他の新人とは違う!?できる新人と思われる女性の仕事とは何か

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長く厳しい就職活動を乗り切り、無事就職を決めた方々がいらっしゃると思います。しかし、決まったからといって気を抜いてはいけません。会社勤めを始めると、学生の頃以上に多忙な毎日が皆様を待ち受けています。その1つ1つの行動で先輩や上司からこいつは使えないというレッテルを貼られてしまう恐れもあります。

では他の新人とは違いますよ!と先輩や上司に感じさせるにはどうしたら良いのでしょうか。

報告・連絡・相談ができる事

研修や先輩から耳にたこができるほど言われたよと思う方々がいらっしゃると思います。しかし、裏を返せば非常に重要な項目だからこそ耳にたこができるほど皆様に言うのです。男女問わず仕事で勘違いしがちな事は、仕事が個人プレーだと思っていることです。

手馴れている先輩社員やベテラン社員であれば1人でも仕事はできるでしょう。しかし新人の場合、右も左も分からない状況で仕事をしていますのでほぼ100%1人では仕事を完了する事はできません。そのため新人ほどチームプレーが重要となってくるのです。

ではどのようなタイミングで報告・連絡・相談を行えば良いのでしょうか。

まず報告からです。

報告を行う時のポイントは、新規案件を獲得した時、お客様から急を要する案件をいただいた時、どんなに調べても分からない時に行うということです。

新規案件を獲得すると、受注をしていなくても嬉しさのあまり周囲が見えなくなってお客様のニーズに応える商品やサービスを提供できない場合があります。一番いけないのが手柄をあせって後々お客様から、想像していたものと違うというようなクレームが発生する事です。

案件を獲得した事について報告を行うメリットは、お客様のご期待に応える、またはお客様のご期待以上の商品やサービスを提供できるということです。

先輩や上司は幾多の戦場を戦い抜いてきた言わば精兵の方々です。このお客様はこういう商品を求めている、またはサービスを求めているから提案してみたらと長年培ってきたキャリアでお客様が求めているものについてアドバイスをしてくれます。

もしくは、お客様先へ先輩と同行した際にお客様はAの商品を希望しているが、先輩からの助言でAとBの商品を組み合わせるとこんなにも仕事を効率化できますよと新たな提案ができます。すると本来1つの商品だけだったものが2つ販売できるチャンスが訪れます。

次にお客様から急を要する案件をいただいた時やどんなに調べても分からない場合についてです。

お客様先へ定期的に訪問したり、お客様からご連絡があった際にこういう所が分からないから教えて欲しい、または機械が壊れたからすぐに商品が欲しいと急に案件が入ってくる事があります。

その時に自分だけでも大丈夫だろうと思い、報告もせず行ってしまうと聞いていた事と違うとお客様からクレームが入り、お宅の営業さんは信用できないと言われてしまう場合があります。そのため例え自分でもできる案件だなと思っても勝手に解釈せずに、先輩や上司に報告をして指示を仰ぐようにしましょう。

では連絡はどのように行えばよいのでしょう?

連絡の場合は主に途中経過を先輩や上司に連絡すると良いでしょう。

例えば皆様が先輩社員としてAという新人を指導しているとします。AにはB社から案件が来ており黙々と仕事をしています。B社からの案件が期日に近づいてきた時になって、新人Aからやっぱりできませんでしたと言われてしまいました。皆様でしたらそんな新人を見てどう思いますか?殆どの方は血の気が引いてしまうか激怒すると思います。

ですが、残念ながら職場を見ていると上記の行動をする新人をよく見かけます。連絡する事が恥ずかしいのか、それとも話し掛けづらいのかは分かりませんが連絡する事は決して恥ずかしい事ではありません。

連絡をする事によって、先輩や上司は仕事の内容や時間を考慮して次はこうした方が良いと言う道筋を示してくれたり中にはマンツーマンで仕事を手伝ってくれる場合があります。連絡は先輩や上司にとって新人が現在どのような状況に置かれているのかを確認する事にも繋がりますので、しつこいくらいでも問題ないので連絡を心がけるようにしましょう。

最後に相談です。

相談のポイントは、不明点を確認したり以前担当していた方からお客様を落とす方法を聞きだす事にあります。

相談は連絡と共に行われるケースが多く、連絡をしつつこの仕事をどのように進めていけば良いのか、また私はこのようにお客様に提案したいと思っていますがいかがでしょうかと提案方法を確認するのも良いでしょう。

しかし、相談で最も重要なのは以前そのお客様を担当していた方からお客様を落とす方法を聞きだすことです。理由としてお客様からこの人は私の事を熟知しているなと思わせたりこの人とお付き合いをしたいと思わせる事ができるためです。

例えば、このお客様はこのお菓子が好きだから持っていくと喜ばれるよと聞いたり、話を聞かないお客様だから短い商談が良いよとアドバイスをもらえます。

そのようにお客様の情報を仕入れることで、経験が浅い新人であっても他の営業に負けない商談を展開していくことができます。

誰よりも早く出社して清掃・仕事の準備を行う

私の会社は始業時間が8時30分からだから15分前に来れば大丈夫と考えている新人の方々はいらっしゃらないと思います。ですが、そんな事を行いますと先輩や上司から嫌な目で見られたり遠回しに嫌味を言われてしまいますよ。

と言うのも、なぜ仕事ができない新人が先輩や上司よりも後に来るのか?また、言葉では言いませんが新人なら新人らしい行動をするのが常識だろうと思われてしまい、最初の数ヶ月で呆れて物が言えない状況になります。そうなると新人にアドバイスしたいなと思っても、この人には教えたくないなと思われたり相手にしなくても良いかと思われてしまいます。

新人の皆様が誰からも相手をされないと、任せてもらえる仕事がなくなり結果としてお払い箱になる危険性があります。これは脅しではなく事実です。

お払い箱にならないためにも、まずは誰よりも早く出社しましょう。鍵当番の方が来ないから中に入れないと言うのは言い訳ですので止めましょう。入れないのなら、入口付近で今日の仕事のスケジュールを確認したり車で通勤されているのであれば車内でパソコンを開いて資料作成や本社から来ている報告用紙を提出する事はできます。

早く出社して仕事の準備が整い、先輩が確認するよりも早く今日はこのように仕事をしますと言えば先輩も他の新人とは違うなと一目を置きます。

また、早く出社したら清掃も行いましょう。と言っても1から10まで清掃をするのではなく軽く行いましょう。例えば廊下や仕事を行う部屋に目立つゴミがあったら拾って処分したり、目立つ場所に埃が溜まっているのであれば掃除を行うのも良いでしょう。

そのような細かい気配りをする事で、先輩や上司から几帳面な新人、もしくは気が利く新人だなと思われて可愛がられます。

自分の行動を見直しましょう

以上が他の新人と違うと思われる仕事、並びに行動となります。ここまで読むと当然のことじゃないかと感じる方も多いと思います。しかし残念ながら、この当然の行動が出来ていない新人が非常に多く先輩や上司を悩ませてしまいます。

指示を的確にしない先輩や上司が悪いと責任転嫁をする方もいらっしゃいますが、一度は自分の行動を見直してみてはいかがでしょうか。もしかしたら貴方の行動が周囲に迷惑をかけている可能性があります。

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