社会人として、やってはならない行為の代表例とされ、かずかずの人、ひいては会社全体にまで迷惑をかけてしまう可能性があり、全ての社会人に忌み嫌われているのが無断欠勤というものです。この行為は懲戒免職の対象であり、基本的にはまずないとは思いますが、損害賠償の対象にもなりえます。懲戒免職は次に仕事を探す時にも重く足を引っ張るものになりますし、万が一損害賠償なんていうことになれば、到底払える気もしないような金額を請求される可能性も生じてきます。
それは困るので、誰でも仕事を無断で休むことは避けているものですが、一度その道に手を染めてしまうとそれが身体にしみこんでしまい、仕事を見つけるたびに、ちょっと嫌なことがあると無断欠勤をするようになってしまいます。無断欠勤とはそのようなものなので、たとえ一回でも無断欠勤をすることは避けていただきたかったのですが、もう起ってしまったのならば仕方ありません。
いつまでも無断欠勤したことを悔やみ、どうしようどうしようと悩んでいないで、早く会社に電話して言い訳をしましょう。退職覚悟でいくならメールでもいいかもしれませんが、これから無断欠勤を癖にしてしまうようなことを避けるためにも、しっかりと電話することをおすすめします。これから紹介する言い訳をぜひ使ってみてください。
まず朝一で電話をできなかった理由と、おそらくかかってきたであろう電話に出れなかった理由を聞かれると思うので、先にその理由を伝えることが、良い言い訳の条件になります。その際にもっとも使えるのが体調が悪過ぎて電話もできなかったし、電話にもでれずに寝込んでいた。と伝えることです。
寝坊していたり、ただ行きたく無かったのであれば、相手も信じてくれるかもしれません。できる限り信じさせるためにも、電話するまでの間水風呂に入りながら喉をつぶすなど、本当に体調が悪く聞こえるような声を出すためにあらゆる努力をしましょう。
時間がたてばたつほど電話はしにくくなります。もし、何で無断欠勤してしまったんだろう。これからどうしようと悩んでいるのであれば、直ぐに電話して勇気を出して理由を伝えてみて下さい。
ものすごく怒られるでしょうし、しばらくはさげすみの目で見られるかもしれませんが、仲の良い人達にはネタが出来ますし、時間がたてば笑い話にできるのがこの言い訳です。寝坊したので電話することもできませんし、電話に出ることもできなかったのです。
この方法が使えるのはせいぜい11時くらいまでですので、この状況をどうにかしようと悩んでいる今の時間が、12時よりまえであったら、この方法も視野にいれてみて下さい。
もちろんキャラクター的に許されるという人であっても、寝坊するということは決してよくないことですので、そのこともちゃんと頭に入れて、紳士に謝るようにして下さい。
もちろん無断欠勤に関しては、避難されることは間違いありませんが、仕事がいやすぎて夜も眠れなかったり、精神的にかなり来ていて、今日は家から出ることが出来なかったということを伝えると、相談にのってくれるようになるかもしれません。
別に仕事に不満はなく、ただなんとなくだるいから休んだだけであれば、この言い訳は使えませんが、もしそうでなく、本当に精神的にきていたり、仕事を辞めたいと考えての無断欠勤だったのだとしたら、この方法はかなりおすすめできる方法です。
この方法のいいところは何より、相手の気持ちがいかりから心配に変わってくれるというところです。精神的にまいっているので、心配してくれ、クリニックへの通院や、もう何日か有給を使って休んだらいいと、気遣ってくれるかもしれません。
さらにもし電話越しで激しく非難されたとしても、一度相談しているので、相手のいかりが収まらず、それなら辞めろと言われたとしても、退職届を出せば懲戒解雇にはなりませんし、すんなりやめられます。
二つの観点からみてもちょうどいい言い訳でもあります。あくまで精神的に苦しくて休んだ人や、もうこの仕事をやめようと思っている人には具合がいい方法でしょう。
以上、仕事を無断欠勤してしまった時に使える言い訳のご紹介でした。これらの方法を参考にして、無断欠勤を連絡欠勤にかえてみてください。たしかに扱いは無断欠勤のままになるかもしれませんが、連絡なしで休むと、いつまでも延々と電話もかかってきますし、それがいつ終わるかもわかりません。しまいには家まで来ることでしょう。
あとから連絡することは、先に欠勤の連絡をするよりもさらに勇気のいることではありますが、たった一度勇気を出すだけで、重大な事態にすることなくものごとを収束させることができるので、是非悩んでいないで電話してみてください。普段の勤務態度がしっかりしていれば、最初は怒るというよりも心配をしてくれるまともな人の方が圧倒的に多いはずですから。