男性が女性に求めるものは、「恋愛対象」と「結婚対象」とで全く変ってくること、ご存知でしょうか?男性は女性よりも恋愛と結婚を別物として考える傾向があります。恋愛はその時楽しめればそれでいいけど、結婚は一生を共に過ごすパートナー選びなので良くも悪くも“重いもの”なんですね。
そのため、いつまでも「恋愛対象として魅力的」な女性を目指していては、彼氏には不自由しなくても、結婚のチャンスを逃してしまうかもしれません。彼に「結婚したい!」と思ってもらうにはどうすればいいのか。この記事では主に3つのポイントをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
その時その時、一緒に楽しい時間を過ごせればいいや、という女性では、いつまでも彼女止まり。結婚相手としては認識してくれません。 “一緒にいると落ち着ける女性”、“男性を高めていける女性”、“深く付き合えば付き合うほど魅力的に感じる女性”、を目指しましょう。彼に「手放すのが惜しい」と思ってもらえるようになることが大事です。
就職や転職、入院やリハビリなど、彼の人生にとって一大事と言えるライフイベントに関わることができると、彼に深い印象を与えることができます。ただの遊び相手ではなく、人生を支えてくれる相手、という風に認識が変わるわけですね。
もちろん、ただ口を出すだけでは駄目。彼のことを真摯に考え、よくない結果が出た時は自分が支える覚悟を見せましょう。その上で背中を後押ししてあげる必要があります。女性にとってもかなり勇気のいる行動になりますが、結婚したらそんなのは日常茶飯事です。厳しいようですが、これが難しいのなら、そもそも結婚生活自体が難しいと思っておきましょう。
刺激的な女性や、趣味の合う女性は、一緒にいて楽しいですが、イコール結婚とはなりにくいものです。一生一緒にいたいと思ってもらうには「楽しさ」よりも「くつろぎ」が大事。彼が疲れている時は家でまったりデートにする、頑張ったあとはマッサージや手料理でいたわる、など「彼女といるとくつろげる」と思ってもらえるよう努力しましょう。
恋愛の基本でもありますが、自分の武器は小出しにしましょう。決して一度に出し尽くしてしまわないように。武器とは、手料理や初めての涙、意外なギャップ(かわいいものに限る)などですね。「まだまだ俺の知らない彼女がいる」と思わせるのは、自分に夢中にさせる恋愛テクニックですが、これを結婚につなげることも可能なのです。
大事なのは「結婚生活」を意識させること。「結婚したら、彼女の全てが手に入るかも」と思わせることが大事です。そのため、できれば同棲などはしない方が賢明です。また、すっぴんや寝起きなど、結婚イメージに結びつく類のものは、頻繁には見せないように。お泊りの時もよそ行きパジャマなどを用意して「うちではもっとラフな格好だけどね」と、ほのめかす程度に留めましょう。
女性の最大の武器とも言える、身体の関係。これはなるべく先延ばしにしましょう。先ほど記載した「武器は小出しに」という目的もありますが、もっと重要な効果があります。とかく人間は「手に入れるのが大変だったものほど手放しがたい」と思う傾向があるからです。
例え同じ商品でも、コンビニで買ったものと、一晩並んで手に入れた限定品では、思い入れが全く異なりますよね。女性をモノに例えるのはあまりよくありませんが…、実際この傾向は強いのです。ぜひ頭の隅にでも置いておいてくださいね。
好きな男性には献身的に尽くし、お世話をする、という女性は多いですが、これは結婚を目的とするならばおすすめしません。男性にとっても献身的な女性は魅力的でしょうが、度が過ぎると「ただの便利な女性」になってしまう恐れがあります。
こうなってしまうと、男性からは「なんとかして彼女を手に入れたい」という必死さが皆無になってしまうため、結婚のハードルはグンと上がります。結婚していない状態で、すでに満足してしまうからですね。尽くし過ぎは彼自身も堕落させてしまう可能性があります。お互いのためになりませんからほどほどにしましょう。
恋愛と結婚で大きく異なるのは「生活」を共にするか否かです。一緒に生活することに不安を覚える相手とは結婚したくない、というのは男女共通。彼に安心してもらうよう、日頃から以下のことに気を付けましょう。
金遣いの荒い女性や経済観念のない女性は、男性にとって最も結婚したくないタイプのひとつです。収入に見合わない高価なブランド品を身につけたり、デートでの遊興費がかさんだりすると、「金遣いが荒い」というレッテルを貼られかねません。気を付けましょう。
また、「日頃から家計簿をつける」、「計画的に貯金をしている」など、きっちりお金の管理をしている面を、さりげなく見せることができると高ポイント。女の子はちょっと抜けていたり、天然だったりしても可愛いのですが、お金についてだけは、しっかりしているところをアピールしておきましょう。
家事を完璧にこなす必要はありませんが、だらしない生活をするのは辞めましょう。バランスのとれた食事を3食とる、部屋を清潔にする、など基本的なことができていればOKです。簡単でもいいので手料理ができるようにしておくといいですね。
最近はテレビで汚部屋の特集が組まれたりしていますが、特に片づけができない女性は嫌われます。これは結婚してからも弊害が出てくる可能性が高いので、独身のうちになんとか克服しましょう。片づけ専門のアドバイザーさんなどもいますので、本当に苦手な方はそういったサービスも活用してくださいね。
不況の昨今、男性の収入も多くはありません。専業主婦希望を公言していると男性はますます結婚から逃げ腰になってしまいます。男性に養ってもらわなくても生きていけるよう、仕事を持ち、経済的に自立しましょう。「共働き」というと、男性側の結婚へのハードルがかなり下がりますよ。
完全な自立が難しい場合も、パートやアルバイトなどで、できる限り家計を支えることを伝えましょう。一緒に家計を守っていきたい、という姿勢を見せることができれば、彼の信頼を得られるはずです。
男性が結婚を躊躇する最大の理由の一つに「自由がなくなるから」というのがあります。これは男女お互い様なのですが、お互いがお互いを束縛し合ってしまうと、窮屈な生活になってしまいますので要注意。
束縛するのが好きな女性にはさびしいでしょうが、相手のプライベートは最大限尊重しましょう。完全に一人になれる時間や空間を作ったり、週に一回は夜遊び解禁にしたり、自分の許せるギリギリラインまで譲歩することが大切です。もちろん、彼に自由を許す分、自分の自由も主張していいと思いますよ。
結婚して夫婦となると、夫の仕事先や親戚などと顔を合わせる機会がグンと増えます。彼としては、そこで周囲に紹介したくないような女性とは、そもそも結婚したくはないでしょう。しかし逆に、自慢したくなるような“できた女”になれれば、結婚への道も開けるということです。
結婚対象としては、身なりはきちんとした清潔な人の方が好印象です。露出の多い服や派手目のファッションはマイナスポイント。これは恋愛対象との大きな違いですね。いつ彼の知り合いにあっても大丈夫なように、日頃からファッションにも気を付けておきましょう。
目上の人とのお付き合いや冠婚葬祭のマナーなど、大人として当然身につけておくべき礼儀やマナーはたくさんあります。これらを知らない「世間知らずちゃん」は、残念ながら結婚対象としてはかなりマイナス。会社や地域の活動に積極的に取り組み、社会経験を積むようにしましょう。
料理が上手だったり、話し上手・聞き上手だったり…、人を楽しませる能力に長けた女性は魅力的です。彼もそういった女性は周囲に自慢したくなるはず。特に人付き合いの多い仕事や、フリーランスの場合は、妻のおもてなしはかなり重要!ぜひ磨いておきたいスキルです。
いかがでしたでしょうか。男性が結婚対象に求めるものが、なんとなく見えてきたでしょうか。恋愛対象に求めるものとは全く毛色が違いますよね。「彼女止まり」から脱却して、「結婚対象」になるため、そして素晴らしい結婚を勝ち取るため、この記事が少しでもお役にたてば幸いです。