社会人として従事しているとたびたび自分の手には負えない問題に直面する瞬間がおとずれますよね。先輩や上司に頼めればそれでいいのですが、人には得意なことと不得意なことがあります。たとえ仕事であっても上司や頼みごとをするのが苦手という人だっています。
そんな人はこんな時、困っている問題の上でもう一つ困る問題が生じますよね。上司や先輩への仕事の頼み方です。あまえ上手なタイプであればコロッと頼んで頼んとかしてもらうのでしょうが、そうもいきません。
それゆえに自分で何とかしてみようと奮闘し、結局どうにもならず、もっと早く言ってよと、頼んだら頼んだで文句を言われるとことを経験した女性も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな、困ったときにうまく先輩へ仕事を頼めない女性のために、先輩へうまく仕事を頼める頼み方についてご紹介させていただきます。是非これらを参考に頼みごと上手になり、より効率的に仕事をこなせるようになっていって下さい。
ただお願いするのが苦手ならば、まずは自分がその問題に対してどのように努力したのか簡単に説明できるように、箇条書きでいいので書類にまとめてみるといいでしょう。それをもとに仕事をお願いするのです。
基本的に真摯にお願いされたお願いを無碍に扱う上司や先輩など存在しないはずですので、まともな会社に勤めているのであれば、ちゃんとお願いすれば聞いてもらえるし、いやな顔もされないはずです。しかしこちらがもごもごしているとまた一から確認したり、なかなか話が進まなくても相手も多少イラッとはしてくるはずです。人間ですからそれは仕方ありません。
いくら先輩であっても一瞬で物事を把握できる人はいません。すべてこちらの言うことを聞きとれる人もいません。そこでこの説明が非常に大切になってくるのです。
いきなりお願いなんですけど、というのも気が引けるという場合に使えるフレーズが、ちょっと相談なんですがと言うフレーズです。ちょっと相談なんですが、ここの部分はどのようにしたらよいですかね。と伝えることで、あわよくば対処してほしいという思いを込めます。
その際に、上記のように自分のやったことを説明できるようにしておくと、そこまでやってダメならこちらで対象するという風に引き取ってくれる先輩がほとんどでしょう。もしそれでも引き取ってくれない先輩がいた場合は、今後その方への相談・依頼は避けるのが無難でしょう。おそらくまた同じことの繰り返しですから。
男性とはちょろいものです。男性は女性の頼みごとに弱いですし、頼まれるのも好きな生き物なのです。それは仕事上の付き合いであっても変わりません。その習性を利用しない手はないでしょう。
もちろんわざとらしく甘い声をだす必要もありません。頼みごとが苦手ということは、普通の態度で頼んでも、なんとなく申しわけになさそうに見えてると思うので、ごく普通に頼めば男性社員は確実に力になってくれるでしょう。
しかしこの男性に頼むという行為はもろ刃の剣で、あまりに使い過ぎると女性社員からのひんしゅくを買う確率がかなり高くなりますから、どうしても近くの女性の先輩には頼みづらいという時だけにしておくのが無難です。
相手をたてるように自分を低く低くして頼むようにすると頼みやすくなります。自分の能力ではどうすることもできないけど、○○さんなら何とかできるかもしれないと思いまして・・・といったように、特定のその人の能力を自分がすごく高く評価しているということをさりげなく伝えられるようにすると相手もついつい頼みごとを聞き入れてしまいやすくなります。
以上、先輩へうまく仕事を頼める頼み方ご紹介でした。
報告・連絡・相談は社会人の義務ですから、そのうちの一つ、相談が苦手というのは、なるべく早く解消した方がいい問題かもしれませんね。頼みごとをすることになれてしまい、問題の解決を自力でしようとしなくなるというのも問題ですが、これらのコツを参考にしていただければ大丈夫でしょう。
自分で努力したけど、結果的にどうしようもなくて、普段から能力が優れていると感じていた先輩に相談した。これがわざとらしくなく伝えられるようになれば、一人前です。是非トライしてみてください。