性は女性脳・・・そう思っていませんか?実は女性でも男性脳を持っている人もいれば、男性でも女性脳を持っている人もいます。その度合いは、中性に近いものから激しくその度合いが高いケースまで様々。一見非のうちどころがないようなキレイな女性であっても、実は男性よりも逸脱して男性脳の傾向を持っている人も!

性別によらず、自分とパートナーの脳の思考傾向が、こうした男性脳寄りなのか女性脳寄りなのかを知ることで、今まですれ違っていたことが見えてきます。ちなみに、男脳・女脳テストで検索してみると色々テストがでてきますので、トライしてみてくださいね。

男性脳的思考(理論重視タイプ)

男性脳傾向が強ければ強いほど、何をするにも納得できる理由が必要です。自分の脳の中で常に行動の理由を説明できることが、安心できることであると同時に自分のパーソナリティにつながることでもあるからです。

例えば、何かを買いたいと思ったら、価格、スペック、デザイン、サイズ、バランスなど、あらゆる角度からベストだと思えるものを検討します。メーカーやブランドなどに対する好きか嫌いかといった判断も、創立者の理念がこうでとか、素材がこうだからなどと、非常に明確かつマニアックな理由を持っています。

女性脳的思考(感性・感情重視タイプ)

これに対して、女性脳傾向が強いタイプは、どんなに理論的には正しいとわかっていても、感性が受け入れられないと絶対にYESとはなりません。究極のところ、好きか嫌いか、これだけで脳が判断するといっても過言ではありません。

買い物でいうなら、デザインが好みだからとか、今話題になっているからとか、友人が持っていたからとか、そんな理由で買いたくなってしまいます。多少値段が割高だったり、寸法がぴったりでなかったりしても気にしません。そもそも、買い物をするという行為自体に理論や根拠は存在しないのです。

ズレが大きい場合に生じる悲劇

友達感覚で何でも話し合えるような仲の良い夫婦は、実は二人とも中性に近い脳を持っていたりします。お互い、相手が言っていることが理解できるし、そもそも、話し合おうという気持ちが起きやすいタイプなのです。

しかしいずれか一方が極端に男性脳で、もう一方が極端に女性脳といった場合、はっきりいってもう宇宙人並みにわかりあえない部分がほとんど。たいてい女性脳側が、口で言えない分感情をためこんでしまい、ある日ささいなことをきっかけに爆発。突然口を聞かなくなったり、いきなり「もういい加減にしてよ!」などと怖い顔で感情をぶつけてしまうことも。

これに対し、男性脳側は「理由があるならきちんと話せばいい。突然そういう態度で来られてもわからない。」と、理論で話を持ってこないという態度にカチンときてしまいます。さらに自分には理由があってのことなので、全く悪いなんて思っていません。

話し合いの過程においても、一々が「それはこういう理由だったからこうだ。」「あれはこういう状況だったからこうだ。」と理路整然と説明するので、これがまた女性脳側からみると「全く気持ちをわかってくれない。上から見下してる。」などとさらに感情を悪化させ、しまいにはもう話しても無駄、別れようなどと悲劇へ発展してしまうわけですね。

悲劇を生まないための対策

物を買いたいとき

男性脳タイプが先に3~5つ程度、いいと思うものをピックアップしておきます。もちろんこれだったら相手も受け入れるだろうというラインで選ぶようにしましょう。そしてそれを女性脳タイプに見せて、この中から選んで、というようにします。その中から選んだものについては、一切文句を言わないようにすることで、女性脳タイプも、自分で選んだという満足感が得られます。

話し合いたいとき

女性脳タイプが何かに悩んでいて相談を持ちかけてくる時はたいてい、はっきりしていようが漠然としていようが自分の中に答えがあって、それに対する賛同が欲しいだけなのです。ですが、いきなり結論から話すようなことはしません。あくまでもドラマのように、プロローグから始まって、心の共感を求めながら感動の結末を迎える、その過程こそが大事だからです。

たとえば、もう夫の両親との同居に疲れた、別居したいといった思いがある場合、話の切り口としては「今日、お義母さんに料理の味が濃いって言われたの・・・。」などといったところから始まります。

そこで「なら次から薄くすればいいんじゃない?」などと言ってしまいたくなるところをぐっとこらえ、「そうだったんだね。そう言われて少しショックだったんだね?」などと、受け入れ、共感していることを示す言葉をかけてあげましょう。

女性脳タイプの本音吐き出しスイッチを押してあげるのです。すると、「そうなの。実は先日もこんなこと言われてしまって・・・。」「ほかにもこんなことがあって・・・。」などと次から次へと出てくることでしょう。

それらに共感しつつ、「そうか、それで本当はもう一緒に住むのは苦しいと感じているのかな?」と、言いづらいことを代弁してあげましょう。ああ、この人は私のことをわかってくれていると感動し、そこで始めて本題に入っていけるわけです。この話題は実は最初から、「じゃあ、なんとか別居できる方法を探してみよう。」と相手から言ってくれるのを望んでいたわけなのです。

反対に、男性脳タイプから相談するときは、自分の思考を上回る理論や、改めて冷静に考えさせてくれるような意見を求めている場合が多いものです。「もう今の仕事を続ける自信がなくなった。」こんな相談を受けたら、「あなたなら頑張れるわよ。」などといった根拠のない励ましや、「そんなこといったって、いい転職ができるかどうかわからないし、生活も厳しいし。」などとわかりきったことをぶつけてしまうことは避けましょう。

どうして自信がなくなったのかということを聞き、たとえば人間関係のことであれば「現在は新型うつや軽度発達障害などといったケースもあるし、そういうのを調べてみたらまた相手のことや対処法もわかるんじゃない?」などと具体的にアドバイスをしてあげます。

もう組織勤めをしたくない、在宅でフリーに転身したいなどと言ったら、「税務上の手続きも、営業も、一から全部自分でやらないとならないし、国民年金になるので将来受け取れる年金も減る。翌月・来年仕事がある保障もない。このご時勢、今勤めている環境を手放すとそうしたリスクはあるわけで、今置かれている状況とどっちがいいか、天秤にかけてもう一度考えてみたら?」などと具体的にメリット・デメリットを示してあげるのです。

少しでもすれ違いがなくなるように・・・

以上、脳タイプ理論で夫婦のすれ違い解消をまとめてみました。お互いこのように相手の脳タイプを知り歩み寄ることで、大切な相談相手として尊敬し合い、すれ違わずに話し合うことができるようになってきます。ぜひ夫婦で読んで参考にしてみてくださいね。

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