女性なら、誰でももっとキレイになりたい!と考えるでしょう。どんな人でも、コンプレックスはあるし、よりキレイになれたらという願望があると思います。そんな時に活用する人が出てくるのが美容整形でしょう。
美容整形を行えば、誰でもすごくキレイになれる!!と今ではリスクの前に美容整形への憧れや期待の方が先立ってしまいがちです。しかし、女性ならば誰よりもモテたい!好きな人に振り向いて欲しいと思います。
美容整形を行う前にはリスクの確認をしなければなりません。現在の美容整形にはどんな失敗や崩れが起きるのか行う前に確認しましょう。それでも決意が揺るがなかったら、あなたにとって美容整形は必要なことなのです。
美容整形をする中でよく「崩れ」という言葉を耳にしませんか?美容整形が年月を経て徐々に変化してきてしまうことを表しています。崩れる原因としては、その部分への不可のかかりすぎ、すなわち無理のしすぎが原因なのです。頻繁に同じ箇所を整形することも崩れの原因となります。
鼻を高くするためにプロテーゼを入れることが一番崩れやすいと言われています。プロテーゼの圧力に鼻が耐えられなくなった場合、皮膚からプロテーゼが出てくることもあります。整形の崩れは治療しなければなりません。整形は一回行うと一生メンテナンスが必要なのです。
現在はあまり使われていませんが、レディエッセは危険です。レディエッセとは、ハイドロキシアパタイト(カルシウム)を主成分とするゲル状の充填剤です。鼻を高くしたり、しわを取るために注入されていました。鼻先には毛細血管が多く存在するため、レディエッセの使用により、鼻が腐ることや、失明する患者が出ています。
名前は知っているけど、実際何をどういう効果で使って顔を変えているのかあなたは知っていますか?私は全く知りませんでした。使用している成分を聞いて少しゾッとしたのを覚えています。
シリコンはずっと豊胸の主流になってきている素材ですが、体内では生成されない成分のために拒否反応がでてしまうケースもあるようです。自分の体に合う、合わないはやってみないとわからないのでむずかしいところですね。
ボトックスとはボツリヌス菌のことで、菌を注射して衰えさせてしまいます。その部分の筋肉を動かないようにしてしわを取り除いています。
線維芽細胞増殖因子という人体で作られるたんぱく質です。体には良いですが、効果は2週間以上経ってからジワジワと現れてきます。しかし、効果に個人差が大きく、腫れ上がってしまう可能性もあります。
合成樹脂で固形、ジェル、液体、固形のバッグに封入したものなどがあります。しかし、破裂した時に体に吸収されず手術で取り出さなくてはいけないものもあります。現在使われているシリコンは今までで最も安全とされていますが、100%の保証はないのです。
人間の軟骨に近いシリコン製の材料です。様々な医療の現場で使用されています。鼻を高くすることに整形では主に使用し、半永久的に美しい鼻の形になると言われています。体重の増減や加齢で徐々に鼻だけ顔のパーツから浮いてくるとの話もあるようです。
このように、体に良くても使うと危ないものや、体にあまり良くなさそうでも使われているものがたくさんありました。しかし、近年では整形の失敗による被害が減ってきているのも事実です。
もし、もしも美容整形に失敗してしまったらどうしたらいいんだろう…とやる前に考えるでしょう。あなたは失敗かも…と思っていても、言い出せずに数年が経ち、どんどん崩れてきてしまった!なんてことにならないための対応策としてお話します。
整形の失敗は実証するのが難しいです。大学病院以外はほぼ5年でカルテを破棄してしまいします。目の埋没手術をした患者さんがいましたが、説明時に「溶ける糸です。」と説明されていました。
しかし、糸は溶ける気配もなく、8年ほど整形が保たれていたそうです。ある時から、目に異変を感じて眼科に行くと…美容整形で行った埋没手術の糸が原因で失明しかけていました。
弁護士の所に行きましたが、月日も経っており病院側にカルテもありませんでした。当時の担当医師も「そんなこと言っていない」の一点張りです。危うく失明しかけたのに、慰謝料は諦めてくださいと言われてしまいました。
このように目の埋没手術は溶けない糸を使うと眼球を傷つけてしまい、失明の可能性もあります。気をつけてください。他にも、切開には気に入らなくても元に戻すことはほぼ不可能というリスクもあります。
美容整形を行う病院を選ぶ際は、しっかりと口コミを見て病院を探してください。もしもの時の為には、大学病院をおすすめします。カルテが残っている可能性も高いですしね。それだけ、年月が経ってから美容整形が及ぼす被害もあることを皆様に知っていただけたらと幸いです。
キレイになりたいと思うことは悪いことではありません。美容整形にはメリット・デメリットが存在するということを認識していただき、使っていただく分には何の問題もないのです。皆様がキレイになられることを心から祈っています。